百名山52座目：雪の恵那山（広河原より）

百名山も折り返し 何度も近くに寄っていた恵那山 調べども調べども、地味たら、つまらないたら、景色がないたら微妙な情報ばかり… 夏は避け雪の時期に登ろうと決め今回決行 神坂峠からのルートと広河原ルートどちらからも登れそうだったが降りたインターからの距離が近い広河原からスタートする事にしました さてこの広河原ルート 景観がイマイチの恵那山でも更に景色が無いという噂… 雪のあるこの時期どれだけ変わるか… ただ高速からのアクセスは結構良くて自分が降りた園原ICから30分ほどで登山口へ 直前まで阿智村の施設もあったり決して人気のない所を行くような場所ではありません 駐車場は2〜30台は止めれそう トイレも一応あります ただ、登山届が全て雨かなんかでベッタベタで書けなかったので提出は事前に行ったほうがいいかも… 前半は林道歩き、渡渉、雪の無い樹林帯を歩き、中盤頃から雪が出始めそっからは雪山となっていました。 週明け寒波が南下してくるので、更に状況は変わると思いますのでご注意ください。 スタートから登山口まで林道歩きがありますが登山道と林道で分岐があるので注意してください 私は林道をそのまましばらく登って時間ロスしました（写真参照） また登山口から川を跨いで道があります 川を渡るために木製の橋がかけられているのですが、その朝は木製の橋が凍結してて 更に傾いているという中々なコンディション道間違えたり渡渉したりで30〜40分ぐらいタイムロス… 12時半迄に山頂に着けないなら引き返そうと決め頑張ります 登山口からチェックポイントの5合目までは雪はないものの道が凍結気味で滑りやすい感じでした日差しも刺さず前評判通りの何も無さです…（笑） 取り立てて急登とかもなく、かと言って平坦でもないなんとも形容しがたい… ５合目あたりから西側が開け日差しがさすように このあたりから本格的な積雪、チェーンスパイクを装着、変わらず樹林帯ではありますが日差しと爽やかな青空、その日差しの光が雪に反射してキラキラ 全然退屈な山じゃないよこれ ５合目から山頂近くまでは結構景色も開け 御嶽、乗鞍なんかは素晴らしいスケール感で見えました 南アルプス方面もしっかり見えたし ほんと全然退屈じゃないです恵那山 ありがとう青空 ありがとう雪山⛄ 空気も澄んでいて素晴らしい景色でした その後も樹氷ロード クリスマスツリーの木（仮）に雪が沢山のっかって樹氷みたいになってるのもまたキレイです。 適度な日差しもあり気持ちよく山頂まで歩く事が出来ました ちなみに山頂は噂通り何もなく、それを改善する為に作ったであろう展望台からも何も見えないという…設計ミスかとツッコみたくなるような造り 展望台に登り、心の眼で360度の景色を楽しみ、こういう事もあるさと自分に言い聞かせ、さっさと下山しました 樹林帯のおかげで風が遮られて山頂、暖かかったですよ それもあってか雪は湿ってて団子になりやすいのでチェーンスパイク利用の際は団子は放置せずこまめに雪をとることおすすめします 下山の時はめっちゃ解けてましたけど… 帰りは木の橋も普通に溶けててなんの問題もなく渡れました この時期は気温で道のコンディションだいぶ変わるのですごく勉強になります なかなか足が向かなかった恵那山でしたがこの時期に行って正解でした 気温、景色、天候どれをとっても恵まれて最高の山行となりました。