若狭富士『青葉山』へカメラ散歩

2021.04.02(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 55
休憩時間
1 時間 49
距離
8.4 km
のぼり / くだり
822 / 820 m
1 22
20
1 21
51

活動詳細

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昨年夏、丹波篠山の多紀連山(小金ヶ嶽・御嶽)を歩いたときに、山頂からはるか北方に、とんがり峰が見えた。 山頂で出会った方にその名を聞いたとき、「若狭富士だよ、青葉山」 と。 なんて綺麗な山なんだろう・・・! 自宅にもどって調べてみると、青葉山は、福井県大飯郡高浜町と京都府舞鶴市にまたがる山。 東峰(693メートル)と西峰(692メートル)の2峰からなる双耳峰。 さらに画像を調べたら、その山は海に面し、裾野もまさに富士の名にふさわしい秀麗な姿! 青葉山の登山道も魅力的な感じ! いつかいかなきゃ・・・!と、もちろん『いつか登りたい山リスト』に、載せていた(*^^*) 春がきっといい季節だろうな・・・と思い、この日に青葉山を計画していた。 二日前に六甲全山縦走を終えていたが、翌日も仕事に行き筋肉痛もそれほどなく、山歩きはできるようになっていたので、楽しみにして連れて行ってもらった。 そもそも、春のカメラ撮影を堪能しようと、どこにしようか・・・と決めた山行。 距離や、時間を気にせず、体力を中心におかないで一眼レフ片手に山を楽しめる日は、私にとってこれまた特別な時間。 高速で大阪市内から2時間余、ゆっくり目の自宅出発。 青葉山ハーバルビレッジの、登山口に近いところに駐車。 穏やかな樹林帯の登山道が始まる。 平日ということで、すれちがったのは登りの一組のみ。 まもなくして展望台につく。待っていたのは美しい海岸線、日本海だ・・! 東方の高浜町の方へ浜辺が広がり、真ん中には、あとで黄昏の青葉山を見ることになる、城山公園も見えた。 展望台を過ぎると、稜線に入り、馬の背を歩く。 ここはあっという間に過ぎ、その後も鉄の梯子階段がでてきたり、なかなか楽しい登山道だ。 最初に東峰に着く。ここが青葉山の最高点。標高693m。 写真ののち、西へ。ミヤマカタバミ、ミスミソウ、タムシバ、タチツボスミレ・・・。可愛らしい春の山野草が迎えてくれる。 ゆっくりかがみながら目線をおとし、撮影を楽しむ。 まもなく、写真で見ていた鎖場。 片方は下へ切れているが、足元は岩場にしっかりとれるので、太い綱を手でしっかりつかんでさえすれば、怖くなかった。 大きな岩が重なりあう洞窟みたいな穴を覗いたり、大師洞と呼ばれる岩室があったり、東峰から西峰へかけては、なかなか変化に富む景観。 稜線歩きの右をみれば、枯れ枝の隙間に見える、青い青い内浦湾。見とれて転ばないようにしなければ・・・! そして西峰に到着、すこし盛り上がった岩場を登り切ると・・・絶景!! よくトップ画にあがっている美しい若狭の内浦湾だった。 南側は山々が連なり、眼下には春の里山風景。 そこを見ながら、お昼ご飯。今日は、生姜みそ鍋うどん。 温かいものは、まだギリギリ美味しい時期だ。 松尾寺の方をまわって、一気に標高をさげて下山。 先ほど眼下にみていた集落を歩き、高野登山口を登る形をとって、思いがけず汗をかき、ようやくスタートの駐車場へついてゴール。 やっぱり青葉山といえば、山全体の姿を見ないとここまで来た甲斐がない・・・!ということで車で場所移動。 ヤマップでの登山は終了し、東方面の城山公園へ。 桜が今は満開、その美しさに見とれながら、荷物はカメラのみ、身軽になって、城跡だった高浜城址に上がってみる。 小高い丘の上から、そして、降りきって、海水面に触れる磯から、撮影を楽しみ、そして西日の影となる美しいシルエットの青葉山を見つめる。 時は、空がオレンジに染まりつつある美しい時間帯。 西へ太陽が沈みかけ、若狭富士、青葉山が漆黒の姿で迎えてくれる。 サンセットの青葉山・・・!壮麗な姿だ。 登った山を、その日の終わりの太陽とともに見送れる幸せ・・・! この貴重な瞬間の連続に、足が、カメラの手も止まる。 写したいけど、直接、じぶんの目でも、見ていたい。 花と、山と、海と、光・・・。 季節と、美しいものにたくさん出逢い、幸せな時間を過ごせたことに感謝でした(*^^*)。

青葉山 青葉山案内図。約70分で山頂、とありますが、ゆっくり撮影歩きで、120分後(^^;)
青葉山案内図。約70分で山頂、とありますが、ゆっくり撮影歩きで、120分後(^^;)
青葉山 青葉山ハーバルビレッジに車を置いて出発。駐車場の桜が見送ってくれます。
青葉山ハーバルビレッジに車を置いて出発。駐車場の桜が見送ってくれます。
青葉山 青葉神社の鳥居が麓にありました
青葉神社の鳥居が麓にありました
青葉山 木立の中は日陰でいい感じ
木立の中は日陰でいい感じ
青葉山 シャガ。 アヤメ科
シャガ。 アヤメ科
青葉山 土をゆっくり歩いて、感触を味わうのも好きです
土をゆっくり歩いて、感触を味わうのも好きです
青葉山 日差しが暑く、体感は、もう初夏?!
日差しが暑く、体感は、もう初夏?!
青葉山 ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ
青葉山 可愛らしくて、清純そうなイメージですね
可愛らしくて、清純そうなイメージですね
青葉山 タチツボスミレ
タチツボスミレ
青葉山 トキワイカリソウ
トキワイカリソウ
青葉山 なんだろう?
なんだろう?
青葉山 展望台に来ました
展望台に来ました
青葉山 わぁ・・・展望台からの絶景!
わぁ・・・展望台からの絶景!
青葉山 突きだしてる半島が、城山公園です
突きだしてる半島が、城山公園です
青葉山 ずっと見ていたいですね・・・
ずっと見ていたいですね・・・
青葉山 なかなかこの場を去れません
なかなかこの場を去れません
青葉山 金毘羅大権現
金毘羅大権現
青葉山 神社の鈴。銅の錆びの緑青は、私の好きな色。
神社の鈴。銅の錆びの緑青は、私の好きな色。
青葉山 落ちた桜の花も凛として・・・
落ちた桜の花も凛として・・・
青葉山 稜線歩きで視界が開けました
稜線歩きで視界が開けました
青葉山 南側の里山風景
南側の里山風景
青葉山 馬の背を振り返って
馬の背を振り返って
青葉山 日没時間を気にせず歩ける幸せ・・・
日没時間を気にせず歩ける幸せ・・・
青葉山 モクレンだと思ったら、タムシバなんですね
モクレンだと思ったら、タムシバなんですね
青葉山 開ききる花びらひとつひとつに、春の勢いを感じます
開ききる花びらひとつひとつに、春の勢いを感じます
青葉山 あそこを上がり切ると・・・
あそこを上がり切ると・・・
青葉山 青葉山山頂でした
青葉山山頂でした
青葉山 灯篭の小窓から・・・
灯篭の小窓から・・・
青葉山 登山道は素晴らしく整備されています
登山道は素晴らしく整備されています
青葉山 恐そうにみえましたが、大丈夫でした。景観に見とれないように注意ですけど・・・(^^;)
恐そうにみえましたが、大丈夫でした。景観に見とれないように注意ですけど・・・(^^;)
青葉山 北方面に見え隠れする、内浦湾
北方面に見え隠れする、内浦湾
青葉山 アップダウンがつづきます
アップダウンがつづきます
青葉山 ミスミソウ、ありました!
ミスミソウ、ありました!
青葉山 ミスミソウ、別名「雪割草」とも言うんですね。春の訪れを教えてくれる名前ですね(*^^*)
ミスミソウ、別名「雪割草」とも言うんですね。春の訪れを教えてくれる名前ですね(*^^*)
青葉山 大師洞と呼ばれる岩室。中山寺開山の泰澄大師参篭の伝説がある霊験あらたかな場所らしいです
大師洞と呼ばれる岩室。中山寺開山の泰澄大師参篭の伝説がある霊験あらたかな場所らしいです
青葉山 この岩室の岩肌の緑がとても瑞々しくて、近くで見入っていました
この岩室の岩肌の緑がとても瑞々しくて、近くで見入っていました
青葉山 西峰へはごつごつした景観が続きます
西峰へはごつごつした景観が続きます
青葉山 この小高い丘を登ると、西峰山頂です
この小高い丘を登ると、西峰山頂です
青葉山 着きました(*^^*)
着きました(*^^*)
青葉山 下を見ると、海・・・・!
下を見ると、海・・・・!
青葉山 登頂して、海が見えるっていいですね。
登頂して、海が見えるっていいですね。
青葉山 振り返って、南側は、京都、兵庫の山々
振り返って、南側は、京都、兵庫の山々
青葉山 こういう風景も大好きです
こういう風景も大好きです
青葉山 鍋キューブを使って簡単な生姜みそ鍋にしました。豚バラ、白菜、人参、舞茸、ねぎ、うどんです
鍋キューブを使って簡単な生姜みそ鍋にしました。豚バラ、白菜、人参、舞茸、ねぎ、うどんです
青葉山 ぜ~んぶ入れて、煮込みます。
簡単な手順の少ない山飯が好きです
ぜ~んぶ入れて、煮込みます。 簡単な手順の少ない山飯が好きです
青葉山 野菜、肉をたっぷりたべてから・・・
野菜、肉をたっぷりたべてから・・・
青葉山 うどんを入れて、七味かけて、おなかもいっぱい♪
うどんを入れて、七味かけて、おなかもいっぱい♪
青葉山 けっこうのんびりしたので、くだります
けっこうのんびりしたので、くだります
青葉山 鳥居の跡
鳥居の跡
青葉山 新緑の美しさに目を奪われます
新緑の美しさに目を奪われます
青葉山 春の光・・・
春の光・・・
青葉山 緑と黒のコントラストが好きです
緑と黒のコントラストが好きです
青葉山 桃色が目に入ると、優しい気持ちになりますね
桃色が目に入ると、優しい気持ちになりますね
青葉山 見上げると、いま降りてきた山、そして歩いた稜線が・・・
見上げると、いま降りてきた山、そして歩いた稜線が・・・
青葉山 車に戻るのに、すこし近道しようとしたら、えらい山道でした(^^;)
車に戻るのに、すこし近道しようとしたら、えらい山道でした(^^;)
青葉山 高野登山口から登る形になるんですね。また汗かくなんてね~~( ̄▽ ̄;)
高野登山口から登る形になるんですね。また汗かくなんてね~~( ̄▽ ̄;)
青葉山 今日いちばんの急登かも?!
今日いちばんの急登かも?!
青葉山 朝歩いたところと、合流。もちろん別の迂回ルートもあったのですが、まぁ、この最後の登り、あまりに意外すぎて笑い話になりました(≧∇≦)!
朝歩いたところと、合流。もちろん別の迂回ルートもあったのですが、まぁ、この最後の登り、あまりに意外すぎて笑い話になりました(≧∇≦)!
青葉山 駐車場へもどってきました
駐車場へもどってきました
青葉山 やっぱりここの桜に魅入ります
やっぱりここの桜に魅入ります
青葉山 来年はどんな思いで、桜を見てるんだろう・・・
来年はどんな思いで、桜を見てるんだろう・・・
青葉山 今年は、笑顔で迎えられた春でした
今年は、笑顔で迎えられた春でした
青葉山 場所をかえて、車で城山公園へ到着。高浜城址へ登りました
場所をかえて、車で城山公園へ到着。高浜城址へ登りました
青葉山 そして城址から降りてきて、波打ち際です
そして城址から降りてきて、波打ち際です
青葉山 昼間だったら、太陽光で水の色が、もっと青く見えたでしょうね
昼間だったら、太陽光で水の色が、もっと青く見えたでしょうね
青葉山 夕暮れ時。いい時間が始まりました
夕暮れ時。いい時間が始まりました
青葉山 青葉山と夕陽!
ひたすら、西を見つめています
青葉山と夕陽! ひたすら、西を見つめています
青葉山 青葉山に陽が沈みます。
山だけでなく、光の味わいを感じる時間です
青葉山に陽が沈みます。 山だけでなく、光の味わいを感じる時間です
青葉山 たまらなくいい時間・・・!
たまらなくいい時間・・・!
青葉山 ここに来れて、幸せです
ここに来れて、幸せです
青葉山 足取り軽く・・・
足取り軽く・・・
青葉山 場所をかえて見たサンセット
場所をかえて見たサンセット
青葉山 北方向はまだ海は青く・・・
北方向はまだ海は青く・・・
青葉山 深い青色は、その奥の世界へ興味をそそります
深い青色は、その奥の世界へ興味をそそります
青葉山 陽が沈んだあとの西の空
陽が沈んだあとの西の空
青葉山 山友さんもカメラから目が離せません
山友さんもカメラから目が離せません
青葉山 どこを見ても綺麗
どこを見ても綺麗
青葉山 場所を変えて、最後の青葉山・・・!
場所を変えて、最後の青葉山・・・!
青葉山 鯉のぼりが見えました
鯉のぼりが見えました
青葉山 トンビがこんなに近くまで・・・。
城山公園を満喫、そろそろ後にします
トンビがこんなに近くまで・・・。 城山公園を満喫、そろそろ後にします
青葉山 温泉のあとの、ラーメン第一旭♪
昔から大好きな味です(≧∇≦)!
これを楽しみに、昼山飯でラーメンは作らなくなりました(笑)
温泉のあとの、ラーメン第一旭♪ 昔から大好きな味です(≧∇≦)! これを楽しみに、昼山飯でラーメンは作らなくなりました(笑)

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