OSJ山中温泉トレイルレース 〜過去のトレイル大会の記憶11〜

2016.10.30(日) 日帰り

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まだ自分がヤマッパーではなかった頃の大会を振り返るシリーズその11。軌跡がなく少々の写真と文章だけですが、これまでで一番制限時間ギリギリだったスリリングなレースを振り返ります。 OSJ山中温泉トレイルレースには2016年と2017年の2回にエントリー、そのうち2回目は前日に仕事が入り前日受付ができないため不出走。つまり1度しか走っていません。しかしその1回が強烈なインパクトで記憶に刻まれています。ちなみに2016年のコースは公式データ(ITRA認定)では距離が74.20km、獲得標高が4260m+。 参加のきっかけは鳥取で発生した地震でした。1週間前に開催予定だったOSJ氷ノ山山系トレイルレースにエントリーしていましたが直前の地震で中止になりました。そして希望者には翌週の山中温泉の大会へ半額で振替というオファーが入りました。もともと山中温泉はキツすぎて完走は無理だろうと思って氷ノ山にエントリーしていたのです。なにしろ山中温泉は前年(2015年)8月に開催された第1回の完走率は28%😨 奥三河パワートレイルの初回と肩を並べる低さです。自分が出場した第2回は開催時期を10月にずらし制限時間も16時間から17時間に延長されましたが、コースは大日山が加わりさらにパワーアップ😰 多分振替オファーの件がなければ永遠にエントリーの対象にはならなかったかも。でもせっかくの機会なので挑戦してみることにしました。  # 氷ノ山山系トレイルレースはこちらを参照→"https://yamap.com/activities/7345943"  # 奥三河パワートレイルはこちらを参照→"https://yamap.com/activities/9412813" 慌ただしく準備をして当日スタート地点に立ったらあとは淡々と走るのみ。最初の水無山へは林道で登るが、下りは急傾斜の岩場で渋滞。その次はほぼ直登で標高差800m近い富士写ヶ岳を通過。下りは苦手のマッドで滑る路面状態。第1関門(九谷焼窯跡交差点)からは最大ピークの大日山、小大日山、陶石山を越えます。稜線からの景色、紅葉、ブナの森も美しいですが、この第1〜第2関門(県民の森)までの区間が最大の難関といえます。その後は鞍掛山に向かいますが、山頂目前で逆方向にターンし、10km以上も遠回りという残酷な設定。三童子山は小刻みなアップダウンの連続。第3関門(鞍掛山下)の後で再び鞍掛山へ別ルートから登ります。 第3関門では残り15分程度でギリの通過。日が落ちて暗く足場も悪いため、何人かに抜かれとうとう最終走者にも抜かれます😲 つまり自分が殿(しんがり)でスイーパーにつかれて走る立場🏃‍♂️🏃‍♀️ でもスイーパーさんは女性で、少し会話しながらのランデブー走行を初体験😉 ダメージはあるがまだ足が売り切れたわけではなく、ギリギリのペースは維持できていたらしい。ラストの数人は似たようなペースで抜きつ抜かれつ。最後は殿を脱出したものの制限時間まで2分を切ってのゴール🕙 17時間の制限時間に対して残り2分弱😱 しかしこの差は大きい😌 ギリギリの完走なのでゴール直後に撤収モードに突入🚧 でもゴールの目の前にある菊の湯♨️は営業時間を延長してくれていて入れました。レース後すぐに体を洗え、疲労回復もできるのがうれしい。後日の発表では完走率が6割を越えたとのこと。 翌年は前記のように、エントリーしたものの前日に仕事が入り不出走。その翌年からは日程が6月に変更され、スパトレイルと被るようになったのでエントリーしていません。 完走率が上がったとはいえ難易度の高さは有数です。一方ではレースの距離や獲得標高などから定められるITRAポイント(トレイルランの参加資格としては重要)で4ポイントをゲットできるため、開催される大会の少ない今般では全国から猛者が集まり人気の大会になるかもしれません。今年の大会は今のところ6月に開催予定です。完走はもう無理とは思いつつ、スパトレイルは既に中止決定なので一応は注目しています🤔 なおこれで自分の長距離(50km以上)のトレイル大会の過去の参加記録は打ち止め✋ 残りはそれ以下の大会になります。ネタがありそうな大会は少ないと思いますが、まとまったらまた上げてみたいと思いますm_ _m ※過去のトレイル大会の記憶シリーズの目次はこちら↓から下の方をご覧ください。 https://yamap.com/activities/8137369

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