高滝湖東部の山中に謎の隧道はあるか?…あった!!

2024.03.30(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 44
休憩時間
21
距離
5.6 km
のぼり / くだり
223 / 224 m
2 44

活動詳細

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今回の探索は、元々は里見駅付近を起点に高滝湖東部を時計回りに周回しながら林道・隧道を回り、飯給駅か月崎駅へと至る計画だった。 そのルートの下調べ中、地図からの思わぬ発見から始まった。 そもそも探索は現場での発見を楽しむので、下調べも最低限にとどめるか、行わない事も多いのだが、その下調べをいつもとは違う地図を使って見ていた事に運命を感じる。 隧道が…呼んでいる…! ※3/31帰宅後調査追記 ※距離自体は全体で6km弱なので、距離と標高は省略

船塚山 【写真1】探索前資料

これが今週初めに下調べをしていた時の地図。
いつもは地形図とグーグルマップを使うが、今回初めてヤフーの地図を見ていた。
場所は高滝湖東部の古敷谷という地区。
右上の千葉県射撃場が大きなランドマークだ。
そして私が気になってしまったのは、左下に延びる道の先にあるカギのようなマーク。
これは何だろう?
それが始まりだった。
【写真1】探索前資料 これが今週初めに下調べをしていた時の地図。 いつもは地形図とグーグルマップを使うが、今回初めてヤフーの地図を見ていた。 場所は高滝湖東部の古敷谷という地区。 右上の千葉県射撃場が大きなランドマークだ。 そして私が気になってしまったのは、左下に延びる道の先にあるカギのようなマーク。 これは何だろう? それが始まりだった。
船塚山 【写真2】探索前資料

これは別の地点で隧道の部分をアップしたもの。
隧道の坑口部分に同じカギのような記号を見つけた。
※同じヤフー地図でも坑口を示すもう一つの表記、丸カッコを向かい合わせた「 )( 」も存在するが、使い分けは不明

最初は同じ物だとは思わなかった。
写真1に「道は通っていない」のだ。
道はなく坑口の表記のみが残る…廃道・廃隧道の匂いがプンプンしてくるではないか!
【写真2】探索前資料 これは別の地点で隧道の部分をアップしたもの。 隧道の坑口部分に同じカギのような記号を見つけた。 ※同じヤフー地図でも坑口を示すもう一つの表記、丸カッコを向かい合わせた「 )( 」も存在するが、使い分けは不明 最初は同じ物だとは思わなかった。 写真1に「道は通っていない」のだ。 道はなく坑口の表記のみが残る…廃道・廃隧道の匂いがプンプンしてくるではないか!
船塚山 【写真3】起点

かくして周回探索から、この謎の隧道1本に絞って探索を開始する。
ピストン行程とするにあたり、駅に近い「水上テラスとつり広場」から、より現地に近いこの「加茂運動広場」に拠点を移す。
AM7:34
気温12℃
風は無風
昨日の荒天が嘘のようだが、逆に陽射しが痛い。
【写真3】起点 かくして周回探索から、この謎の隧道1本に絞って探索を開始する。 ピストン行程とするにあたり、駅に近い「水上テラスとつり広場」から、より現地に近いこの「加茂運動広場」に拠点を移す。 AM7:34 気温12℃ 風は無風 昨日の荒天が嘘のようだが、逆に陽射しが痛い。
船塚山 【写真4】

高滝湖を一望。
【写真4】 高滝湖を一望。
船塚山 【写真5】

見頃の菜の花。
小湊鐵道沿線も見頃だろう。
【写真5】 見頃の菜の花。 小湊鐵道沿線も見頃だろう。
船塚山 【写真6】

スイセンもまだまだ元気だ。
【写真6】 スイセンもまだまだ元気だ。
船塚山 【写真7】

隧道の方向へ向かう南向きの徒歩道がある…はず?
北向きの道に入り振り返って撮影しているので、位置的には間違いないはずだが…ダメだな、少し先の車道から入ろう。
たいして距離は変わらずに合流出来るはずだ。
【写真7】 隧道の方向へ向かう南向きの徒歩道がある…はず? 北向きの道に入り振り返って撮影しているので、位置的には間違いないはずだが…ダメだな、少し先の車道から入ろう。 たいして距離は変わらずに合流出来るはずだ。
船塚山 【写真8】

車道に入るなり門扉が阻む。
そちらは当然ながら人家。道はといえば門扉をかすめて右へ…
【写真8】 車道に入るなり門扉が阻む。 そちらは当然ながら人家。道はといえば門扉をかすめて右へ…
船塚山 【写真9】

写真7では入口が分からなかったが、中での合流点はハッキリと分かった。
右が来た道、左が合流してきた徒歩道。
【写真9】 写真7では入口が分からなかったが、中での合流点はハッキリと分かった。 右が来た道、左が合流してきた徒歩道。
船塚山 【写真10】

どこが道なのか分からない笹藪…ここから既に廃道だ。
【写真10】 どこが道なのか分からない笹藪…ここから既に廃道だ。
船塚山 【写真11】

笹藪を抜けると今度は道らしい姿に。
ここは気持ちよく歩く。
【写真11】 笹藪を抜けると今度は道らしい姿に。 ここは気持ちよく歩く。
船塚山 【写真12】

再び笹藪に…
【写真12】 再び笹藪に…
船塚山 【写真13】

今度は杉林に。
なかなか目まぐるしく変わる。
【写真13】 今度は杉林に。 なかなか目まぐるしく変わる。
船塚山 【写真14】

ヒガンマムシグサかな。
【写真14】 ヒガンマムシグサかな。
船塚山 【写真15】

再び落ち着いた道に。
【写真15】 再び落ち着いた道に。
船塚山 【写真16】

こんな場所にボール捨てたのは誰だと
思ったら果実だった。
デカいな…こんなのが落下してくるのか?
周囲に同じ果実は見当たらなかったが…
【写真16】 こんな場所にボール捨てたのは誰だと 思ったら果実だった。 デカいな…こんなのが落下してくるのか? 周囲に同じ果実は見当たらなかったが…
船塚山 【写真17】

左奥から出てきて門扉前に合流。
住人がいるかは不明だが、ここから先は未舗装路ながら整備された道だ。
【写真17】 左奥から出てきて門扉前に合流。 住人がいるかは不明だが、ここから先は未舗装路ながら整備された道だ。
船塚山 【写真18】

どこを歩いても大抵出くわすソーラーパネル。
【写真18】 どこを歩いても大抵出くわすソーラーパネル。
船塚山 【写真19】

いよいよ隧道の推定地に向けて接近を試みる。
最有力のアプローチルートは、ここから南に入る道だ。
【写真19】 いよいよ隧道の推定地に向けて接近を試みる。 最有力のアプローチルートは、ここから南に入る道だ。
船塚山 【写真20】

坂を降りきったところで道は地形図通りに反転して北西方向へ延びている。
これはその反転地点から隧道推定地になる南南東方向を撮影。
猛烈な倒木地帯だが、それ以上に厄介なのが沼地上であること。
倒木で覆われているが、隙間からは水面が覗いており、文字通りに底が知れない。
ここからの接近は無理と判断し、南側の坑口への接近を目指す。
隧道発見に至っても、水没という可能性が高くなった。
一応は水没に備えて沢装備を持参しているが、こんな沼地だったら入りたくないな…
【写真20】 坂を降りきったところで道は地形図通りに反転して北西方向へ延びている。 これはその反転地点から隧道推定地になる南南東方向を撮影。 猛烈な倒木地帯だが、それ以上に厄介なのが沼地上であること。 倒木で覆われているが、隙間からは水面が覗いており、文字通りに底が知れない。 ここからの接近は無理と判断し、南側の坑口への接近を目指す。 隧道発見に至っても、水没という可能性が高くなった。 一応は水没に備えて沢装備を持参しているが、こんな沼地だったら入りたくないな…
船塚山 【写真21】

電波があるのでヤフー地図を呼び出し、GPSの現在位置を落とし込んだ。
坑口の記号は南南東に約50m…
【写真21】 電波があるのでヤフー地図を呼び出し、GPSの現在位置を落とし込んだ。 坑口の記号は南南東に約50m…
船塚山 【写真22】

戻ったのちに尾根を南へ越える道へ向かう。
その分岐点は簡易なバリケードが造られていた。
【写真22】 戻ったのちに尾根を南へ越える道へ向かう。 その分岐点は簡易なバリケードが造られていた。
船塚山 【写真23】

同地点から西方向の尾根上を進む道を撮影。
右に何かあるな。
【写真23】 同地点から西方向の尾根上を進む道を撮影。 右に何かあるな。
船塚山 【写真24】

祠…だったものか。
中はもぬけの殻で、祀られていたであろう物は、どこかへ合祀でもされたのか。
【写真24】 祠…だったものか。 中はもぬけの殻で、祀られていたであろう物は、どこかへ合祀でもされたのか。
船塚山 【写真25】

写真22の簡易バリケードを越えて進む。
古道のような雰囲気を残す良い道だが、写真では分かりにくい結構な傾斜がある。
昨日の雨の影響も残ってか、とてもヌメる…
【写真25】 写真22の簡易バリケードを越えて進む。 古道のような雰囲気を残す良い道だが、写真では分かりにくい結構な傾斜がある。 昨日の雨の影響も残ってか、とてもヌメる…
船塚山 【写真26】

やや荒れているが、気持ちよく歩ける道が続いている。
足元だけは注意を…やっぱり尻餅をつきました😅
【写真26】 やや荒れているが、気持ちよく歩ける道が続いている。 足元だけは注意を…やっぱり尻餅をつきました😅
船塚山 【写真27】

隧道南側坑口推定地には、そろそろ西へ向かう必要があるが…
木の奥に地形図に表記のない道のような平場を発見!
その向かう先は北西方向で隧道推定地…胸が高鳴る!
【写真27】 隧道南側坑口推定地には、そろそろ西へ向かう必要があるが… 木の奥に地形図に表記のない道のような平場を発見! その向かう先は北西方向で隧道推定地…胸が高鳴る!
船塚山 【写真28】

ここもヤフー地図に現在位置を落とし込んだ。
【写真28】 ここもヤフー地図に現在位置を落とし込んだ。
船塚山 【写真28】

平場から更に奥へ…待ち構えていたのは大きな倒木。
恐らくこれさえ越えれば隧道推定地だ。
いくつか突破を試みたが、最終的には写真右側から高巻きして乗り越えた。
【写真28】 平場から更に奥へ…待ち構えていたのは大きな倒木。 恐らくこれさえ越えれば隧道推定地だ。 いくつか突破を試みたが、最終的には写真右側から高巻きして乗り越えた。
船塚山 【写真30】

倒木を越え北向きに撮影。
隧道は見えず、いかにも埋没したような大量の土砂…
いや…だが…あの奥の岩は…
がむしゃらに土砂をよじ登る…
【写真30】 倒木を越え北向きに撮影。 隧道は見えず、いかにも埋没したような大量の土砂… いや…だが…あの奥の岩は… がむしゃらに土砂をよじ登る…
船塚山 【写真31】

謎の隧道南側坑口
…隧道あったよ!!
会心のガッツポーズで吠えた!
そして更に心配していた水没もない。
ただ反対側の光は見えず真っ暗…北側坑口は埋没だろうか。
【写真31】 謎の隧道南側坑口 …隧道あったよ!! 会心のガッツポーズで吠えた! そして更に心配していた水没もない。 ただ反対側の光は見えず真っ暗…北側坑口は埋没だろうか。
船塚山 【写真32】

ヘッドライトを装備しながら、再びヤフー地図で現在位置を確認…見事に坑口前だ!
【写真32】 ヘッドライトを装備しながら、再びヤフー地図で現在位置を確認…見事に坑口前だ!
船塚山 【写真33】

いざ洞内へ!
ヘッドライトが照らしだした内部は、かなりの崩落に見舞われていた。
そして北側坑口の光が見えた。
なぜ入口で見えなかったのかといえば、洞内が北に向けて恐ろしいくらいの登り勾配になっていたからだ。

この写真は、かなり見上げる形で撮影している。
隧道として非常識な造りだ。
【写真33】 いざ洞内へ! ヘッドライトが照らしだした内部は、かなりの崩落に見舞われていた。 そして北側坑口の光が見えた。 なぜ入口で見えなかったのかといえば、洞内が北に向けて恐ろしいくらいの登り勾配になっていたからだ。 この写真は、かなり見上げる形で撮影している。 隧道として非常識な造りだ。
船塚山 【写真34】

洞内をよじ登り北側坑口付近に到達。
埋没は免れていたが、かなりの土砂が流入していた。
【写真34】 洞内をよじ登り北側坑口付近に到達。 埋没は免れていたが、かなりの土砂が流入していた。
船塚山 【写真35】

土砂の上端へよじ登り北側坑口へ抜けた!
先に見えるのは写真20で見た沼地上の倒木地帯。
【写真35】 土砂の上端へよじ登り北側坑口へ抜けた! 先に見えるのは写真20で見た沼地上の倒木地帯。
船塚山 【写真36】

謎の隧道北側坑口
土砂上から見る北側坑口は、やはり南側を見通せず真っ暗に見えた。
【写真36】 謎の隧道北側坑口 土砂上から見る北側坑口は、やはり南側を見通せず真っ暗に見えた。
船塚山 【写真37】

ヤフー地図で現在位置を確認してみると、間違いなく北側坑口のマークの地点にいた。
【写真37】 ヤフー地図で現在位置を確認してみると、間違いなく北側坑口のマークの地点にいた。
船塚山 【写真38】

土砂上に立っての目線の位置では見えなかった南側坑口だが、土砂の上端部ではギリギリ見通せた。
【写真38】 土砂上に立っての目線の位置では見えなかった南側坑口だが、土砂の上端部ではギリギリ見通せた。
船塚山 【写真39】

それにしても不思議な隧道だ。
両側を土砂で堰き止められていながら水没していないのは幸いだったが。

洞内が北に向けて登り勾配だったのは、隧道上部が崩落して洞床を高くしていく事態が、北側に行くほど高頻度で発生した結果ではないかと想像する。
内部の堆積物は、本来の道床にかなり上積みされた物だ。
【写真39】 それにしても不思議な隧道だ。 両側を土砂で堰き止められていながら水没していないのは幸いだったが。 洞内が北に向けて登り勾配だったのは、隧道上部が崩落して洞床を高くしていく事態が、北側に行くほど高頻度で発生した結果ではないかと想像する。 内部の堆積物は、本来の道床にかなり上積みされた物だ。
船塚山 【写真40】

興奮醒めやらぬ中を、南側坑口から離れていく。
思わぬ闖入者を送り出した隧道は、再び眠りにつくように、その姿を隠していった…

それにしてもヤフーマップは、よくぞこの隧道の坑口部分を反映していたな😯
【写真40】 興奮醒めやらぬ中を、南側坑口から離れていく。 思わぬ闖入者を送り出した隧道は、再び眠りにつくように、その姿を隠していった… それにしてもヤフーマップは、よくぞこの隧道の坑口部分を反映していたな😯
船塚山 【写真41】

再び倒木を越えて写真27の位置に戻る。
あとは少し南下すれば人家のある場所…なのだが、ここが1番の笹藪だった。
そんな中で出会った人工物は…井戸だろうか?

今日の探索は隧道内部以外でサングラスをしているが、保護メガネとしても大活躍だ。
【写真41】 再び倒木を越えて写真27の位置に戻る。 あとは少し南下すれば人家のある場所…なのだが、ここが1番の笹藪だった。 そんな中で出会った人工物は…井戸だろうか? 今日の探索は隧道内部以外でサングラスをしているが、保護メガネとしても大活躍だ。
船塚山 【写真42】

激藪を抜けた。
実際の時間的にはものの数分なのだが、長く彷徨った気がする…

人家の庭らしき物がみえてきた。
庭先に降りてしまったかと思ったが、ルートは間違っていない。
【写真42】 激藪を抜けた。 実際の時間的にはものの数分なのだが、長く彷徨った気がする… 人家の庭らしき物がみえてきた。 庭先に降りてしまったかと思ったが、ルートは間違っていない。
船塚山 【写真43】

左の奥から出てきて庭先を通過。
人の気配はしなかった。
【写真43】 左の奥から出てきて庭先を通過。 人の気配はしなかった。
船塚山 【写真44】

長閑に広がる里山の風景
あと50mも歩けば舗装路に出るはずだ。
謎の隧道は、舗装路から200m程度の距離だろうか。
知ってしまえば実に近いところにある。
【写真44】 長閑に広がる里山の風景 あと50mも歩けば舗装路に出るはずだ。 謎の隧道は、舗装路から200m程度の距離だろうか。 知ってしまえば実に近いところにある。
船塚山 【写真45】

オオイヌノフグリにタンポポ
【写真45】 オオイヌノフグリにタンポポ
船塚山 【写真46】

千葉県射撃場前を通過
【写真46】 千葉県射撃場前を通過
船塚山 【写真47】

ここを入れば写真22〜24の地点だ。
赤い建物と鳥居があるな…
【写真47】 ここを入れば写真22〜24の地点だ。 赤い建物と鳥居があるな…
船塚山 【写真48】

秋葉神社とのこと。
写真24の祠は、ここに移されたとか…?
【写真48】 秋葉神社とのこと。 写真24の祠は、ここに移されたとか…?
船塚山 【写真49】

一気に飛んで、スタート地点の公園近く。
【写真49】 一気に飛んで、スタート地点の公園近く。
船塚山 【写真50】

公園前のバス停
令和6年3月18日改正の最新版は、なんと全便運休。
【写真50】 公園前のバス停 令和6年3月18日改正の最新版は、なんと全便運休。
船塚山 【写真51】

加茂運動広場に到着で終了!
今日は早く終わったので、お土産を買いに行こう😁
【写真51】 加茂運動広場に到着で終了! 今日は早く終わったので、お土産を買いに行こう😁
船塚山 【写真52】その後

帰宅後に撮影
久留里線・上総松丘駅近くの松栄堂さんへ「松丘とうふ」を求めに寄った。

上段左から「抹茶」「イチゴ」
下段左から「ごま」「あずき(たまご)」

「ごま」はレギュラー商品で、他は季節限定商品。
もう一つのレギュラー商品「チョコ」は早くも売切れでした。

この季節限定は春メニュー…前に来た時には「くり」「さつまいも」の秋メニューだったから、冬に来てないな。

私の事を覚えていてくださった店主さん、ありがとうございます❗
また来ますね☺

探索終了
【写真52】その後 帰宅後に撮影 久留里線・上総松丘駅近くの松栄堂さんへ「松丘とうふ」を求めに寄った。 上段左から「抹茶」「イチゴ」 下段左から「ごま」「あずき(たまご)」 「ごま」はレギュラー商品で、他は季節限定商品。 もう一つのレギュラー商品「チョコ」は早くも売切れでした。 この季節限定は春メニュー…前に来た時には「くり」「さつまいも」の秋メニューだったから、冬に来てないな。 私の事を覚えていてくださった店主さん、ありがとうございます❗ また来ますね☺ 探索終了
船塚山 【写真52】帰宅後調査(3/31追記)

現在の地形図
中心の十字マークが隧道北側坑口付近だ。
【写真52】帰宅後調査(3/31追記) 現在の地形図 中心の十字マークが隧道北側坑口付近だ。
船塚山 【写真54】帰宅後調査②

過去の地形図(1988〜2008年)
この年代の地形図には、隧道はもちろん私が歩いた道の表記がそもそも無い。

※過去の地形図「全国Q地図」はどれも年代に幅があるので正確な年は不明だが参考資料として利用させて頂いた
【写真54】帰宅後調査② 過去の地形図(1988〜2008年) この年代の地形図には、隧道はもちろん私が歩いた道の表記がそもそも無い。 ※過去の地形図「全国Q地図」はどれも年代に幅があるので正確な年は不明だが参考資料として利用させて頂いた
船塚山 【写真55】帰宅後調査③

過去の地形図(1972〜1982年)
更に時代をさかのぼる。
道に大きな変化は無いが、千葉県射撃場が消えた。
【写真55】帰宅後調査③ 過去の地形図(1972〜1982年) 更に時代をさかのぼる。 道に大きな変化は無いが、千葉県射撃場が消えた。
船塚山 【写真56】帰宅後調査④

過去の地形図(1928〜1945年)
時代が一気にとんで戦前へ。

ここで隧道表記が出現。
若干位置がズレているが誤差で、今回の隧道とみて間違いないだろう。
私が最後に出た人家(写真43)付近から里見駅方向へ向けての主要街道だったように見える。
今は沼地の倒木地帯と化した写真20も、やはり街道だったようだ。
そこから写真19〜17までは私の歩いたルートが街道だったようだが、写真17の人家付近からは西へ向かい、一気に川を渡ったようで、写真8〜16は隧道に連なるルートではなかったらしい。
【写真56】帰宅後調査④ 過去の地形図(1928〜1945年) 時代が一気にとんで戦前へ。 ここで隧道表記が出現。 若干位置がズレているが誤差で、今回の隧道とみて間違いないだろう。 私が最後に出た人家(写真43)付近から里見駅方向へ向けての主要街道だったように見える。 今は沼地の倒木地帯と化した写真20も、やはり街道だったようだ。 そこから写真19〜17までは私の歩いたルートが街道だったようだが、写真17の人家付近からは西へ向かい、一気に川を渡ったようで、写真8〜16は隧道に連なるルートではなかったらしい。
船塚山 【写真57】帰宅後調査⑤

過去の地形図(1894〜1915年)
明治27年〜大正4年

この年代に隧道の表記はないが、代わりに尾根を越えるルートの表記がある。
恐らく私が南側坑口を目指すのに降りた急坂の切通しだ。
同じ里見方面へと向かう事を考えれば、急坂の切通しが旧道、隧道が新道となるだろう。
地形図の空白期間も含めると隧道が使用されていた可能性のある年代は、1916(大正5)年〜1971(昭和46)年となる。
1971年でも50年以上前にはなるが、内部の崩落具合からは、もっと前から使われなくなったのではないかというのが私の感想だ。

帰宅後調査(3/31追記)終了
【写真57】帰宅後調査⑤ 過去の地形図(1894〜1915年) 明治27年〜大正4年 この年代に隧道の表記はないが、代わりに尾根を越えるルートの表記がある。 恐らく私が南側坑口を目指すのに降りた急坂の切通しだ。 同じ里見方面へと向かう事を考えれば、急坂の切通しが旧道、隧道が新道となるだろう。 地形図の空白期間も含めると隧道が使用されていた可能性のある年代は、1916(大正5)年〜1971(昭和46)年となる。 1971年でも50年以上前にはなるが、内部の崩落具合からは、もっと前から使われなくなったのではないかというのが私の感想だ。 帰宅後調査(3/31追記)終了

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