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薩埵峠(薩た峠・サッタ峠)・浜石岳

出典: Wikipedia

薩埵峠(さったとうげ)は、静岡市清水区由比町にある峠である。東海道五十三次では由比宿と興津宿の間に位置する。ワードプロセッサーでは埵の字が変換できないため、薩堆峠の表記やカタカナでサッタ峠と表記する例が増えている。 【概要】 旧清水市と旧由比町の境界部は、山が海へと突き出す地形となっており、古くは海岸線を波にさらわれぬよう駆け抜ける必要があった。このため、同様の状態であった新潟県・富山県境の親不知と並び称されたり、東海道の三大難所として語られてきた。このため山側に迂回コースとして造られたのが薩埵峠である。 峠からの富士山と駿河湾の景色は、東海道五十三次にも残されるほどの絶景であり、高速道路(東名)の宣伝材料など、さまざまな素材にも利用されている。 薩埵という名称が「去った」と読めて語感が悪いという理由で、江戸時代末期の和宮の徳川家茂への婚儀の行列はここを通らず、中山道を通過した。 すぐ下には、東名高速道路の薩埵トンネルが通っている。

このエリアについて

掲載されている山

主要ルート

  • 浜石岳

    標高:707 m

    体力度
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    浜石岳(はまいしだけ)は、静岡県静岡市清水区の北東部に位置する標高707 mの山。東山麓の旧由比町での別名が西山。 南北に連なる稜線は薩埵山と薩埵峠を経て駿河湾に達する。1351年(観応2年)12月にこの南側の山域では、足利尊氏と弟足利直義との1ヶ月に及ぶ薩埵峠の戦い(南北朝時代)の舞台となり、戦国時代の1568年(永禄11年)12月から翌月にかけて武田信玄の軍勢と今川氏真・北条氏政の軍勢との間で2度にわたって薩埵峠の戦い(戦国時代)が行われた。山麓の緩斜面はミカンなどの果樹園として利用され、中腹から上部はスギとヒノキの植林地として利用されている。山頂部は低木林で、アセビの群落や草地となっている。山頂部の北側に無断中継塔が設置されている。山頂の東約400 mの清水区由比阿僧934-6に、静岡市の体験宿泊施設「浜石野外センター」が設置されている。山麓の由比海岸からは、ゆったりとした野原の山並が望める。静岡市シティプロモーションにより、「オクシズ100選」の一つに選定されている。

  • 体力度

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地形や日射などの景況により、実際の山では値が大きく異なる場合がありますので十分にご注意ください。

天気予報は山頂の情報ではなく、ふもとの天気予報です。

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