保津川船曳道から嵐山の尾根へ

2023.12.03(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 20
休憩時間
47
距離
11.7 km
のぼり / くだり
712 / 711 m
15
19
8
23
23

活動詳細

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 かつて保津川下りの舟を上流に戻すために使った船曳道は、嵐山から保津川の右岸に残っています。現在は、トラックに積んで運んでいますが、かつては人間がロープで引き上げた道だそうです。信じられないような話ですが、歩いてみて、よけい信じられなくなりました。古人のパワーはすごかったんですねぇ。昭和20年代半ばまで行われていたそうです。その船曳道を嵐山から保津峡駅の手前まで歩いて、その後、嵐山の尾根で嵐山に戻るルート。  出発は阪急の嵐山駅。紅葉がまだ残っているので、観光客さん多いです。渡月橋の脇を通って右岸を進んでいきます。星のやさんの船着場が船曳道の入口です。ここからもう観光客は0。いきなりの岩場、それに鉄骨二本で作られた橋を4つほど渡ります。ちょっとしたスリル。特に木が朽ちている橋は落ちたらヤバい高さだけに、慎重に行きます。  その後は川岸の岩を乗り越えながら進むルートとなりました。厳しい岩場は高巻きしますが、渇水期なので、歩ける川岸が多かったです。結局、高巻きはJRとトロッコの橋の間の二カ所でした。トロッコの橋をくぐって、広い河原でお昼休憩としました。  その後山に入り、しばらくは高巻き道、やがて、地形図破線の尾根へのショートカットルートに入り、縦走路に出ました。この縦走路で山上ヶ峰、烏ヶ岳、嵐山、松尾山を経て嵐山駅へ。歩きやすい良い尾根道でした。  私の船曳道の軌跡は、まるで右岸行ったり左岸行ったりしていますが、実際には本流を渡ることはありませんので、ずっと右岸を進んでいます。

沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 朝の阪急嵐山。今日はのんびりと9時半出発。
朝の阪急嵐山。今日はのんびりと9時半出発。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 駅の広場は赤に黄色に緑の松も。
駅の広場は赤に黄色に緑の松も。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 今年は紅葉遅れ気味だから、12月入ってもなかなかのものですね。
今年は紅葉遅れ気味だから、12月入ってもなかなかのものですね。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 イチョウの黄色も青空に映えます。
イチョウの黄色も青空に映えます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 川面に映るもみじ。後方は右が嵐山382m。あとで登ります。
川面に映るもみじ。後方は右が嵐山382m。あとで登ります。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 広場には多くの人が。
広場には多くの人が。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 深紅
深紅
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 渡月橋と愛宕山。
渡月橋と愛宕山。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 きれいなカモさんですね。
きれいなカモさんですね。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 愛宕山、沢山、衣笠山、比叡山などが見渡せます。
愛宕山、沢山、衣笠山、比叡山などが見渡せます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 名前、入れてみました。
名前、入れてみました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 オレンジ~赤の色変わり系。葉の縁に不揃いな重鋸歯の目立つイロハモミジです。
オレンジ~赤の色変わり系。葉の縁に不揃いな重鋸歯の目立つイロハモミジです。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 今日は11名の大所帯です。もらい写真です。以下(mo)。
今日は11名の大所帯です。もらい写真です。以下(mo)。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 左から小さな滝が流れ落ちていました。上には砂防ダムが。
左から小さな滝が流れ落ちていました。上には砂防ダムが。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 へーっ、そんな由緒ある滝なんですね。
へーっ、そんな由緒ある滝なんですね。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 このあたりの流れは緩いです。このへんの桂川は大堰川と呼ばれ、この辺から上流は保津川と呼ばれます。
このあたりの流れは緩いです。このへんの桂川は大堰川と呼ばれ、この辺から上流は保津川と呼ばれます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 屋形船もたくさん。
屋形船もたくさん。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 鮮やかです。
鮮やかです。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 車道もいよいよ終わり。
車道もいよいよ終わり。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 右に「星のや京都」さんの船着場を見ながら、船曳道に入ります。
右に「星のや京都」さんの船着場を見ながら、船曳道に入ります。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 いきなり、狭い岩上のルート。上が星のやさん。
いきなり、狭い岩上のルート。上が星のやさん。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 鉄骨二本を渡しただけの橋。
鉄骨二本を渡しただけの橋。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 このあたりにはマンリョウがたわわに実を付けています。
このあたりにはマンリョウがたわわに実を付けています。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 次の橋は開きがちょっと大きいかな?
次の橋は開きがちょっと大きいかな?
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 振り返るとこんな感じ。よろけたらだめですね。
振り返るとこんな感じ。よろけたらだめですね。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 向いの岸にトロッコ列車が。川面の方がわかりやすいですね。亀岡行きは、機関車が後ろから押しています。
向いの岸にトロッコ列車が。川面の方がわかりやすいですね。亀岡行きは、機関車が後ろから押しています。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 まだ流れは緩いところ。
まだ流れは緩いところ。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 次の橋は朽ちた木が残っているので、よけい渡りにくかったです。(mo)
次の橋は朽ちた木が残っているので、よけい渡りにくかったです。(mo)
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 これは落ちたらヤバいですね。渡るときは下は見ない方が良さそうです。(mo)
これは落ちたらヤバいですね。渡るときは下は見ない方が良さそうです。(mo)
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 次の橋は鉄パイプで補強してくれていました。鉄骨もL字型で渡りやすかったです。(mo)
次の橋は鉄パイプで補強してくれていました。鉄骨もL字型で渡りやすかったです。(mo)
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 以上で鉄骨橋の洗礼は終わり、川岸の岩を乗り越えながら進むルートとなりました。
以上で鉄骨橋の洗礼は終わり、川岸の岩を乗り越えながら進むルートとなりました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 流れが急なところにやってきました。
流れが急なところにやってきました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ノゲイトウ。こんな厳しいところでよく咲いたね。
ノゲイトウ。こんな厳しいところでよく咲いたね。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 いまは渇水期だから通れる場所が多いようです。
いまは渇水期だから通れる場所が多いようです。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 また流れの緩いところに。
また流れの緩いところに。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 再びトロッコ列車が来ました。今度は嵐山方面。機関車が牽いています。
再びトロッコ列車が来ました。今度は嵐山方面。機関車が牽いています。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ディーゼル機関車、DE10でした。
ディーゼル機関車、DE10でした。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ノコンギク
ノコンギク
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 岩を乗り越えて・・・
岩を乗り越えて・・・
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 JR嵯峨野線の橋です。森の京都QRトレインが通過中。
JR嵯峨野線の橋です。森の京都QRトレインが通過中。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ウリハダカエデとオオモミジ。
ウリハダカエデとオオモミジ。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 オオモミジの葉はイロハモミジより大きく、鋸歯が小さな単鋸歯。
オオモミジの葉はイロハモミジより大きく、鋸歯が小さな単鋸歯。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 保津川下りの舟とは何度も出合いました。お客さんが手を振ってくれました。外人客さん多いですねぇ。
保津川下りの舟とは何度も出合いました。お客さんが手を振ってくれました。外人客さん多いですねぇ。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 JRの橋をくぐったところで、またトロッコ列車が亀岡に向かいます。
JRの橋をくぐったところで、またトロッコ列車が亀岡に向かいます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 広い河原に出ました。渇水期なので歩けるところでしょう。
広い河原に出ました。渇水期なので歩けるところでしょう。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 この白い実はイズセンリョウ。葉がセンリョウに似ていて、伊豆半島に多いため、この名になったそうです。
この白い実はイズセンリョウ。葉がセンリョウに似ていて、伊豆半島に多いため、この名になったそうです。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 厳しい岩場は高巻きします。
厳しい岩場は高巻きします。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 また川沿いの岩場に出てきました。この先行けるのかなぁ?
また川沿いの岩場に出てきました。この先行けるのかなぁ?
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 次の進めない岩場も高巻き道へ。
次の進めない岩場も高巻き道へ。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ロープが無いと厳しいところでした。(mo)
ロープが無いと厳しいところでした。(mo)
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 しばらくはこんな道で、またすぐ川岸に出ます。
しばらくはこんな道で、またすぐ川岸に出ます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 振り返る方向。
振り返る方向。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 斜めになった岩場を進みます。
斜めになった岩場を進みます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 トロッコの鉄橋が近づいてきました。嵐山行き。レンガ造りの橋台が歴史を感じさせてくれます。この区間の開通は明治32年8月15日だそうです。まあ、最初のものではないかもしれませんが。
トロッコの鉄橋が近づいてきました。嵐山行き。レンガ造りの橋台が歴史を感じさせてくれます。この区間の開通は明治32年8月15日だそうです。まあ、最初のものではないかもしれませんが。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 橋の反対側でお昼休憩。休憩中、また亀岡行きトロッコが。実は右に進んでいます。
橋の反対側でお昼休憩。休憩中、また亀岡行きトロッコが。実は右に進んでいます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 保津川下り舟もどんどんとやってきます。この頃、雲が広がりにわか雨が。
保津川下り舟もどんどんとやってきます。この頃、雲が広がりにわか雨が。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 雨が降ってきたからではないですが、ここから川沿いを離れ、山に入りました。入口には赤いテープがたくさん付いています。
雨が降ってきたからではないですが、ここから川沿いを離れ、山に入りました。入口には赤いテープがたくさん付いています。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 しばらくは高巻き道。杉植林の中です。
しばらくは高巻き道。杉植林の中です。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 やがて、地形図破線の尾根へのショートカットルートに入りました。
やがて、地形図破線の尾根へのショートカットルートに入りました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 この区間はテープなどありませんが、踏み跡は何となくわかります。
この区間はテープなどありませんが、踏み跡は何となくわかります。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ここで、縦走路に出ました。あとはこの縦走路で山上ヶ峰、烏ヶ岳、嵐山、松尾山を経て嵐山駅へ。
ここで、縦走路に出ました。あとはこの縦走路で山上ヶ峰、烏ヶ岳、嵐山、松尾山を経て嵐山駅へ。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 登りはなかなか長く続きます。
登りはなかなか長く続きます。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 一回林道に出ますが、すぐまた山道に入ります。
一回林道に出ますが、すぐまた山道に入ります。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 所々に、詳細な地図を置いてくれていました。
所々に、詳細な地図を置いてくれていました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ここで縦走路をしばらく離れ、山上ヶ峰へピストン。
ここで縦走路をしばらく離れ、山上ヶ峰へピストン。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 山頂には、この札と・・・
山頂には、この札と・・・
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 三等三角点「上山田」、標高482.2mがありました。
三等三角点「上山田」、標高482.2mがありました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 新烏ヶ岳は縦走路からちょっとだけ高所に登ったところ。
新烏ヶ岳は縦走路からちょっとだけ高所に登ったところ。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 烏ヶ岳。
烏ヶ岳。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 嵐山。ヤマアラシではございません。渡月橋のたもとから見えていた382mのピークです。
嵐山。ヤマアラシではございません。渡月橋のたもとから見えていた382mのピークです。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 歩きやすい、良い尾根道でした。
歩きやすい、良い尾根道でした。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 下界が見えました。桂川のイオンモールが見えてます。高いビルはニデックの本社ビル。
下界が見えました。桂川のイオンモールが見えてます。高いビルはニデックの本社ビル。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 こちらは嵯峨、嵐山。大きなお寺は天龍寺でしょう。
こちらは嵯峨、嵐山。大きなお寺は天龍寺でしょう。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 沢山です。
沢山です。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 その先で京都一周トレイルに出ました。「保津峡へは通行不能」って、我々保津峡から来たんですけど。
その先で京都一周トレイルに出ました。「保津峡へは通行不能」って、我々保津峡から来たんですけど。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 松尾山の山頂です。気温は6℃。
松尾山の山頂です。気温は6℃。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 三等三角点「松尾」、標高は275.8mです。
三等三角点「松尾」、標高は275.8mです。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 山頂にはヒサカキの黒い実がたくさん実っていました。
山頂にはヒサカキの黒い実がたくさん実っていました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 そのまま京都一周トレイルを下って、ここに出てきました。(mo)
そのまま京都一周トレイルを下って、ここに出てきました。(mo)
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 阪急嵐山駅に戻りました。このあと高槻で反省会やって帰りました。
阪急嵐山駅に戻りました。このあと高槻で反省会やって帰りました。
沓掛山・みすぎ山・唐櫃越 ただ今。あっ。テーブルの上に昇ったらあかんでしょう。帰りが遅いからゆうて非行に走らんといてや。
ただ今。あっ。テーブルの上に昇ったらあかんでしょう。帰りが遅いからゆうて非行に走らんといてや。

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