三嶺・天狗塚・石立山(高知,徳島)
2026.07.25 (土)日帰り
(長文になりました)
日本二百名山の三嶺(みうね・さんれい)から天狗塚まで縦走してきました。このルートは、2022年5月に剣山から三嶺まで縦走して以来気になっていたものの、自宅から登山口までが遠いのと四季それぞれに行きたいお山があって先延ばしになっていました。
山行夏季休業中の妻を誘ってみて一緒に登れるようなら塔丸や丸笹山あたりを考えていましたが、問答無用で断られてしまったので久しぶりのガチ登山にします。
先週石鎚山系の寒風山に登った際に笹に付いた朝露で靴の中が水浸しになってしまったので、今回はモンベルの「ライトアルパインパンツ」をはいてみました。
オンラインストアでは「モンベル独自の防水透湿性素材スーパードライテックを採用し、動きやすく快適な着用感です。裾のジッパーを開閉することで裾幅が調節可能なため、登山靴にもスキーブーツにも対応します。冬季登山から無雪期のトレッキングまで幅広いシーンで活躍します」と説明されています。裏地の肌触りがしっくりこないので、ファイントラックの「ドライレイヤー ベーシック」を併用します。冬メインのウェアを夏に使うのが心配の種です。
登山口付近の草むらで早速威力を発揮して朝露を弾いてくれますが、登山道に入ってからは草藪も笹薮もなく威力を発揮する場面がありません。7時半ごろから足もとに笹が現れ始めますが、ロングスパッツで十分です。稜線は笹で覆われていますが、8時半頃になると笹は乾き始めています。こうなるとただ暑いだけのウェアとなり、今回の作戦は完全に失敗でした。
5時20分に駐車場を出発して樹林帯をひたすら登り、8時過ぎに三嶺を望む1791mピークに着きました。そろそろエネルギー補給をしておこうとザックを開けると、昼食のぶどうぱんやあんぱん、おやつのどら焼きが見当たりません。車に置き忘れたようです。なんとも情けない気持ちでゼリー飲料を飲みました。行動食や非常食は多めに持ってきているので、このまま山行を続けることにします。
三嶺の山頂には8時50分に着きました。三嶺は「四国で一番美しい山」と言われていますが、剣山のある東側の雲が多くて山頂付近の笹原や池はくすんだ色合いで残念な感じです。その一方で、これから向かう天狗塚方面は割と晴れていて期待できそうです。
三嶺から先は笹原の稜線歩きです。何度も立ち止まってスマホで写真を撮りながら絶景を満喫しました。
西熊山までが思っていたよりも距離が長く、疲労を感じるようになりました。途中で左足がつって動けなくなったもののすぐに動けるようになり、10時20分に西熊山の山頂に着きました。
東側にはこれまで歩いてきた三嶺から続く稜線が見えて感慨に浸るものの、西側には天狗峠の向こうに三角形の天狗塚がちょこんと見えていて先は長いなあと感じます。
この後も疲労感は徐々に増していき、お亀岩を過ぎたところで両足がつって動けなくなってしまいました。観念して岩の上で10分くらい西熊山方面の絶景を眺めていると動けるようになりました。
お亀岩から登りきった所にある天狗峠付近の分岐から駐車場方面に下山できますが、もう少し歩けそうなので本日の目的地である天狗塚に行きました。
天狗塚には11時45分に着きました。計画ではこのまま牛の背まで行くことにしていましたが、水は少なくなっているし、食料は車に忘れてしまったし、疲労はたまっているし、冬用パンツで暑いしと良い材料が全くないので、天狗峠付近の分岐まで引き返して下山することにしました。
下山路の標高差は約660mで1時間ほどで下ることができましたが、ここからの林道歩きが長いこと長いこと。折り畳み式自転車の利用を考えなかったことを後悔しながら登山口から1時間20分ほど歩いて駐車場に戻りました。
今回の山行は反省点ばかりで少し凹んではいるものの、やっぱり笹原の稜線歩きは楽しいので、次回の剣山系は今回断念した天狗塚から牛の背の稜線を歩いてみたいと思っています。
消費水分量:4,700ml