野伏ヶ岳

出典: Wikipedia

野伏ヶ岳(のぶせがたけ)は、岐阜県郡上市白鳥町と福井県大野市の境にある、標高1,674 mの山。両白山地の山で、日本三百名山[3]及びぎふ百山に選定されている。 【登山ルート】 一般登山道がないため、残雪期の3月下旬から4月中旬が適期で、無雪期の登頂は困難とされている。山頂からは、北に別山とその左奥に白山、東には大日ヶ岳と稜線越しに北アルプスと御嶽山、南に能郷白山や荒島岳、西には経ヶ岳と赤兎山などを望むことができる。

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掲載されている山

野伏ヶ岳、薙刀山、よも太郎山、願教寺山、銚子ヶ峰

  • 野伏ヶ岳

    標高 1674 m

    野伏ヶ岳(のぶせがたけ)は、岐阜県郡上市白鳥町と福井県大野市の境にある、標高1,674 mの山。両白山地の山で、日本三百名山及びぎふ百山に選定されている。 野伏ヶ岳の東側には、石徹白川があり、その支流の推高谷と小白山谷の源流の山である。一般的な登山道がなく、豪雪地帯であり、春先の残雪期に登られる山である。岐阜県郡上市上在所にある白山中居神社から、石徹白川の大進橋を西に渡ると、野伏ヶ岳方面への林道がある。この林道終点の標高1,050 m付近までは、杉の植林地となっている。林道終点の先は和田ノ小池や池塘がある以前は和田山牧場だった平坦な場所がある。春先にこの雪面の上にテントを張って、周辺の山へ登るスキーヤーやハイカーがいる。その上部の山腹には、ブナ林が多い。山頂付近は、クマザサに覆われている。山頂には、三等三角点が設置されている。かつては野伏ヶ岳と小白山(おじろやま、標高1,609 m)との鞍部の橋立峠が、岐阜県郡上市白鳥町と福井県大野市打波との往路に利用されていた。

  • 毘沙門岳

    標高 1385 m

    毘沙門岳(びしゃもんだけ)は、福井県大野市と岐阜県郡上市にまたがる両白山地の標高1,385.3 mの山。 白山信仰にちなむ山の一つで、山名もこれに由来する。東山麓にある長滝白山神社は、白山の三馬場の一つで、美濃禅定道(白山への登拝道)の起点の馬場として栄えた。長滝白山神社を起点として、山頂を経由する行者道、南側の鞍部を横切る下谷越え、北側の鞍部を越える桧峠越えの禅定道があった。行者道の「多和ノ宿」が下谷越えの西に設けられて、毘沙門天を本尊としていた。 約30万年前の更新世中期に形成された白山火山帯の最南端にある毘沙門岳火山の火山体の中心となる山。毘沙門岳火山は単斜輝石—斜方輝石安山岩、デイサイトと比較的少量の角閃石安山岩からなる山域の北東山麓の郡上市白鳥町前谷にある「前谷床並社跡のトチノキ」は、1991年(平成3年}11月22日に岐阜県の天然記念物の指定を受けている。北東山麓の郡上市白鳥町前谷には正ヶ洞棚田がある。北斜面にはスノーウェーブパーク白鳥高原があり、無雪期にはスカイランド白鳥高原リゾートのゴルフ場となり、施設内には白鳥高原ホテルがある。北斜面などはスギ、ヒノキの植林地で、山頂付近の尾根にはブナが残されていて、南の西山への尾根にはササ原が広がる。山頂には二等三角点(点名「毘沙門岳」、標高1,385.34 m)が設置されている。ぎふ百山の一つに選定されている。

  • 薙刀山

    標高 1647 m

  • 願教寺山

    標高 1690 m

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