活動データ
タイム
00:32
距離
1.1km
のぼり
54m
くだり
52m
チェックポイント
DAY 1
合計時間
32 分
休憩時間
4 分
距離
1.1 km
のぼり / くだり
54 /
52 m
32
活動詳細
すべて見るお久しぶりです。房総方面に釣りに来たついでに、前々から見てみたかった、いすみ市行川(ナメカワ)にある、桜花基地の跡にいってみました。 「桜花」とは太平洋戦争末期に投入された、人間が操縦して体当たり攻撃する、所謂特攻兵器です。機首に爆弾を搭載し、ロケットエンジンで飛行しました。着陸する車輪は元より装備されておらず、パイロットは飛び立ったら帰還の見込みはゼロで、当時のアメリカ軍からはコードネーム「Baka Bomb」バカ爆弾と呼ばれていたそうです。爆撃機に抱えられて、敵艦近くで投下されるのが本来の運用方法でしたが、大戦末期になると爆撃機も不足し、本土決戦に備え、直接陸地から飛行させようという構想の元、行川基地は造られました。 地上発射型の桜花は、ジェットエンジンを装備する予定でしたが、終戦間際のジリ貧の日本に、最新技術のジェット機が製造できるわけもなく、幸いにして行川基地に桜花が配備されることはありませんでした。この付近には今回の行川の他に、高塚山麓の大多喜町高原にも桜花の基地があるらしいです。そのうち行ってみます。 桜花や回天、震洋等特攻兵器の基地跡は、その目的から、なんともやりきれない気持ちにさせられる戦争遺跡です。
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