【鷹ヶ峰・烏帽子岳・白倉岳】山毛欅の巨木、巨大な芦生杉、樅木の大樹に出逢う旅🌲🌿🌳

2020.01.16(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 56
休憩時間
41
距離
14.1 km
のぼり / くだり
1050 / 1049 m
1 48
45
10
4
11
1 56

活動詳細

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1月3日に比良の釣瓶岳へ訪れた際、西側に壮麗な佇まいの山容を見せてくれていた高島トレイルの3つの山を縦走することにしよう。 鷹ヶ峰、烏帽子岳、白倉岳である。標高900m程度の低山であるが、なんとも魅力的な山名ではないか。興味がそそられる。 朽木大野から桑野橋を渡ったところにある登山口から縦走して白倉岳の南岳から朽木栃生に下山する。最後は一般道を4kmほど歩いてスタート地点に戻る形を取ろう。 さあ、どんな山だろうか。今朝、山の上は少し雪が降ったようだ。楽しみである。

雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 高島市朽木大野、国道367号沿い桑野橋バス停近くに公衆トイレと駐車スペースがある。
お隣は「cafe &ドッグラン 犬の駅くつき」さんである。
高島市朽木大野、国道367号沿い桑野橋バス停近くに公衆トイレと駐車スペースがある。 お隣は「cafe &ドッグラン 犬の駅くつき」さんである。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 桑野橋バス停のすぐ裏のキウイ畑と思われる場所で、獣除けのネットにシカが絡まってバタバタと暴れていた。
桑野橋バス停のすぐ裏のキウイ畑と思われる場所で、獣除けのネットにシカが絡まってバタバタと暴れていた。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 可哀想に。私が近づくと余計に暴れて更に絡まっていく。
どうすべきか?とりあえず警察へTELする。しかし人に危害が加わるような状況で無ければ、行政へ連絡してくれ、との事。市役所はまだ始業前だ。
気の毒だが、一旦離れよう。どなたかが連絡してくれるかも。もし下山してきても同じ状況なら私から連絡しよう。
可哀想に。私が近づくと余計に暴れて更に絡まっていく。 どうすべきか?とりあえず警察へTELする。しかし人に危害が加わるような状況で無ければ、行政へ連絡してくれ、との事。市役所はまだ始業前だ。 気の毒だが、一旦離れよう。どなたかが連絡してくれるかも。もし下山してきても同じ状況なら私から連絡しよう。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 気を取り直して桑野橋を渡る。
安曇川の上流を眺める。
気を取り直して桑野橋を渡る。 安曇川の上流を眺める。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 登山口からいきなりルートロスした。
安曇川の河川敷へと切り落ちた急斜面の道なき道を適当に登って、ようやく石積みのある平坦な道へ出た。
登山口からいきなりルートロスした。 安曇川の河川敷へと切り落ちた急斜面の道なき道を適当に登って、ようやく石積みのある平坦な道へ出た。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 尾根上部へと登る。
尾根上部へと登る。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 ガスが出てくると、ついつい幻想的だと表現したくなる。
晴れの方がいいに決まっているのに。
ガスが出てくると、ついつい幻想的だと表現したくなる。 晴れの方がいいに決まっているのに。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 源頭部を詰めていく。
源頭部を詰めていく。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 やがてなだらかな広い尾根へ出た。
自然林が美しいところだ。
やがてなだらかな広い尾根へ出た。 自然林が美しいところだ。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 足元にはイワカガミが群生している。
最近、比良山系でイワカガミなど山の植物を盗掘する者がいるとの情報がある。
国定公園内なので、それは犯罪である。
足元にはイワカガミが群生している。 最近、比良山系でイワカガミなど山の植物を盗掘する者がいるとの情報がある。 国定公園内なので、それは犯罪である。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 尾根上から今日最後に目指す白倉三山が見えてきた。薄っすら雪化粧している。
尾根上から今日最後に目指す白倉三山が見えてきた。薄っすら雪化粧している。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 そして南東方向。
木立のフレームの中に釣瓶岳〜武奈ヶ岳の雄姿が。
そして南東方向。 木立のフレームの中に釣瓶岳〜武奈ヶ岳の雄姿が。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 いよいよ鷹ヶ峰に到着だ。
立派な山毛欅の巨木がそびえ立つ。
いよいよ鷹ヶ峰に到着だ。 立派な山毛欅の巨木がそびえ立つ。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 山毛欅の巨木に素敵な山名板。
山毛欅の巨木に素敵な山名板。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 そしてその巨木の上部は複雑な枝ぶり。
なんとも神々しい樹木である。
そしてその巨木の上部は複雑な枝ぶり。 なんとも神々しい樹木である。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 鷹ヶ峰をあとにして、烏帽子岳へと向かう。
途中、北西方向に一際雄大な佇まいの百里ヶ岳が望めた。
鷹ヶ峰をあとにして、烏帽子岳へと向かう。 途中、北西方向に一際雄大な佇まいの百里ヶ岳が望めた。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 薄い積雪の道を歩く。
尾根道上で5〜10cm程度か。吹き溜まりでも15cmぐらい。
薄い積雪の道を歩く。 尾根道上で5〜10cm程度か。吹き溜まりでも15cmぐらい。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 今度は今日最も眺望の良かった場所から比良山地を眺める。
釣瓶〜武奈〜コヤマノ〜蓬莱〜が一望できた。
いつもとは反対側から見る比良。美しい。
今度は今日最も眺望の良かった場所から比良山地を眺める。 釣瓶〜武奈〜コヤマノ〜蓬莱〜が一望できた。 いつもとは反対側から見る比良。美しい。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 誰かさんの足跡を追いかける。
シカか?イノシシか?
あのネットに絡まったシカのことを思い出す。
誰かさんの足跡を追いかける。 シカか?イノシシか? あのネットに絡まったシカのことを思い出す。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 再び白倉三山が姿を見せた。
まだもう少し距離があるな。
再び白倉三山が姿を見せた。 まだもう少し距離があるな。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 池か?ヌタ場か?
凍てついていた。
池か?ヌタ場か? 凍てついていた。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 朽木村井からのルートと合流した。
朽木村井からのルートと合流した。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 レッツゴー👈
いざ烏帽子岳へ。
レッツゴー👈 いざ烏帽子岳へ。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 烏帽子岳に登頂。
平凡な何の変哲もない山頂だった。
烏帽子岳に登頂。 平凡な何の変哲もない山頂だった。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 白倉岳へ向かおう。
武奈ヶ岳がよく見える場所があった。
白倉岳へ向かおう。 武奈ヶ岳がよく見える場所があった。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 そしてこちらは蛇谷ヶ峰。
そしてこちらは蛇谷ヶ峰。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 白倉岳(本峰)に登頂。
PH氏のプレートがあった。
白倉岳(本峰)に登頂。 PH氏のプレートがあった。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 墓場のような白倉岳山頂。
展望ゼロ。
すぐに白倉岳中岳へ向かう。
墓場のような白倉岳山頂。 展望ゼロ。 すぐに白倉岳中岳へ向かう。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 東に釣瓶岳の雄大な姿。
東に釣瓶岳の雄大な姿。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 白倉岳中岳に到着。
白倉岳中岳に到着。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 巨大な伏条台杉(芦生杉)がドーン!
今日の最大の目的。
巨大な伏条台杉(芦生杉)がドーン! 今日の最大の目的。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 iPhoneをセットしてセルフで。
眺望の無い山頂で、何を眺めているのだろう。
iPhoneをセットしてセルフで。 眺望の無い山頂で、何を眺めているのだろう。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 雪の道をラストの白倉岳南岳へ。
雪の道をラストの白倉岳南岳へ。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 少ないが、新雪が美しい。
少ないが、新雪が美しい。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 白倉岳南岳。
山頂に山毛欅の巨木が3つあるのが印象的だった。
白倉岳南岳。 山頂に山毛欅の巨木が3つあるのが印象的だった。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 そして下山にかかると、南岳山頂直下にはやはり山毛欅の巨木がいくつも聳え立つのだった。
そして下山にかかると、南岳山頂直下にはやはり山毛欅の巨木がいくつも聳え立つのだった。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 山毛欅を逆光・シルエットで。
斎藤隆介さん・滝平二郎さんの絵本「モチモチの木」を思い出すのは私だけだろうか。
山毛欅を逆光・シルエットで。 斎藤隆介さん・滝平二郎さんの絵本「モチモチの木」を思い出すのは私だけだろうか。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 枝の先が「グー✊」になっている・・
枝の先が「グー✊」になっている・・
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 東尾根ルートを下山途中で、
「自然の恵に感謝」
御意である。
東尾根ルートを下山途中で、 「自然の恵に感謝」 御意である。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 樅木(もみのき)の大樹。
樅木(もみのき)の大樹。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 立派な樅木が幾つか見られるルートだった。
立派な樅木が幾つか見られるルートだった。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 朽木栃生に下山して、朽木大野まで一般道を歩く。
4km、約1時間かかる。
写真は比良山地方向。右奥が武奈ヶ岳だ。
朽木栃生に下山して、朽木大野まで一般道を歩く。 4km、約1時間かかる。 写真は比良山地方向。右奥が武奈ヶ岳だ。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 何かの弾けたあと。何かな?
何かの弾けたあと。何かな?
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 これはお茶の花の蕾かな。
これはお茶の花の蕾かな。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 朽木村井で安曇川に架かる橋を渡る。
下流方面(北側)すっかり青空だ。
中央奥に若狭の三十三間山が見えているのだが、写真では分からない。
朽木村井で安曇川に架かる橋を渡る。 下流方面(北側)すっかり青空だ。 中央奥に若狭の三十三間山が見えているのだが、写真では分からない。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 冬苺か。食べられるらしい。
冬苺か。食べられるらしい。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 道路傍に除雪用の車両がひっそりと佇んでいた。
この冬は出番が無いな。
道路傍に除雪用の車両がひっそりと佇んでいた。 この冬は出番が無いな。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 ようやくスタート地点に戻ってきた。
ようやくスタート地点に戻ってきた。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 「cafe &ドッグラン 犬の駅くつき」のレトリバーくん。
フェンスの隙間からご挨拶。
「cafe &ドッグラン 犬の駅くつき」のレトリバーくん。 フェンスの隙間からご挨拶。
雲洞谷山・白倉岳・鷹ヶ峰 可愛いね!バイバイ👋
終わり。

追記: キウイ畑のシカは下山後もそのままでした。
高島市役所の担当課へ連絡しました。処分(駆除)になるとのことでした。仕方ないのでしょう。
つぶらな可愛らしい瞳が思い出されます。
可愛いね!バイバイ👋 終わり。 追記: キウイ畑のシカは下山後もそのままでした。 高島市役所の担当課へ連絡しました。処分(駆除)になるとのことでした。仕方ないのでしょう。 つぶらな可愛らしい瞳が思い出されます。

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