投稿日 2022.09.14 更新日 2022.09.20

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絶景の紅葉をスニーカーで!【北海道/2022】山歩き初心者におすすめのコース・見頃

日本で一番早く紅葉が色づき始める北海道。赤く染め上げられた山肌の景色は、自然豊かな北の大地で味わえる楽しみの一つです。本格的な山登りの装備がなくても大丈夫。スニーカーで雄大な紅葉に出会える場所は多くあります。登山地図アプリ「YAMAP」のユーザーが投稿した活動データなどをもとに、山歩きの未経験者や初心者でも手軽に楽しめる、おすすめコースと見頃を紹介します。

絶景紅葉スニーカーハイク2022| 地域別のおすすめコースと見頃を紹介 #01シリーズ一覧はこちら

目次

スニーカーで行ける山とは?

「山を歩く」というと色々な装備が必要では? と思うかもしれませんが、今回ご紹介するコースは登山靴や大きなザックは不要。歩きやすいスニーカーで楽しめる、絶景ハイキングコースを厳選しました。

選定基準は以下の通りです。
・歩行時間:30分〜3時間程度
・歩行距離:0.5km〜5km程度
・上り標高差:300m以下
・最高到達地点標高:2500m以下

※一部、上記基準を超えるコースもあります。
※天候の急な悪化に備え、雨具や防寒具、飲み物なども忘れずに。明るい安全な時間帯に歩くようにしましょう。
※コース選定に際しては「天気の良い日」にスニーカーで歩けることを基準としています。雨の日、積雪期は向いていないコースもありますので無理をしないようにしましょう。
さらに、多くの人が歩いている人気コースであるという点も加味しました。登山地図GPSアプリ「YAMAP」のユーザーの活動データ(集計期間:2021年9月〜2021年12月)をもとに、訪問者数の多かった人気の山・コースを中心に選定しています。

スニーカーは履き慣れたものであれば基本的にはOK。ただし舗装されていない土や岩の上やぬかるみでは、ツルツルの靴底だと滑りやすくて苦戦することも。グリップが効く溝がしっかり刻まれた靴底かどうか、お出かけ前に確認してみましょう。

これだけ済ませれば、あとは気軽にハイキング感覚で出かけるだけ。早速おすすめの紅葉ハイキングコースを見ていきましょう!

紅葉おすすめコース①大雪山・大雪高原温泉沼めぐり【見頃|9月中旬〜9月下旬】

水鏡に映る、神秘的な紅葉

大小10あまりの湖沼群が広がる大雪山系・高根ヶ原の東麓。秘湯・大雪高原山荘前から一周約8kmの周回コースが整備され、比較的入山者の多い緑の沼までの往復4kmだけでも、水鏡に映る鮮やかな紅葉を楽しめます。

湖面の水草と紅葉のコントラストが美しい土俵沼、草紅葉が金色に輝くバショウ沼、カラフルな山肌が水面に映り込む滝見沼など、見どころはいっぱい。

紅葉時期はマイカー規制があるので、大雪レイクサイトの臨時駐車場からシャトルバスに乗り換え、大雪高原山荘へ。周辺は北海道のほかの山域と同様、ヒグマが生息しています。登山口の高原温泉ヒグマ情報センターで注意点や出没情報などのレクチャーを受けて入山しましょう。
※大雪山国立公園管理事務所によると、初心者でも歩けるコースレベルではありますが、秋でもぬかるみになることがあり、長靴ないしは、防水の靴が推奨されています。お気を付けください。

「大雪高原山荘発着|水鏡を楽しむ沼めぐり往復コース」の紅葉時期、歩行時間

市町村:上川管内上川町
例年の見頃:9月中旬〜9月下旬
歩行時間:1時間55分
歩行距離:4.1km
上り:244m
消費カロリー:400kcal
アクセス:層雲峡温泉から大雪レイクサイトまで車で約20分、大雪レイクサイトから高原温泉までシャトルバス(有料)で約25分

より詳しいYAMAPのコース情報はこちら

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※紅葉シーズンが始まるとコース周辺の投稿された写真が表示されます。

紅葉おすすめコース②大雪山・銀泉台【見頃|9月中旬〜9月下旬】

錦の絨毯の中に続く、カラフルなさんぽ道

大雪山系の一座・赤岳(2,078m)の登山口である銀泉台。登山口からわずか十数分のひと登りで樹林帯を抜けると、赤・黄色の紅葉と針葉樹の緑に覆い尽くされたカラフルな赤岳の東斜面が広がります。谷を挟んでそびえるのは、日本三百名山・ニセイカウシュッペ山(1,883m)。

さらに魅力的なのは、この斜面を縫うように登山道が続いていること。第一花園の付近までならスニーカーでも、紅葉の大海原に分け入れます。紅葉時期はマイカー規制となるので、大雪レイクサイトの臨時駐車場でシャトルバスに乗り換え、銀泉台へ向かいます。

紅葉期の交通規制の詳細:上川町観光 移住ポータル「KAMIKAWA LIFE」

「銀泉台発着|赤岳登山口・第一花園 往復コース」の紅葉時期、歩行時間

市町村:上川管内上川町層雲峡
例年の見頃:9月中旬〜9月下旬
歩行時間:1時間19分
歩行距離:2.5km
上り:183m
消費カロリー:280kcal
アクセス:層雲峡温泉から大雪レイクサイトまで車で約20分、大雪レイクサイトから銀泉台までシャトルバス(有料)で約35分

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紅葉おすすめコース③ニセコ・神仙沼【見頃|9月下旬〜10月上旬】

のどかな木道歩きで神秘の水鏡へ

ニセコ山系の一座・チセヌプリ(1,134m)の北側にある溶岩台地が神仙沼湿原。長沼や大沼、シャクナゲ沼など、多くの湖沼が点在するニセコ山系で、湖畔に木々が映り込む水面や周囲の草紅葉の景色は随一とされています。

今回のコースの中では、最も高低差が小さく、幅広い年齢の方が挑戦できます。入口となる神仙沼自然休養林休憩所(レストハウス)から、神仙沼周辺の湿原を周遊する遊歩道に木道が整備されているのも、スニーカーハイクには嬉しいポイント。

「神仙沼レストハウス発着|神秘の水鏡へ 神仙沼 往復コース」の紅葉時期、歩行時間

市町村:後志管内共和町
例年の見頃:9月下旬〜10月上旬
歩行時間:55分
歩行距離:2.1km
上り:45m
消費カロリー:152kcal
アクセス:共和町中心部から車で約20分

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紅葉おすすめコース④函館・恵山(えさん)【見頃|10月中旬〜11月上旬】

荒々しい活火山と紅葉、津軽海峡の大パノラマ

全国有数の観光地・函館の中心街から車で約1時間。津軽海峡に突き出すようにそびえる活火山が恵山(617m)です。今も噴煙を上げ、噴気や地熱によって白茶けた山肌が露出する景観は、地球の息吹を感じられます。

恵山に自生するのが、エゾイソツツジやエゾヤマツツジ、サラサドウダンなどのツツジ類。例年5月中旬から6月上旬には赤やピンクの花が咲き誇り、秋にはその葉が真紅に色づきます。

火口原(高原)駐車場から15分ほどは、ススキの穂が光る平坦な草原歩き。溶岩ドームの山頂へ向かうと荒涼とした火山特有の風景の背後に、津軽海峡や太平洋のパノラマが広がります。西側にそびえる海向山(569m)の紅葉も見事。今回紹介するコースの中では、最も長いコースで、時間をかけて紅葉を楽しみたい方におすすめです。

「火口原駐車場発着|津軽海峡のパノラマを味わう恵山 往復コース」の紅葉時期、歩行時間

都道府県:函館市恵山町
例年の見頃:10月中旬〜11月上旬
歩行時間:2時間19分
歩行距離:5km
上り:311m
消費カロリー:494kcal
アクセス:北海道新幹線・新函館北斗駅から火口原駐車場まで車で約90分、JR函館駅からは車で約60分

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紅葉おすすめコース⑤胆振・有珠山(うすざん)【見頃|10月上旬〜10月下旬】

ジオパーク認定の絶景をロープウェイで手軽に

洞爺湖の南にある有珠山(733m)は、今なお活動を続ける活火山。直近では2000年に噴火しています。1944年〜1945年の火山活動で隆起した側の火山である昭和新山も有名。最高地点の大有珠は登山禁止ですが、東側に架設された有珠山ロープウェイで標高540mの山頂駅までアプローチできます。

山頂駅から有珠山南側の中腹をトラバース(横断)しながら、外輪山展望台まで絶景のスニーカーハイクを楽しめます。山頂駅から火口原展望台までは長い木製階段を下り、あとは比較的なだらかな遊歩道。大迫力の大有珠と紅葉はもちろん、噴火湾や洞爺湖のほか、後方羊蹄山までも遠望できます。

「有珠山ロープウェイ山頂駅発着|外輪山展望台 往復コース」の紅葉時期、歩行時間

市町村:胆振管内壮瞥町・洞爺湖町、伊達市
例年の見頃:10月上旬〜10月下旬
歩行時間:2時間45分
歩行距離:4.5km
上り:271m
消費カロリー:505kcal
アクセス:道央自動車道・虻田洞爺湖ICから有珠山ロープウェイまで車で約15分

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紅葉おすすめコース⑥札幌・三角山【見頃|10月中旬〜10月下旬】

市街を一望する札幌市民のホームマウンテン

均整の取れた三角形の山容で、市内中心部からも目を惹く三角山(311m)。山頂からは札幌市街が一望できるだけでなく、山全体が広葉樹に覆われているため、紅葉シーズンの休日には年配から幼児まで、多くのハイカーでにぎわいます。

山中には複数の登山ルートがあり、道標やベンチも整備されているため、手軽なハイキングに最適。山の手と宮の森にそれぞれ登山口がありますが、トイレと駐車場のある山の手からの往復コースがおすすめです。

「山の手登山口発着|三角山往復コース」の紅葉時期、歩行時間

市町村:札幌市西区
例年の見頃:10月中旬〜10月下旬
歩行時間:1時間21分
歩行距離:2.2km
上り:251m
消費カロリー:317kcal
アクセス:JR札幌駅から山の手登山口まで車で約20分、ジェイ・アール北海道バスの山の手4条11丁目バス停から徒歩4分

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紅葉おすすめコース⑦札幌・観音岩山(八剣山)【見頃|10月中旬〜11月上旬】

際立つ紅葉と岩壁のスリルある稜線を行く

札幌市南区の豊平川に面してそびえる観音岩山(498m)。八剣山の別名の通り、山頂付近の稜線に鋭い岩が連なる山です。登山道には鎖やロープに掴まって登降する箇所もあり、グローブを持参した方が安心でしょう。

南・西・中央の3つの登山口のうち、距離の短い南登山口からの往復がおすすめ。1合目ごとに設置された看板に励まされながら美しい紅葉の森を登り進めて行くと、いよいよ険しい岩が連なる稜線へ。慎重な行動が必要ですが、眼下には色とりどりに染まる山肌が広がります。勾配があるので下りの転倒には気をつけましょう。

「南登山口発着|少しスリルのある観音岩山(八剣山)往復コース」の紅葉時期、歩行時間

市町村:札幌市南区
例年の見頃:10月中旬〜11月上旬
歩行時間:1時間20分
歩行距離:1.8km
上り:292m
消費カロリー:333kcal
アクセス:JR札幌駅から八剣山南口まで車で約30分

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※カロリーは総荷重で決まります。ここでは体重50kg+荷物5kg=55kgを想定して計算しています。
※ハイキングに出かける際は、自治体やビジターセンターなどが発信している最新の情報を入手し、必要な装備を揃え、安全に楽しみましょう。また、紙地図や登山ナビゲーションアプリを活用し、道迷いを予防するようにしてください。
※ご紹介しているコースは舗装されていない場所を歩くケースも多く、雨後のぬかるみなどお足元にはご注意ください。
トップ画像:たたさんの活動日記より

(編集協力=鷲尾 太輔)

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