暴風雨!最低コンディションの岩木山

2024.11.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 22
休憩時間
1 時間 24
距離
10.2 km
のぼり / くだり
1173 / 1175 m

活動詳細

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3ヶ月前から計画していた青森遠征(飛行機キャンセル不可)なのだが、 1日遅れで快晴の天気を逃し、前線通過にぶち当たる羽目に… 予報は雨の風速20m/s超。台風かよ。 普通なら当然諦めるんだが…ゴリ推した。 ソロで遠征で一応難所のない山だからね。 そうじゃなかったらもちろん諦めたよ。真似してはいけない。 コースも当初は百沢コースのつもりだったが難易度を下げて嶽温泉からのピストンに変更。 岩木山スカイラインは年間計画ではこの日が最終日営業日だったが、一週間前に早めの冬季閉鎖。 まあこれはもとより想定済み。 午後から雨脚が強まる予報だったので、昼前に下りられるように日の出前からスタート。 途中で強烈な硫黄臭が漂ってきた。 雨は最初は断続的に降ったり止んだりしていたが、徐々に間隔が短くなってので雨具装備。 高度を上げるとガスもどんどん濃くなっていった。 リフト手前で樹林帯は終了。一気に風が吹き付けてきた。 そこから分岐まで、まさかの濡れたアイスバーン。滑る滑る。 装着するのはもっと上だと思っていたアイゼンを装着。 でも半分は普通の地面だしチェーンスパイク持ってくるべきだったわ… 分岐から上は氷がない代わりに突風の世界。 もはや無心で早く山頂に着くことを願って登り続けた。 防風雨でYAMAPを開く余裕もないまま、気がつけば目の前に2つの避難小屋……と、祠。 あれ、山頂は…?標識はどこ…? 奥へ進もうとしたら別の登山道だった。 ひとまず避難小屋へ逃げ込みYAMAPを確認。 山頂は…ここじゃん。 地図を見て標識の位置を確認し、写真を撮りに行ったがとてもまともに立っていられない。 初めて風に負けて倒れた。 再び避難小屋で一息入れ、逃げるように下山開始。 風は南から吹いているのに南の斜面へ下るもんだから抵抗がすんごい。 谷側へ吹き飛ばされる心配はないのがむしろ安心か… 再びアイスバーンの道からリフトへ戻り、(気を使うという点ではここが一番つらい) 少し休憩したらまたあとは無心で樹林帯を下った。 予想通り雨は強くなり、全身濡れているのが汗なのかなんなのか分からなくなってきた。 幸いなことに気温は高く、濡れても寒くはなかった。 でも翌日は氷点下予想なので、もし何かトラブルがあって倒れてたらそのまま凍死だろう。 暗いうちに通ったので見覚えのない緩斜面をまっすぐ下り、ようやくゴール。 とにかく濡れたものを車に放り込み、温泉へ。 小島旅館は混んでいたので、空いていた嶽ホテルへ。色濃い素晴らしい硫黄泉だ。 隣の古川食堂でお昼も食べようと思ったのだが、ドアは開いてるのに厨房の電気は消えている謎の状態。 声を上げても反応がなかったので退店。 縄文人の宿さんはちゃんと人がいたのでここで釜飯御膳を頂いた。 分かっていて突っ込んだとはいえ、こんな天気の登山はもうごめんだ。 今度来たときはスカイライン使ってお手軽に景色を見よう…

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