活動データ
タイム
08:58
距離
15.3km
のぼり
1339m
くだり
1339m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る帰りの日程を含めた休みを取り、羅臼岳へと。 岩尾別温泉コースが主流だが敢えて羅臼温泉コースで挑む事にした。 序盤は笹の森の中を抜ける。 最初は意識しなかったが、序盤からすでに足場が悪く、体力が消耗していた事に後で気付く。 笹に覆われてはいるが片側が切れ落ちていて、気を抜くと滑落しそうな箇所が多く、 それ以外でもあまり速度を上げられないような道のりになっている。 途中のチェックポイント「泊場」の手前で沢に差し掛かり渡渉を行うが、 ちょうど雪解けで増水しているのか沢の横の登山道も水没して支流状態になっており、 水位の低いところや岩の上を探りながら進む事に。 また、この日は知床でも気温30度を超えるような場所があったらしく、山中もかなり暑い。 この羅臼温泉コースは風の吹き抜けになっているらしいが、 この日は無風だったので熱がこもった感触がずっとあった。 覚悟していた以上の暑さであったので、泊場付近から水分の残量に危うさを感じ始めた。 沢を抜けた後はまたしばらく森を歩いた後に屏風岩に。 屏風岩からさらに傾斜が厳しくなり、このあたりからハンガーノックを起こしかけていた。 屏風岩から先に進んでいくと、ついに雪渓に直面する。 しかしこれは想像以上の急傾斜で、挑戦者も少ないのでトレースの痕跡も発見しにくい。 アイゼンは持ってきたが今の自分の技術や残り体力からこれに挑むのは無理で、 何とか回り込めるルートはないか探したが見つからず、 このまま道を探しても体力を消耗する一方なのでここで撤退の判断を下す。 帰りは黙々と戻るだけだが、全体的にペースが遅い上に太ももにも疲労を感じ始めたので、 自覚がないうちに筋肉もかなり消耗していたとこの時に気付いた。 今回は久しぶりに撤退をしたので自分の消耗や撤退判断の話が主題になっているが、 風景は目まぐるしく変わり、渡渉や急登があったりと手強くも楽しいコースだと思う。 さて、数年後くらいにまたリベンジしたい山が増えたが、その時はどのように挑むか悩ましい。 今回撤退判断に至った主要因の雪渓と猛暑に関しては、 もう少しシーズンを後ろにずらせばクリアできそう。 険路についても、険路である事を把握してペース配分を意識すればハードだがいけるように思った。 素直に岩尾別温泉コースから行けば難度は下がるのだろうが、 もう少し時期を調整して同じコースを再挑戦するというのもあるように思った。 途中まで登って撤退したのは1年ぶり。 天候は問題なかったが力及ばず撤退したのは3年前の白山以来(これはYAMAP使い始める前なので記録は残ってない)
活動の装備
- モンベル(mont-bell)レラパック 30
- レキ(LEKI)トレイルライト AS
- シリオ(SIRIO)P.F.441 ユニセックス
- オリンパス(OLYMPUS)スタイラス Tough TG-5
- モンベル(mont-bell)スノースパイク 10
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