活動データ
タイム
04:35
距離
10.5km
のぼり
969m
くだり
961m
活動詳細
すべて見る今回は十方山(初) 今日の活動日記は短編小説風にしてみました。 活動日記としては長くなることご容赦ください。 (面倒な方は読み飛ばしてください😅) 『十方山 〜どうして出会ってしまったんだろう〜』 ー 予感 ー 【KとB】…予感はしていたんだ…。 【Kの場合】 良い天気だ。 これぞ、秋晴れ。 気持ちの良い十方山の沢を歩く。 沢の水が冷たくて心地よい。 そんな時、ふと、爽やかな風に乗って、 微かにあの匂いが漂ってきた。 え…この匂い… 穏やかだった心が、 ざわめき立つ…。 まさか、あの人が…。 【Bの場合】 今日は健脚男子2人に挟まれて、 少しプレッシャー…。 ちゃんと付いていかなきゃ…。 でも、ここは十方山。 もう1つの心配事もある。 最近、思いもよらぬ出会いが多い…。 どうしよう… こんな日に出会ってしまったら…。 そんな時、ふと、静寂な森に、 草をかき分けて近づく音が響き渡る。 え、この音… 不安な心が色めき立つ…。 まさか、あいつが…。 ー 遭遇 ー 【KとB】…どうして出会ってしまったんだろう…。 【Bの場合】 ガサガサ…! 心拍数が上がる。 息が苦しい。 身体が動かない。 ああ、まさか、ここで出会うなんて…!! でも、ここは十方山。 あいつのテリトリー。 それを知ってて足を踏み入れたのは私。 …とうとう、あいつに、出会ってしまうのね…。 胸の高鳴りが最高潮に達する。 ガサガサ!ガサガサ!! 更に音は響き渡り、 あいつは、我慢できず飛び出してきた…! …それは一瞬の出来事だった。 【Kの場合】 この匂い、 この鈴の音、 やはり、(あの)人だ…。 こんな日に? なぜ? 今日は平日…仕事は?? ダメだ。 会ってはダメだ。 目と目が合ってしまったら、 何をしてしまうか分からない…。 …逃げよう… 遠くに逃げて、 (あの)人から離れよう。 昂る気持ちを必死で抑えて、 僕は茂みの中から飛び出した。 ー 別れ ー 【KとB】…もう会わないほうがいい…。 【Kの場合】 僕は必死で逃げた。 沢を飛び越え、 その向こうの斜面へ這い上った。 (あの)人の視界から消えてしまいたかったんだ。 もう、会わないほうがいい。 たぶん、(あの)人もそう思っているに違いない。 僕たちは出会うべきではなかったんだ。 (あの)人の視線を感じながら、 僕は、(あの)人がいないところへ逃げた…。 【Bの場合】 あいつは私から逃げるように、 山の斜面を駆け上って、 そして、 見えなくなった。 私は暫く動けなかった。 頭が真っ白だ。 私はあいつに会いたくなかったんだ…。 それを、あいつも感じ取っていたに違いない。 私たちは出会うべきではなかったんだ。 あいつが去って行った方を私は呆然と見つめた。 そして、 大声で叫んだ…。 「あるぅひ〜 もりのーなか〜 くまさんにぃー であぁったぁー」 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 いやいやいや〜、 まさかの遭遇です。 怖かったー😖 50mくらいは離れていたでしょうか。 鈴をかき鳴らし、大声で叫んだら 逃げて行ったので良かったのですが…😱 怖さのあまり、私の頭はパニックで 「イノシシですよね?イノシシですよね?!」 って訳の分からない、 絶望的ながらの、希望的観測を言うと、 あとの2人から、 「クマだって!間違いなくクマ!! どう見てもクマ!!!」 って言い切られました😭 その後は、後述するように、 クマ再会を果たさぬよう、 喋り倒した十方山登山でした…🥵
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