活動データ
タイム
08:57
距離
16.7km
のぼり
1545m
くだり
1452m
活動詳細
すべて見る富士山周辺の山域の中でも、首都圏から遠いのであまり行ったことのなかった富士山西側の毛無山・雨ヶ岳へ行ってきました。 暖冬だしあまり雪山のイメージのなかった山なので、遅めスタート、山飯まで予定してしまいましたが、この日は寒気が入り込んだこともあり激寒。稜線上や北側西側斜面は凍結した雪も豊富で、山はちょっとした雪山の様相でした。 本日のスペシャルゲストはずんこ先生。夜勤明けのずんこ先生の車で一路本栖湖へ。一時間くらいしか寝てないらしいが、今日もテンションが高い。 本栖湖に着いたのが11時30分。ダイヤモンド富士で人気の竜ヶ岳登山口に近い、本栖湖レストハウスに車をデポ、バスで毛無山登山口へ移動する。 朝霧グリーンパーク入口でバスを降り、一時間弱ほど歩いたらやっと登山口だ。しばらく歩くと地蔵峠との分岐、今回はそちらは行かず、通常ルートへ。地蔵峠方面へのルートはYAMAP地図ではビックリマークが付いている危険地帯らしい。いつか通ってみたいコースだ。 以前歩いたことのあるずんこ先生がアテンドするが、その時はガスガスで真っ白だったらしく、何も見えなかったそうだ。今回は富士山が良く見えていて、富士山をダーリンと崇めるずんこ先生は終始テンションが高い。まあ、いつもテンションが高いけど。 しばらく行くと一合目の標識・・・〇合目ごとに標識がありわかりやすいが、けっこう歩いて一合目の標識ってなんだかやる気をそがれる。まもなく不動の滝。遠くの方に見える落差100㍍(推定)の滝は圧巻だ。 ずんこ先生、白のミラーレス一眼を山行に初めて持ってきたのに、使い方がよくわからず、首からかけると重いということで早々にザックの中にしまい、いつものスマホで写真を撮り出す始末。やってくれます。 9合目辺りにある富士山展望台は狭いので大人数で寛げる場所ではありませんが、テラスのようになっていて、いい写真スポットでした。少し雲がかかってしまいましたが、みんなで登る山は眺望が全てではないので無問題です。 少し登ると、やっと尾根。尾根は風が吹き抜けて激寒。もう4時なので、お腹ペコペコ。広い山頂に着いたら感慨にふける間もなく山飯を開始します。私がお焼き風肉まん、ずんこ先生はおでん、グズさんがお汁粉です。どれも温かいメニューなので、急いで調理、急いで胃の中にほおりこみます。生き返りました。今まで使ってきたガスバーナーは山用ではないので、寒すぎるところではやや火力不足となります。これから暖かくなるからいいけど… もう、日は暮れ始めているが、ここからが長い。稜線は寒風が吹き抜け、ザックには霜が降り、木の枝に氷を作るほど。温度計ではマイナス4℃。ちょっと調子の悪い冷凍庫より寒い中で山飯をしたことになる。山バカを通り越してバカである。 尾根沿いに少し歩いたところに樹氷が夕焼けで煌めいてる絶景ゾーンが!!そして、さらに行くと毛無山のホントの山頂。手作り看板があって立ち寄りスポットです…っていつまで経っても下山にはいれない!! タカドッケくらいで夕暮れ、雨ヶ岳では富士宮市の夜景がきれいに見えるほど、真っ暗となった。もちろんヘッデン装着だが、けっこう凍結した雪が残っていて、そこを軽アイゼンで下って行くのは西穂以上に恐ろしいルートとなっていた。 端足峠から竜ヶ岳に登ることも当初は視野に入れていたが、さすがに今回は辞めてそのまま本栖湖に降りる。月齢は3くらいなので月明かりはほとんど無い。闇に浮かぶ富士山が不気味にも威圧的な姿で我々を見下ろしていた。 途中、またヘッデンのライトが切れた。予備の電池があったので、それは良かったが、予備のヘッデンも持ってはいたが、交換時のためにさっと使えるランタン的なライトがあってもいいと感じた。 とにかく無事に降りられたので良かった。本栖湖レストハウスから竜ヶ岳ピストンくらいが正しい選択だったかもしれないが、ガッツリ山に浸れて、山飯も用意したものは完食できたし、なによりも仲間との山行だったので、楽しさしかなかったです。宿題も新たにできたのでまた来ようと思います。 【アクセス】 本栖湖レストハウスに車をデポ。バスで朝霧グリーンパーク入口。歩いて毛無山登山口へ。本栖湖レストハウスへ下山。 【山ごはん】 おでん お焼き ぜんざい 【温泉】 みたまの湯(780円、23時まで、露天からの景色が見事)
動画
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