活動データ
タイム
08:26
距離
21.4km
のぼり
637m
くだり
631m
活動詳細
すべて見る長い間中断していた、天野川源流紀行のその2,大和は南田原地区の源流を探索します。 天野川源流紀行1(田原郷)http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2014/01/post-cf57.html 天野川源流紀行1(上田原奥谷)http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2014/01/post-357a.html 天野川源流紀行1(生駒山麓)http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2014/01/post-3714.html 天野川源流紀行1(源頭徘徊)http://dokodemo-sanpo.cocolog-nifty.com/walkin/2014/01/post-fb10.html 天野川源流紀行1では源流が荒れ地さらにモトクロス場になっていて、呆れ果てて大いに脱力しましたが、もっと源流にふさわしい清浄なところはないものか?その探索行です。 また源流のひとつと考えられる南田原の岩蔵寺は、三井寺のサイト、「三井寺と修験道・北峯宿を歩く」では、ここが葛城北峯九番目の宿・田原岩屋と推定されているのです。資料は諸山縁起による「田原岩屋」という記述だけなのですが、どんなところか行ってみたい。 結果、岩蔵寺付近はあくまで清浄で、磐座や役行者の石像もあることから、葛城北峯九番目の宿にふさわしい佇まいでした。さらに、清らかな水が岩の間から湧いていて、天野川の源流の一つにふさわしいところでありました。立ち去り難い気持ちを抑えながら清々しい気持ちで帰途につきました。 ■住吉神社雑感 住吉神社(お松の宮)の周囲の地形を見ていると、南は緩やかな峠のドンツキ、東に桧窪山P247があって、溜池のある2つの谷が合一、ちょっと広めの谷となって降ってきており、さらに西の谷の流れも合流しています。そこから下流はその水を合わせて北に降り天野川に至ります。住吉神社の位置は農耕には重要な水の要であったでしょう。私市の天田の宮に似ていなくもない。そもそもは水の神、農耕の神を祀っていたのではないでしょうか? 一方、生駒市史の「鵄山より白庭、饒速日命墳墓地案内図」には、岩井坂の在所の北斜面に「岩船明神」の記載と鳥居マークがあり、これは今の岩蔵寺の位置ではないですか!さらにその西には「星森泉」の記載もあります(ちょうど写真No.61付近)。 http://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/basuryoko/index01.html 【ちょっと修正】これが本当なら、お松の宮の前身岩船明神は、後世に今の位置に遷座したことになります。岩井坂にあった磐座は役行者により岩蔵山となり、さらに伝教大師が岩蔵寺を建て、後に弘法大師が訪れて近くに龍ケ池を作り、付近の森を「星が森」と名づけて住吉明神を祀るようになったのですかね?磐座の位置に岩船明神を祀った時期不明ですが、神代の昔からと思いたい。これが今の位置に遷座。それは多分、磐船神社の分霊を移してきた頃ではないでしょうか?遷座しても岩船明神は岩井坂の磐座の位置であると後世までも認識されていた。 住吉神社の位置は東の桧窪山から降る尾根の突端に当たり、東西から谷も合流してくる聖性地形で、ここから岩蔵山、桧窪山(饒速日命の墳墓、弓を埋納したとか)、鳥見白庭山(饒速日命の住居だったとか)を遥拝したのでしょう。 饒速日命が降臨(私市哮峯でも生駒の饒速日山、はたまた平石の哮峯でもよいが)し、「虚空見日本國」と曰もうて、鳥見白庭山に移り、先住のナガスネヒコと手を携えて大和を(日本を)開拓していったことを忘れてはならないでしょう。その縁を感じられる重要な土地でした。 ■参考 http://www.shiga-miidera.or.jp/doctrine/msyugendo/03.htm http://kamnavi.jp/mn/nara/sumiyosi.htm http://www.eonet.ne.jp/~sumiyoshi-jinja/engi.html https://ameblo.jp/amatsuhiko/entry-12364960628.html ■コースタイム 5:00 出発 5:10 YAMAPオン 5:27 妙見宮 5:40 妙見山▲ 6:00 菖蒲滝横水場■11分休憩 6:11 6:26 やまびこ広場■12分朝食休憩 6:38 6:58 磐船神社 7:05 駐車場東屋■25分休憩 7:30 7:41 大角地蔵 7:56 間違いだらけの府県境碑 8:00 R163横断 8:22 古堤街道横断 8:35 お松の宮■25分見学休憩 9:00 9:07 南田原五差路 9:12 溜池(源流) 9:16 南田原五差路コンビニ■20分冷却休憩 9:36 9:55 峠(源流) 10:13 R168バイパスで登り中止 10:25 岩屋口BS■6分休憩 10:31 10:42 岩蔵寺石段下■15分休憩 10:57 11:00 岩蔵寺見学 11:20 11;30 岩屋口BS■4分休憩 11:34 ----バス乗車---- 11:44 北田原BS 11:54 磐船神社駐車場東屋■11分昼食休憩 12:05 12:24 ピトンの小屋■16分冷却休憩 12:40 13:14 私市水辺プラザ■14分休憩 13:28 13:38 YAMAP終了 13:54 帰宅 --------------------------------- 24km/8時間54分(山旅ロガー読み、うち休憩:2時間39分) ■注 ・岩屋口から北田原までバスに乗ったので、25.6kmー2.6kmで約23km/8時間54分のの行動です。自宅付近のトラックはカットしています(約1km)。 バスに乗らなければ私市あたりで豪雨に会っていたはずです。助かった! ・なぜか地図やタグが英語表記??=>現在修正されています。lubuntu18.04でfirefoxのバージョンアップされたときにうまく設定がされなかったためと思われます。
活動の装備
- その他(Other)urbano V03
- その他(Other)ワークマン CS003B AERO STRETCH クライミングパンツ
- リコー(RICOH)デジタルカメラCX3ブラックCX3BK
- スカルパ(SCARPA)クラックス
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