立山（雄山）・立山（大汝山）・立山（富士ノ折立）・真砂岳・別山・前剣・剱岳

本当は、去年登る予定が台風15号の影響で残業続きで行けなくて、今回やっと劔岳を目指すことができました。 混むのを予想して平日に登山計画を建てました、ちょうどGo Toトラベルでお安く行くことができました！ なぜか小松空港便を取ってしまい、富山に金沢を経由して富山入り！ １日目は、立山に宿泊、2日目から登山開始です。 まずは、7時過ぎに立山駅に到着すると、既にケーブルカーの列が出来ていましたが、残り2くらいギリギリで朝一の7:40の便に乗ることができました。 美女平からのバスも最初の便に乗り室堂へは9時くらいに到着！ 登山開始の時間としては少し遅めですが、劔岳日帰りは無理と最初から踏んでいたので、キャンプ場のある剣沢に向かいます！ ただ最短ルートで向かうのももったいないので、立山連山を登りつつ向かうことにしました！ とにかく今回はテント泊ということで、リュックが重い、Milletの60+20のリュックをチョイスしたのですが、本当にこんな重いの持って行けるのか不安でたまらなかったです。 まずは、雄山に向かうのですが、いつもよりペースを上げることが出来ません、そりゃこんなリュックを背負ってれば仕方がないこと。 途中、山ガールの美人さんに抜かされる時に劔岳に登るんですか？晴れるといいですね！と声をかけられ、俄然やる気が出てきます！ まぁカップル登山されてる方でしたが。 とりあえず、ペースは遅くてもいいから休まず一歩一歩と歩を進めることを目標に登山しました！ 雄山へは意外とあっさり到着、予報は雨だったのが多少はガスがあるものの晴れてます！これは幸先が良いと、続けざまに大汝岳、真砂岳、別山と制覇していきます！ 別山で雨粒を多少感じたのですが、大丈夫だろうとレインスーツは着ずにそのまま進みます！ 別山を降りていく途中で雷鳥さんに会うことができました！今回は一羽だけでしたが、ちょこまか動く動きがとても愛くるしくて可愛かったです！ 別山を下り、剣沢テント場方面へ、あと3分くらいで到着のところで土砂降りの雨に降られてしまいました… レインスーツを着る暇もなく、ずぶ濡れ状態に…13時くらいに到着だったので雨さえ降られなければ、このまま劔岳にも行けたんじゃないかと思いましたが、これは登った後で分かったのですが上らなくて正解でした！ １日目は剣沢キャンプ場で終了、翌日に向けて寝なくちゃいけないのですが、足が冷えて全く眠れず、9月上旬だし夏用シュラフでいいかと思ったのですが甘かったです… 2日目は周りが4時から登山に出発していて、自分も慌てて準備して4時半にテント場を出発！ 暗闇の中、星空が凄く綺麗で雲がない！これは晴れてる？！暗闇をヘッドライト頼りに進みます、マーカーを見逃さないように慎重に！途中、朝焼けでオレンジがかった空も綺麗でした！ 剣山荘から先はロッククライミング！ここでルートを誤ってしまいました…なんとか補正し通常ルートに戻りましたが危険！ その先も、鎖場が続き危険な登山の連続で、劔岳山頂近くの岩をよじ登る鎖場には命の危険を感じました…うまく登れば体力はそんなに要らないのかもしれないけど、うちは高所恐怖症なので必要以上に腕力を使ってしまい、結構、腕も疲れてしまいました。 よく老若男女、登れてるなぁと感心しきりです、よく渋滞になるとか聞くけどこりゃ怖いもん、そりゃ渋滞するわと思いました。 劔岳山頂に到着すると快晴の青空が360度広がっていました、少しは雲もあったけど、そんなの気にならない絶景が広がっていて、怖い思いして登ってきたのが報われた気分です！ 頂上で、コーヒーを煎れて朝飯のパンを食べて下山、テント場までが長かったです。 テント場からも下りとはいかず、アップダウンの連続、雷鳥キャンプ場からの上り階段が一番こたえました、なんとか最終バスに間に合うようにと頑張りました！14時前には室堂に着いたので結構余裕でした… とにかく槍ヶ岳→穂高の縦走をした時にも命の危険を感じましたが劔岳も同じように命の危険を感じる登山でした、結構、普通な感じの老若男女が登れてるのが本当に凄いと思いました。個人的には年取ってからは登りたくないです(^^;)