福井低山17ピークスをジョグ＆ハイク…で、道はどこ？（笑）

いよいよ今週末から、天気予報に雪マークが並び始めた。 気持ちよくランができるのも年内ではこれが最後のチャンスかもしれないと、仕事を放り出して向かった先は、ふくい健康の森スポーツ公園。 以前から、僕が好きな極低山が密集するこのエリアを、複数ピークをジョグでつなぎつつ周回できないものかと考えていたんだけど、土地勘がないこともあってなかなか実行に移せずにいた。 そんな折、先日YAMAPつながりのワイドループさんが、みごとな軌跡を描いた17座ピークハント周回路を活動日記にあげられていたので、まんまと飛びついた（笑） さてさて、17座周回といっても、それぞれの標高は大半が100ｍにも満たない小さな丘のようなもの。距離はそれなりにあるけど、そもそも来年の夏に予定しているUGTG（裏銀座to表銀座の旅）に向けたトレーニング（⬅一番苦手な言葉です💦）がメインテーマ。 長距離をゆっくりとでもいいので動き続ける事を目標に、スロージョグで走りはじめた・・・のはいいけど、一座目の烏ヶ岳へと続く急な木段を息を切らせて登りながら、僕はあることに気づいた。 全行程25ｋｍのルートのそのほとんどが完全に平坦なロード。なのに、累積標高は1300ｍ近くもあるってことは、おのずと極端な急登急下りを繰り返すことになるはず。完全に低山ハイクとナメてスタートした僕は、このあたりまえな事実に戦慄しつつ歩みを進める。 ・・・いったい、何段の階段を登り降りしただろう。 神社の境内へと続く急な石段や、苔に覆われた木段を、ややもすると口から心臓がこぼれ落ちそうなほどに上がる心拍を騙しつつ、やっとの思いで登りきった先、さらにそこから道なき道を、鬱蒼としげる藪を漕ぎ分けて進まないと現れないピーク。ある時は密生する竹藪に行く手を阻まれ、またある時は巨大なクモの巣に絡め取られながら、降りる尾根を間違って遭難しかけたり、そもそもですが、17座のピークの約半数は、道が無いんだもん（笑） いやはや、低山恐るべし・・・です💦 結果、一応最後まで周回できたけど、何度も心が折れかけました。これ、ワイドループさんの軌跡をダウンロードしていなかったら取り付きすら分からない山もあり、絶対に無理でした。 ワイドループさんに心底感謝します　m(_ _)m 最後に、何かの間違いでこのルートにチャレンジしてみようという酔狂な人への伝言を残しておきます。 ①必ず軌跡をダウンロードして行ってください。参考にする軌跡がないと、入山ポイントすら分からず途方にくれます。そして、スマホのバッテリーが切れると簡単に詰みます（笑） ②軌跡を信じて歩いてください。たぶん、「え？マジ？ここを行くの？嘘でしょ？道、無いじゃん💦」って思うことも多々ありますが、それが冒険心をくすぐります。そして必ずその先にピークを示す小さな木札があります・・・が、結構探さないと見つかりませんので、宝探しを楽しみましょう。 ③葉が落ちた晩秋から初春じゃないと、そもそもこのルートは無理だと思います。間違っても青葉が隆々と茂る季節に突っ込まないでください。 ④長袖長ズボンは必須です。それでも帰って風呂に入ると、どこかがヒリヒリとしみるような傷を負っています（笑） ⑤最後に・・・行くのやめたほうがいいですよ～（笑） ではまた♪