活動データ
タイム
09:36
距離
11.5km
のぼり
1340m
くだり
1339m
活動詳細
すべて見る山陰海岸つぎはぎカヤックの続き(久美浜~)をする予定で、休みをとっていたのだが、新型コロナウイルスで、移動の自粛。県内の活動に変更することにした。天気もよさそうなので、いつかはやってみたかったテン泊と、夜中にじっくり天の川撮影。三瓶山登山をすることにした。 昼前に益田を出て、三瓶山姫逃池登山口に到着したのは、午後2時、一番暑い時間帯だが、根性で登山開始。熱中症対策で、水2リットル、飲み物2.5リットルを準備し、その上にテント、結構な荷物の量になる。ただ、モンベルのバーサライトパック40を使用することで随分と軽くさせることができた。 真夏の登山はやはり過酷、林の中の登山道なのだが、汗を相当かく。山頂に到着したのが、午後3時40分。この日のうちに無理をして、お鉢巡りをしようかとも考えていたが、登ってくるだけでだいぶ体力を使っていたので、お鉢巡りは明日にすることにして、三瓶の山頂をじっくりと楽しむことにした。それにしても汗がすごく、ポロシャツもびっしょり、ズボンもおもらししたかのようにびっしょり。山頂には誰もいない・・・。両方とも干しちゃえ!ってことで失礼して、アットホーム姿。そんななか、今晩の天の川撮影のためのベースつくり、と言ってもただテントを立てるだけなのだが、星空がすぐ見えるように、山頂に設置させてもらう。お許しを・・・。そんなアットホーム姿をしているときに、一人の登山者が・・・慌てて「失礼しました~」とテントに隠れる私・・・あ~恥ずかしい。 山頂撮影をしたり、スマホで、オリンピック速報を見たり、文庫本を読んだりして、贅沢な時間をすごす。 テン泊のよいところは、夕日、星空、朝日と山の美しい景色を見ること(撮影すること)ができること。ちょうど、この日も夕日が綺麗で、撮影しながら、この贅沢な時間をしっかりと味わった。 夕食は、できるだけ荷物を減らすため、カレーメシとパン。山頂で食べると、これで十分うまい!! 暗くなるのを待って、天の川撮影。さすがは、光がほとんどない山頂からの天の川は素晴らしいものがあった。肉眼でも、場所がはっきりとわかる。こんなにはっきりと肉眼で見えたのは初めてかもしれない。感激。山頂のいろいろなところへ行き、何枚も撮影。山小屋あたりで撮っていると、雲が出始め、天の川が見えにくくなったので、テントへ帰り、スマホでオリンピック速報を見るなどして雲が晴れるのを待つ。しばらくすると、星が輝き始めた。最初よりも、さらに夜が更け、いい感じの天の川が見える。昼間あんなに暑かったのに、夜の山頂は、半そででは肌寒い感じがするほど。 その後、きりがないので、一旦就寝。途中、目が覚めたので、再び夜空を見ると、これまた、美しい。今度は三日月も出ていたが、それでも天の川が分かるほど。再び撮影をし、眠る。 「2日目」 お楽しみのご来光撮影。夜明け前のとてもいい雰囲気の空。この時間を経験できるのも贅沢。遠くに太陽が・・・ご来光はいつ見ても感動する。 朝食をとっていると、2人が山頂に。地元で、登山を初めてまだ日が浅いという。登山談義に花がさいた。やはり、同じ趣味の人とはすぐにうちとけ、仲間意識が出る。 テントを片付け、朝食のパンを食べ、お鉢巡り開始。メインの荷物は山頂に置いておいて、カメラと水分。1.5ℓを持って出発。まずは、女三瓶へ。このルートは数年前 田中陽気氏が200名山のとき、三瓶にいたときの地震で、一時通れなくなっていたルートだが、今は通れるようになっている。ただ、ところどころまだ気を付けないといけない箇所はある。女三瓶に到着。ここで、小休憩。この日は後で知ったのだが、テレビでずっと「危険な暑さ 島根」と表示されているぐらいの日ということもあり、暑さで体力の消耗が激しい。その後、大平山へ。ここは、以前来た時には工事中だったが、立派な展望所ができていた。次に孫三瓶。ここからの景色も素晴らしい。このあたりから水分の残りが心配になってくる。暑さでいつも以上に水分の減りが早い。 風越から、せっかくなので、一旦下り、室内池へ。ここの景色も楽しみ、風越に戻り、次の山、子三瓶へ。登る途中から室内池や、今まで来た道を見るとここも美しい。 子三瓶から今度は一番ハードな上りの男三瓶への登山道。水分の残りも意識しながら進む。いつも以上に体力の消耗が激しく、ゆっくりゆっくり進む。この登りのきついこと。結構な急斜面。なんとか、へろへろになりながら男三瓶に到着。水分もなんとか持った。 昼食の予定だったが、お湯を沸かさず、水分をとることを優先して、パンと水というシンプルなものにして、下り用の水、(調理用にもってきていた水)を500mlほどのこして、下山開始。今度は、全部の荷物を担いでなので、これもお鉢巡りをした後の身体にはきつかった。それでも、下りということもあり、無事下山。 昼間のお鉢巡りは暑すぎでまいってしまった。夏は、水分をもうちょっと準備しておかないと!と反省。それでも、テン泊をしたことで夕方から朝にかけての、山頂の美しい景色を堪能できたのは大満足。
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