活動データ
タイム
06:20
距離
11.7km
のぼり
712m
くだり
711m
活動詳細
すべて見るかつて保津川下りの舟を上流に戻すために使った船曳道は、嵐山から保津川の右岸に残っています。現在は、トラックに積んで運んでいますが、かつては人間がロープで引き上げた道だそうです。信じられないような話ですが、歩いてみて、よけい信じられなくなりました。古人のパワーはすごかったんですねぇ。昭和20年代半ばまで行われていたそうです。その船曳道を嵐山から保津峡駅の手前まで歩いて、その後、嵐山の尾根で嵐山に戻るルート。 出発は阪急の嵐山駅。紅葉がまだ残っているので、観光客さん多いです。渡月橋の脇を通って右岸を進んでいきます。星のやさんの船着場が船曳道の入口です。ここからもう観光客は0。いきなりの岩場、それに鉄骨二本で作られた橋を4つほど渡ります。ちょっとしたスリル。特に木が朽ちている橋は落ちたらヤバい高さだけに、慎重に行きます。 その後は川岸の岩を乗り越えながら進むルートとなりました。厳しい岩場は高巻きしますが、渇水期なので、歩ける川岸が多かったです。結局、高巻きはJRとトロッコの橋の間の二カ所でした。トロッコの橋をくぐって、広い河原でお昼休憩としました。 その後山に入り、しばらくは高巻き道、やがて、地形図破線の尾根へのショートカットルートに入り、縦走路に出ました。この縦走路で山上ヶ峰、烏ヶ岳、嵐山、松尾山を経て嵐山駅へ。歩きやすい良い尾根道でした。 私の船曳道の軌跡は、まるで右岸行ったり左岸行ったりしていますが、実際には本流を渡ることはありませんので、ずっと右岸を進んでいます。
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