兜岳、鎧岳縦走

2017.07.02(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 28
休憩時間
38
距離
4.8 km
のぼり / くだり
523 / 760 m
5
28
29
1 25

活動詳細

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 梅雨の晴れ間、兜岳から鎧岳へ縦走しました。曽爾村のこの二峰はとにかくかっこの良い山です。とくに、鎧岳は、南から見たときの尖り具合が、ものすごく、しかも中腹の柱状節理が鎧の縅(おどし)に似ていて、まさに鎧をつけた武者の姿。兜岳はそれよりはずんぐりとしていますが、やはりあちこちに柱状節理の岩場をちりばめてごつごつした武者の雰囲気です。標高は兜の方が25mほど高くなっています。  まず置き車を新宅本店前のバス停近くにして、もう一台で兜岳の登山道入り口近くへ。ここからの登りは、しばらくはヒノキの植林ののんびりとした登りでしたが、「これより先急斜面注意」の標識以降は、これでもかっていうロープの付いた岩場の急登の連続。これはしんどいけど楽しい登りです。標高720mから山頂までの標高差200mを、水平距離わずか440mで登っています。つまり傾斜は0.457で平均斜度24.6度に相当。これは、凄い!!山頂からは倶留尊山、後古光山、古光山、学能堂山、栗の木岳、三峰山、高見山、それにこれから登る鎧岳がよく見えました。下りもなかなかのものでした。 峰坂峠からは、今度は鎧岳への登り。でも、さっきの兜岳に比べれば、登りは、下から見上げた鋭鋒からは想像しがたいほど、ずいぶんとマイルドでした。やがて、稜線に達したら、山頂はわずか南。ここには三角点がありました。  鎧岳からの下りは、まず稜線上を北上し、右へスギ植林中の急斜面についたジグザグ道を下っていきます。この下り、最後に標高510mあたりで左に大きく曲がる必要がありますが、ついつい尾根上をまっすぐ下っちゃいました。すると、やがて踏みあとは薄くなり、しかたなく450mの等高線沿いに北上しました。なんとか林道に出られますが、倒木もあり、あまりお勧めできない道でした。標高510mあたりで、北上することをお勧めします。  また、YAMAPの地図の赤い線は、兜岳への西からの登り、鎧岳から東への下りで、すごく現実とずれているのでご注意を。←この件、YAMAPさんに連絡すると、その後すぐ、対応いただきました。いまは正しい地図になっています。ありがとうございました。

住塚山・兜岳・鎧岳 曽爾横輪バス停付近から見上げた兜岳(左)と鎧岳。木が少し邪魔ですが、真ん中の鞍部が峰坂峠です。
曽爾横輪バス停付近から見上げた兜岳(左)と鎧岳。木が少し邪魔ですが、真ん中の鞍部が峰坂峠です。
住塚山・兜岳・鎧岳 兜岳。ここから見れば、普通っぽい山の形です。
兜岳。ここから見れば、普通っぽい山の形です。
住塚山・兜岳・鎧岳 鎧岳。高見山とともに、マッターホルンのニックネームを持つだけのことあります。
鎧岳。高見山とともに、マッターホルンのニックネームを持つだけのことあります。
住塚山・兜岳・鎧岳 二段になった岩場が、柱状節理。
二段になった岩場が、柱状節理。
住塚山・兜岳・鎧岳 兜岳の南西にある登山口です。
兜岳の南西にある登山口です。
住塚山・兜岳・鎧岳 ヒノキの植林帯をのんびり登ります。
ヒノキの植林帯をのんびり登ります。
住塚山・兜岳・鎧岳 急斜面注意の看板
急斜面注意の看板
住塚山・兜岳・鎧岳 出てきました。岩場にロープ。
出てきました。岩場にロープ。
住塚山・兜岳・鎧岳 ここは右に落ちるとやばそうですね。
ここは右に落ちるとやばそうですね。
住塚山・兜岳・鎧岳 なかなかしつこく続きます。
なかなかしつこく続きます。
住塚山・兜岳・鎧岳 ここなんかは、岩だらけです。標高差200mほどが、急斜面!
ここなんかは、岩だらけです。標高差200mほどが、急斜面!
住塚山・兜岳・鎧岳 でも、緩くなってきたと思ったら、あっという間に山頂です。山頂からは素晴らしい眺望が。
でも、緩くなってきたと思ったら、あっという間に山頂です。山頂からは素晴らしい眺望が。
住塚山・兜岳・鎧岳 まずは、鎧岳です。ここより少しだけ低いので、ちょっと見下ろす角度です。一つ後ろは倶留尊山から北に延びる尾根ですが、そこからちょっとだけ、でも美しい形の頭を出す峰が見えていますね。調べてみると、予想通り、伊賀富士こと尼ヶ岳957mでした。
まずは、鎧岳です。ここより少しだけ低いので、ちょっと見下ろす角度です。一つ後ろは倶留尊山から北に延びる尾根ですが、そこからちょっとだけ、でも美しい形の頭を出す峰が見えていますね。調べてみると、予想通り、伊賀富士こと尼ヶ岳957mでした。
住塚山・兜岳・鎧岳 柱状節理をアップで。節理の上下は高低差でほぼ100mあります。ここから右にカメラを振っていきます。
柱状節理をアップで。節理の上下は高低差でほぼ100mあります。ここから右にカメラを振っていきます。
住塚山・兜岳・鎧岳 左から、倶留尊山1037m、二本ボソ、曽爾高原。
左から、倶留尊山1037m、二本ボソ、曽爾高原。
住塚山・兜岳・鎧岳 学能堂山1021m。局ヶ岳はちょうどこの裏にあって見えません。
学能堂山1021m。局ヶ岳はちょうどこの裏にあって見えません。
住塚山・兜岳・鎧岳 後古光山(左)892mと古光山952m。後古光山の後ろで尖っているのが栗の木岳1066m。その右に修験業岳1094m。
後古光山(左)892mと古光山952m。後古光山の後ろで尖っているのが栗の木岳1066m。その右に修験業岳1094m。
住塚山・兜岳・鎧岳 三峰山1235m
三峰山1235m
住塚山・兜岳・鎧岳 高見山1248m。その左後方は、明神岳1432m、檜塚などの山塊です。
高見山1248m。その左後方は、明神岳1432m、檜塚などの山塊です。
住塚山・兜岳・鎧岳 兜岳から少し進むと、鎧岳の全景がよく見えるポイントがありました。
兜岳から少し進むと、鎧岳の全景がよく見えるポイントがありました。
住塚山・兜岳・鎧岳 アセビの新芽。赤と緑のグラデーションかかってきれい。
アセビの新芽。赤と緑のグラデーションかかってきれい。
住塚山・兜岳・鎧岳 急降下して、峰坂峠。標高は730mほど。
急降下して、峰坂峠。標高は730mほど。
住塚山・兜岳・鎧岳 鎧岳に向けて登ります。植林の中の登り。でも、さっきの兜岳の登り下りと比較すると意外なほどマイルド。
鎧岳に向けて登ります。植林の中の登り。でも、さっきの兜岳の登り下りと比較すると意外なほどマイルド。
住塚山・兜岳・鎧岳 稜線に出ました。もう100m進めば山頂。
稜線に出ました。もう100m進めば山頂。
住塚山・兜岳・鎧岳 着きました。
着きました。
住塚山・兜岳・鎧岳 三等三角点「鎧岳」標高は893.6mです。
三等三角点「鎧岳」標高は893.6mです。
住塚山・兜岳・鎧岳 山頂の南にある看板。ここをまっすぐ行くと、あの断崖絶壁方面です。こわ。
山頂の南にある看板。ここをまっすぐ行くと、あの断崖絶壁方面です。こわ。
住塚山・兜岳・鎧岳 北に稜線を進んで、この標識で右へ下ります。
北に稜線を進んで、この標識で右へ下ります。
住塚山・兜岳・鎧岳 二人静は花が終了。
二人静は花が終了。
住塚山・兜岳・鎧岳 ヤマトウバナ(シソ科 トウバナ属)小さくて目立ちませんが、白くてかわいい花です。
ヤマトウバナ(シソ科 トウバナ属)小さくて目立ちませんが、白くてかわいい花です。
住塚山・兜岳・鎧岳 ここはスギの植林。よくこんな急斜面に植林したものです。
ここはスギの植林。よくこんな急斜面に植林したものです。
住塚山・兜岳・鎧岳 サワギク(キク科サワギク属)
サワギク(キク科サワギク属)
住塚山・兜岳・鎧岳 林道に出ました。倶留尊山を見ながら。
林道に出ました。倶留尊山を見ながら。
住塚山・兜岳・鎧岳 バス停近くのこの看板のところに降りてきました。
バス停近くのこの看板のところに降りてきました。
住塚山・兜岳・鎧岳 帰途、お亀の湯に寄りました。ここから見た兜岳(左)と鎧岳。また、雰囲気がガラッと変わりました。
帰途、お亀の湯に寄りました。ここから見た兜岳(左)と鎧岳。また、雰囲気がガラッと変わりました。
住塚山・兜岳・鎧岳 今日のお出迎えさんです。
今日のお出迎えさんです。

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