浜石岳(興津駅～由比駅)

冠雪の富士を求めて、2日目は浜石岳へ。なんといってもアクセスがよく、眺望も抜群の、こんな山が近所に欲しい！お山です。 興津駅をスタートして、薩埵峠まで1時間の舗装路歩き。薩埵峠は観光地で、そこまでのコースは各所に標識や立て看板で記されており、迷うことなく歩いていけます。標識を頼りにどんどん行くと、小さな墓地が現れ、その間から山道へ。ほどなく、薩埵峠の碑・展望台・駐車場(トイレあり)の順に現れます。ここからの富士山と1号線の立体交差の景色は独特で、富士山の大きさを特別に感じられます。 ここでもう毎度になりました、千葉県の山友達さんが駆け付けてくれまして合流。わたしも大概と言われますが、この方のフットワークの軽さと、公共交通機関の有効活用ぶりは類を見ぬほどです。車がないと山なんて～とか絶対言えなくなる、わたしの強い味方…！一緒に山へ行くのは裏銀座縦走の際の偶然の出逢いから、かれこれ4度目、こんなことあるんだなぁとしみじみ。 薩埵峠駐車場からしばらく舗装路を登っていくと、小さな標識があり、浜石岳へ続く山道へ。ここからどんどん登っていきます。標高差がそこそこあるので、昨日に続き急登ばかりか？と思いきや、急なところあり(急峻というほどではありません)、フラットな散歩道あり、たまに下りも混じる、思いの外足元の変わる山で、歩きやすく飽きません。 ずっと道幅も眺望もない樹林帯を登って登って、少しなだらかで広い稜線の雰囲気の林に出ると、まもなく広く丘のような浜石岳の山頂。この山頂は景色はもちろん(富士山は両裾野まで、南アルプスも駿河湾も伊豆半島も一望)、雰囲気がとてもおおらかで素晴らしく、時間が許すなら富士山にかかる雲の影でも追いながら、何時間でもいたくなるくらいです。 特に何と言っても富士山が素晴らしい！真っ正面にどーんと上から下まで。お天気も味方して、冠雪の富士を求めて旅しているわたしには美味しすぎるご褒美でした。 由比駅への下山はほぼ舗装路。駅近くまでは車通りも少なく、ミカン畑の傍を通ったり、駿河湾を臨みながら歩けるので、ちょっと急で膝には来ますが😅苦にはなりませんでした。 由比駅へゴール。青春18きっぷで7時間かけて帰阪。由比から豊橋まで1本で行ける電車に乗れたのはラッキーでしたが、2時間半・30駅！一度の乗車では駅の数最多かな…電車旅好きなのでこれまた苦ではありません😁 また来ます静岡。行きたい山がたくさんです😋