突き抜ける青空と残雪の奥穂高岳

2019.05.02(木) 4 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 40
休憩時間
7
距離
10.3 km
のぼり / くだり
281 / 166 m
DAY 2
合計時間
3 時間 42
休憩時間
12
距離
5.9 km
のぼり / くだり
758 / 79 m
DAY 3
合計時間
7 時間 40
休憩時間
2 時間 13
距離
4.6 km
のぼり / くだり
1038 / 1036 m
DAY 4
合計時間
6 時間 5
休憩時間
1 時間 28
距離
16.4 km
のぼり / くだり
238 / 1031 m

活動詳細

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長期休暇のGW。 行き先は残雪期の北アルプス。当初は槍ヶ岳の予定だったが槍の往復って味気ないので涸沢に変更。涸沢なら開放的で賑わいもあり、奥穂や北穂登頂にも便利。 そして、天気予報と睨めっこしながらタイミングを計り、いざ出発! 《1日目》 当初は車中泊とテント2泊の予定だったが休みもまだある事だし、余裕をもって初日は横尾でテント泊する事に。結果、昼過ぎ上高地に到着し余裕のスタート。流石にGWだけあって徳沢まではかなりの人。 陽気もよく、テント泊装備+雪山ギア、オマケに晩酌用の豚トロとネギ持参でネギ臭のザックは20kgオーバー、汗ばむカラダ。徳沢を過ぎると登山者もまばら。夕刻に横尾に到着。テント場はなかなかの賑わい。早速テント設置に取り掛かるが残雪もあり、ショベルでの整地も一苦労。 《2日目》 横尾まで来ている余裕からか重い腰が上がらす結果、予定より一時間遅れでスタート。 本谷橋(橋といってもまだ橋はかかってない…)で小休止。ここからがようやく涸沢への本番。ザックの重さに後悔しつつ、沢沿いの雪上をひたすら登り涸沢野営場に到着。 昼前に着いたので居抜きの物件も多数あり、物色し場所を決定。多少整地リフォームし、我家の完成。 早速、売店でおでんセットと生ビールを注文。テラス席からの眺望をアテに至福の一杯。午後になると、到着者のピークになりテラス席もごった返す。テントに帰宅し夕飯、翌日に備えて早めの就寝。 《3日目》 朝のモルゲンは思ったより赤くならず、朝食をとり奥穂高岳に向けて出発。前日まで北穂か迷っていたがひたすら登って降りてくる北穂より様々な難所があり楽しめそうなので奥穂に決定。 まずは白出のコルに向けてひたすら登る。GW中の一番の快晴に恵まれ、青空から元気を頂く。 残雪期はザイテン左のアズキ沢を登るそうだか今年はザイテンの右を。なるほど、アズキ沢にはデブリが多く雪崩れ跡が激しい。 白出のコルに着くと穂高岳山荘の1階の大部分は雪の中。準備を整え、奥穂高岳に向けて再スタート。 梯子を登りの残雪期ルートの急斜面をピッケルを打ち込み登る。登りきった場所には山岳警備隊の方々がお迎えし、登山者の装備チェック。前爪付きアイゼンとピッケルは必須。中には準備不足と指摘される登山者も。間違い尾根手前の急斜面が核心部。慎重に登り、山頂へ。 快晴の天気で360°のパノラマ。 より慎重に下山し穂高岳山荘で昼食。 涸沢岳に登り、来たルートでテント場まで。時間帯的に雪が解け出し、重い雪に足を取られてペースがあがらず一苦労。 テント場に着き、今日は涸沢小屋のテラスへ。モツ煮と生ビールでまたまた至福の一杯。 テント場に戻ると昨日よりは空いてる感じ。 昨夜は思ったより寒くなかったので上下1着づつ減らして就寝。 《4日目》 本日も澄み渡る青空。休暇は明日まである。延泊し北穂に登りたい気持ちが湧いてくる。 しかし、こういった行動が重大な事故を招いてしまう事が往々にある。「また来ればいいさ!」名残り惜しい気持ちを抑えて涸沢カールを出発。 GWも後2日となり、流石に登って来る人はまばら。無事、上高地に到着し、沢渡からマイカーで帰路へ。 GWは一山行しかできなかったが充実した山行だった!次は何処に行こうか?!^ ^

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