活動データ
タイム
07:24
距離
18.7km
のぼり
1643m
くだり
1643m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る土曜日は西風が台風並みに強い予報なのでなるべく稜線歩きは避けたいところ。乙妻山を北東斜面から登れば風の影響が少なそうなので行ってみることにします。例年だと乙妻山のシーズンは終わっている時期ですが、3月に入って多少雪も増えたみたいなのでまだいけるかな。 戸隠大橋のスペースにクルマを停めて仮眠。明るくなるのを待ってから出発します。まずは林道歩きから。昨日の雨で雪はグサグサです。日中の気温も上がるみたいなのであまり滑りは楽しくなさそうな感じ。林道歩きの途中で日の出。黒姫山方面との分岐は左の佐渡山方面に向かいます。小尾根の手前の沢はスノーブリッジが落ちてしまっているので板を外して対岸へ渡りました。小尾根を登ると佐渡山と1,678mピークとの鞍部に到着。反対側の氷沢川側へ下ります。氷沢川も沢割れしてます。スノーブリッジは昨日の雨で全部落ちてしまってました。仕方がないので徒渉できる場所を探しながら移動します。少し下流に沢床に降りやすそうな場所がありました。対岸も低いのでここで決定。結局対岸の足場の工作に時間がかかり靴の中はびしょびしょになりました。まあ気温が高いからいいか。高妻沢の出合まで進むと高妻山から乙妻山への稜線を見上げることができます。高妻沢はスノーブリッジが残っている箇所があったのでラクラク渡れました。今日は北東斜面から登るので、そのまま氷沢川沿いを進みます。氷沢川沿いと言っても少しアップダウンがあります。乙妻沢出合手前はサイドの雪壁が落ちてデブリが出ていました。出合からは乙妻沢を詰めていきます。最初は樹林帯ですが、しばらく登ると広大な北東斜面が見渡せるようになります。さすがにいつも行く時期に比べて雪は少ないですが、滑るには問題なさそうです。標高を上げていくとグサグサの雪も少しマシになってきました。振り返ると妙高山や黒姫山が見えます。時折稜線を越えて風が吹き降ろしてきますが、基本微風の中を登ります。頂上付近の急斜面には破断面がありデブリが出ていてます。あまり近づかないように乙妻山と2,297mピークとの鞍部を目指します。稜線まで上がると、火打山や焼山など頚城山魂が見渡せます。風もだいぶんおさまったようで、思ったよりも強風ではありません。稜線を登り乙妻山の山頂に到着しました。景色は北アルプスや頚城山魂。お隣の高妻山や戸隠連山が良く見えています。風が吹きつける中、荷物を飛ばさないように慎重に滑降準備をします。頂上から下るにはクラックがあったり雪の状態が不安定そうなのでやめて登りのルート通り鞍部経由で下ることにします。鞍部から北東斜面に入ると最初のうちは滑りやすい雪質でしたが、すぐに重い湿り雪に変りました。せっかく素敵な斜面ですが我慢の滑りです。でもさすがに下りはあっという間に乙妻沢出合まで戻りました。再びシールを貼り付け、来たルートを戻ります。気温も上がって暑い暑い。雪も重くて疲れた足に応えます。氷沢川を徒渉して佐渡山鞍部まで登り返し、再び滑降モードに切り替えて下ります。最後は湿り雪であまり滑らない林道を大橋まで戻って終了。
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