活動データ
タイム
25:04
距離
26.6km
のぼり
2968m
くだり
2976m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るミニ飯豊と言われる裏那須から眺めた山並み。 「次は、あそこー-」 それは、でっかい飯豊山。 ひとまず、有休取得の3連休! 幸先よく、全面的にお天気イイデー☀予報でスタート。 飯豊山荘の登山口。 駐車場は、まぁまぁ埋まってたけれど無事に停められまして。 準備済ませて、レッツゴーしたら~ なかなかの、、急登ざんまいでございまして。 木の根っこや岩々をよじ登って登って~ 樹林帯だけれど、景色が観られるのでめげてない! ひと登りしては振り返る景色が遠くなり。 見上げていた山も近くなる。 「なーんか!そんなに遠くない気がするー--」 とか言って余裕かます。 降りてきたおじさまとごあいさつするとー-。 「上は~アブラレっから、紅葉は始まった位だなぁー-」 みたいな会話を。 早口で、、ほとんど何言ってるのか分からなかった。 たぶん、地元の山形弁? 「アブラってなに…??」 「わからん、、、」 そう、何度か繰り返して言ってた”アブラレっから” そのフレーズだけが残り、登りながら考える。 「油じゃなくて炙る?上はカンカン照りってこと~?」 なるほどー--。。納得。 稜線に出たら、お日様に炙られるってこと。 お天気快晴だもんね~。 ようやく丸森峰に着くと、どーんと景色がとてもよい。 左側に現れるたおやかな山肌~ 登ってきた甲斐があります。 だけど、ここから!さらに登らなければならない。 ”アブラれっから~” その言葉のとおり樹林帯を抜けると、お日様に炙られます。 岩ゴロ地帯も登って~ 地神山北峰に来れば! 紅葉全開の見ごろドンピシャ~ これがイイデの山並みかー--! 山がでかいー--。 ひとまずここで、フライングのビールで乾杯! 「いいでぇー----」 頼母木小屋へ到着すると。 「おつかれさまでしたー--」 と迎えてくれた、管理人さん。 「ここでもいいしー-、あっちでもいいしー」 と、テントを張る場所を案内して下さいました。 すでに沢山のテント。 しばし物色して我が家設置したら~。 「さて、飲むぞーーっ」 頼母木小屋のビールは500円とリーズナブル! ビール350ml、発泡酒が500mlどちらも同額でした。 おトイレは男女別で綺麗にされていてとてもいいし。 使用後は自転車で漕ぐ攪拌制。 彩りよく張られたテントが賑やか。 それぞれの楽しい時間を過ごし。 気づけば夕暮れ、夕日はどこかに消えてゆき… 遠くに見えるのは海と町の光。。 風もなくテント内は快適。 柔らかい草の上なのでふかふかです。 いつのまにか、しっかり夢の中~。。 翌朝! イイデの朝は早イイデ!というわけで 周りのワヤワヤにつられて起きる。 どこまで行くかはヒトーミ次第という、ざっくりプランで出発。 朳差岳方面へテクテク。 朝日が背中を押して、調子よく登ってゆき。 グインっと鉾立峰に登れば~ 満足!であります。 朳差岳へはもうすぐだけれど、、 ここでやめると言うヤツはワタシです。 エブリィ方面も良いけれど、振り返る山並みと稜線美。 それを眺めて、のんびりしたい。 あまーいココアにほっこり~。 さー-、戻っていこう! 再びの頼母木小屋でテントを撤収。 出る前にビール1本購入。 くーださーいなっと。 「お!いいねぇ~いってらっしゃい!」 と、管理人さんに見送られて出発。 地神山に向かう山肌は、黄金の草紅葉が輝く。 ”その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし~” 青いザックを背負うヒトーミはナウシカになれちゃいます。笑 「こんにちは~」 すれ違うおじ様、おば様たちは日帰り周回だと言う。 こんなところ、元気に日帰りできるなんて、、 ほんと凄いなーと思う。 それからもアップダウンを繰り返し、門内小屋へテコテコ歩く。 門内小屋にもテント場があり。 小屋から少し下がった所。見晴らしには北俣岳。 水場はちょいと離れてるのかな?という感じ。 小屋の横に座って、休憩タイム。 靴を脱ぎ、裸足になっちゃえば~ 「飲んじゃいますか!」 買っておいたビールで乾杯です。 あぁ~楽し~笑 すると~ 前を通りかかった、健脚な青年。 「川入から歩いてきましたーー」 「か、、川入??今日??それでここまで来れる!?」 これから、頼母木にテント張って更に朳差岳ピストンするという。 明日は来た道を帰るのだって。 「おぇーーー!」 「もう、ボロボロっす!でも話してたら元気出ましたーー」 といって、サクサク歩いて行きました。。 どーなってんだよ~ イイデは魔物ばかりだよ。 こんなに山は続くのだから~ どこまでも歩くのかぁ。 そして、次に目指す一番のオオモノ北股岳。 こちらも色どりが綺麗。 色づいた木のトンネルくぐって。 最後の急登だけ頑張れば~ そこは、今回一番のお気に入りになった。 本山へ続く向こう側も、歩いてきた道のりも全部が見渡せる場所。 休憩していると~ カワイイ鳥さんがちょんちょん。 ちょんちょん。 食べていたクッキーのおこぼれ狙いなの? 近くをちょんちょん。 その姿がとってもかわいくて癒されました。 本日の寝床は、梅花皮小屋。 ガラガレを降りてゆきます。 小屋に着くけれど、管理人さんは不在で。 ビール買えないじゃーーん! と、思ったら、、、 水場に冷やされた無人販売があり。 小屋のポストにお金入れるシステムでした。 小屋は中も綺麗。 おトイレが中にあり、なーーんと水洗。 この日は、テント3張と小屋泊が2名のみ。 前日の賑やかさとは違い、静かな夜。 夕食が前日より充実して、満腹でテントに潜り。 だけど、乾燥が酷くて何度か目が覚める。 そのたびにお湯を飲みながら、、 のど飴持ってくれば良かったなぁとウトウト。 3日目ー-。 下山の日。 この日は、うっすら曇り空。 アブられながら歩いた2日間とは違い。 秋らしい涼しい空気。 色とりどりの景色に別れを告げたら~ 予定していた、梶川尾根下山はやめて。 丸森尾根へ来た道を戻ることにしました。 ひたすら、ひったすら、、、 降りる。降りる。あきるほどの劇降り! 降りっぱなしのぱなしです。 車が見えてきても、小屋が見えてきても~ まだあるんーーーー まだつかないーーーー 岩に座り込んだりしながら。 脚は、クッタクタに使い切りましたとさ。 登った時はそんなに感じていなかったけれど、 こーんなにあったのね。涙 下山して数日、、、 しゃがめないくらい膝がパンパンになり。 後遺症にイデデーーーーの毎日。 タダでは帰してくれない、というイイデ土産もしっかり頂きました。
動画
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