煩悩が消し飛んだ八ヶ岳（赤岳・権現岳）-2019-11-02

第１日　赤岳に登頂編 道の駅こぶちざわで車中泊して、八ヶ岳高原ラインに車を走らせて美し森からの真教寺尾根に向かう。 周辺は紅葉最終盤🍁ではあるものの爽やかな空気の中を、赤や黄色のトンネルの中を走る。 美し森の駐車場に車を停めスタート🚶‍♀️ 始めは楽々ハイキング気分で樹林帯を歩く。 同じように赤岳を目指す人と少し話をすると、牛首までは普通の山なんだけど！！と・・んっ？？ 新教寺尾根に入り結構キビシメのところを登っていく。・・かなりやられモード！ その頃には先々週登った富士山がキレイに顔を出してくる！ 下半分ほどは雲海の中！ そして雪をまとった北岳をはじめとする南アルプスの山々！ そこですれ違う人たちには、まだまだこれからですから頑張ってください！・・と、励まされる😭・・えっ！？これからなの？？、今までは？？ 深く精神的ダメージを負う😢 とは言え、ここは登山道だから！！ と、自分を励まし登り続ける。 やがて現れる岩場、鎖場・・そんなに続くはずはない！と、高を括るが・・・終わらない😭 結局250mほど‼️ やっと、やっとキレット小屋との分岐に出て一安心と思いきや山頂まではまだまだ鎖場、急峻な岩場が続く！ 頂上小屋でキレット小屋までの道の状況と水場の状況を聞き水を購入！！ 予定時刻には大幅に遅れたが、コースタイム1時間なのでなんとかなるだろう⁉️ ・・後ほどこれが大きな判断ミスと知るが😭・・いざ、キレット小屋テン場に向けて約500mの下りスタート！ 分岐のところで同方向に向かう人と、テン場で会いましょう！と話して先行してもらった。 しかし、降り始めるととんでもない。 目印だけがある、ほとんど道は崩れているザレた急下降の道 アーベントロートは綺麗だったがそれどころではない😢 1／3ほど降りたところで、陽はすっかり沈み遂にヘッデン装着！！ 瞬く星と⭐️冴えざえとした三日月に照らされながら、延々下る 風は強く吹きだし、気温も下がってきた！ ピバークしようにも、少しの平地も全くない！！ するとテントの灯らしきものが2つ見えた！ 微かな希望の灯り！！ さらに下ると離れたところにもう一つ灯りが灯った！ やがて激下りは終わり普通の登山道となり、そしてハイマツの中には道は入って行く・・やった！！ 19時前ほどにキレット小屋テン場の少し前で、下りの時に挨拶をした人と出会った。 彼は相当心配してくれて待っていてくれた。 テン場まではもう一つ鎖場を通過しないといけないということで、諦めて彼の近くで幕営することとした。 とても夕食を食べる気力は無かったが、テントを張って片付けをしている間に食欲が入道雲のように湧いてきた！！ キムチ鍋・・暖ったまる❗️ そして泥のように就寝！！ 朝は暗いうちから足音がする！ 時折立ち止まっているような気配も！ 登山道のすぐ横に設営しちゃってさ😆😋 第２日　権現岳から下山編 この日は権現岳に寄ってあとは下山と言うことで、少しゆっくり目のスタート！ 権現岳に向かい始めて暫くは平穏な道が続いたが、じきに高度感たっぷりの狭いトラバース道😢 朝で荷物にも身体が慣れていないので慎重に歩く🚶‍♀️🚶‍♂️ 山頂近くの20mの長梯！！・・上でも下でも怖くて写真が撮れない！ 1人づつ登っていくものだと思っていたら、ガイドらしき人とおじさんが平気で上がってくる。 山肌と梯子の間隔が広く恐怖感もあり、とても一気には登れない！！ とても下は見られない😭 何とか登りきり、厳しい岩道をもうひと登りで山頂かと思われる場所に到着 そこにいた青年とここが山頂ですよね⁉️と話して分岐を下山路のある方向に向かう！ すると程なく権現岳の標識！！少し岩場を上がった所あり山頂と知れる！ ギボシ、編笠山、青年小屋がかなり下にある そこからの下りはハードなとこもなく、富士山、南ア、紅葉している木々の中を淡々と下り駐車場着 疲労困憊でした！ 汗流しはスパティオこぶちざわの温泉♨️に寄り高速を飛ばして9時前には帰宅 今回は短い登山経験の中で、ダントツ最高峰の難易度、充実感、緊張の連続！！ 振り返れば記憶に残る山旅だった・・赤岳⇔権現岳は二度と行かないとかたく心に誓った 無事に下山帰宅に感謝！か