108:25
92.8 km
6485 m
実録! 激闘の7日間! 冬期仙塩尾根!!
仙丈ヶ岳・伊那荒倉岳 (長野, 山梨)
2024.12.29(日) 7 DAYS
全て出しきった! 持て余すことなく全てを出しきったと言えるそういう登山に今回はなりました。 入山は12月29日、仙丈ヶ岳の柏木登山口。 下山は1月3日、塩見岳の鳥倉登山口。 そして1月4日は車回収で鳥倉〜柏木登山口までランの全7日間の行程になりました。 各泊地とその日その日の行動時間のまとめ。 12月29日 柏木登山口〜仙丈小屋 0時〜15時30分 冬期小屋泊 12月30日 仙丈小屋〜横川岳手前の鞍部 5時30分〜16時30分 テント泊 12月31日 横川岳手前の鞍部〜両俣小屋 6時30分〜9時30分 冬期小屋泊 1月1日 両俣小屋〜熊ノ平小屋 31日の23時30分〜16時30分 冬期小屋泊 1月2日 熊ノ平小屋〜北荒川岳と塩見岳の間のコースからそれた樹林帯の中 1日の23時〜16時 テント泊 1月3日 前日のテント泊地〜鳥倉林道冬季ゲートから2kmほどの夕立神パノラマ公園 5時〜21時 テント泊 1月4日 夕立神パノラマ公園〜柏木登山口 6時〜14時 トレランで車回収 計画時点では天候悪化の為の停滞日1日ぐらい含めて4泊程度、毎日の行動時間は日の出頃〜15時頃までと思っていましたが計画大甘でした🤣 蓋開けてみれば6泊で深夜スタート連発💦 でも食料も燃料も1週間ちょっとは行動できるように持って行ってたので、最悪8連休全て使って踏破しても大丈夫な準備はしてたのでよかったです👍 では1日ずつを振り返ってみます! 1日目 12月29日 この日は仙丈小屋までですが、冬、とくに年末年始はみなさんがよく通る仙丈ヶ岳の地蔵尾根ということでトレースはバッチリ👍 でもザックがとにかく重い! 出発前に計ったらザックの重さちょうど30kgでした。 とくに1日目は天気があまり良くないのがわかっていたので仙丈小屋に着いてから天気悪い中いちいち雪から水作りたくない!ってことで1日目は2日分の水分を持ってましたし、食料も2日目以降はカップラーメン、アルファ米が主になるので1日目ぐらいは生鮮食品食べたい!ってことで1日目に食べる予定の食料も重ためでした。 そういうこともあって大台の30kg💦 もちろんハードシェルやチェンスパ、アイゼン等全部リュックに入れた状態で30kgですが、30kgの重さが予想以上に堪えました😅 2年前の年始も日帰りピストンで同じコースで仙丈ヶ岳登ってますが、その時はスタートから山頂まで8時間30分程度、しかも前日に塩見岳に登っていて疲れた状態でもそれぐらいの時間で登頂できましたが、今回は登頂までに要した時間は15時間30分で2年前の倍近く😂、しんどさは体感3倍でした😭 あまりにしんどくて初日から心折れました😰 気軽に救助呼べるシステムがあるなら救助呼びたいほどしんどかったです🤣 2日目 12月30日 日の出少し前に仙丈ヶ岳に登頂して、いよいよ誰もいない縦走区間に突入! 1日目とは打って変わって天気は最高😁 仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳まで標高の高い稜線歩きですが今回の仙塩尾根のノートレースの長い縦走路、天気さえ良ければ標高は高く稜線の頭を歩けるような場所ほど、雪少なくて固くて歩きやすいのがよくわかりました! 大仙丈ヶ岳までは今言った条件が整っているのでけっこう楽です。 一番問題は大仙丈ヶ岳〜樹林帯に入るまでの区間!とくに樹林帯、森林限界、ちょい上の標高2600、2700m台ぐらいが一番やっかい!! この悪魔の標高2600、2700m台にはこの後もこの旅最後の最後までさんざん苦しめられることになりました😭 何が苦しめられるかって、まずこの悪魔の標高帯が一番ズボります! スノーシュー履いてても腰ぐらいまで平気でズボってその上でめちゃくちゃ藪っぽい!スノーシュー履いてたらすぐにひっかかって身動き取れなくなります😰 この悪魔の標高帯が全然進まないんですよね😭 そして悪魔の標高帯でめちゃくちゃ時間も体力も使ってようやくだいぶ歩きやすくなる樹林帯へと入りました。 樹林帯入って一段落、さぁここから巻き返すぞ!と思った矢先気が付けばなんとすぐ後ろに人が!絶対誰も人なんかいないと思っていたのでびっくりでした。 ここで自分に追いついた人は仙丈ヶ岳地蔵尾根から三峰岳、そしてそこから北岳まで行くのをピストン予定とのこと! 思いもよらぬ出会いがあり、この後2人で2時間ほど樹林帯を交代交代にラッセルして進みました。 その方はおそらく15時頃に行動止めてテント張ったのではないかと思います。 自分は16時30分頃まで進み暗くなる直前からテント張り始め張り終える頃には暗くなってました。 ちなみに2時間ほど一緒にラッセルしたその方はその後お見かけすることはなかったです。 翌日12月31日までに北岳肩の小屋に到達だきそうになければ途中で引き返すと言っていたので12月31日は天気悪かったし、どこかで引き返したのかもしれません。 自分が三峰岳着いたのは1月1日ですが、トレースも一度も見なかったので。 3日目 12月31日 大晦日この日順当に進めれば三峰岳越えの予定ですが天気はめちゃくちゃ悪い! 今回のコースで一番の難所は三峰岳と思っていたので、天気悪い中とてもじゃないが三峰岳は越えれない! 天気悪くても樹林帯の中は行動できるので、とりあえず少し進み両俣小屋へと下る分岐の野呂川越に到着。 ここでかなり悩みました。 先述した通り悪天で三峰岳は越えれないので、仙塩尾根上でテント張るか、時間もまだ早いので一旦両俣小屋まで下ってしまうか。 両俣小屋だと沢があるから水も取りほうだいだし魅力的! でも300m弱下ることになる! 300m弱といえどこの日までの2日間でこの重いリュック背負って深雪の中翌日また登り返すのがどれほど大変か身に沁みてわかっている! 悩む🤔せめてリュックが軽ければ!ってことで、そうだ!仙塩尾根にとりあえず両俣小屋に泊まるにあたっていらないもの全部置いていこ!と思いつき、持ってきてたゴミ袋にいらないもの全部入れて仙塩尾根に置いて両俣小屋まで下りました。 絶対誰も来ないし🤣 結果、両俣小屋はやはり快適でした😁 沢もあって小屋には布団や毛布も用意されていて小屋の外にあるトイレも使える! ということで大晦日は絶対誰も来ない両俣小屋で1人お菓子とか食べてパーティー🤣 この不安でしかたない1人長い冬の縦走も少し一息😊 翌日元旦はかなり天気良い予報! 翌日の難所三峰岳越えに備えてリフレッシュしました👍 4日目 1月1日 31日は早くから休んでいたので早くに出発、まだ日付け変わる前の23時30分前には両俣小屋を出ました。 天気は完全に回復! もう少しで年越! 絶対誰も来ないところで年越登山やー🤣 両俣小屋から仙塩尾根まではかなり急登! 前日にいらない荷物上に置いて来てよかった😅 一生懸命登っててハッと時計見たら0時2分! 慌てて山中で「ハッピーニューイヤー!!」と大声で叫んでみました🤣 そして元旦に仙塩尾根に復活! 荷物がまた重くなり、コツコツと三峰岳へ向けての登り勾配の樹林帯を進みます。 そして樹林帯抜け直後の出ました悪魔の標高帯で苦戦しつつも、眼前にはいよいよ三峰岳が! ちょうど朝の時間帯で陰影がハッキリしていて三峰岳なんとも神々しい! ほんといよいよって感じ! ズボり激しい悪魔の標高帯抜けても雪は深くアイゼンだとやはりうまいことハイマツの上を歩いて行かないとなかなかハマって進みません💦 深雪に難所に体力の消耗ハンパない💦💦 もう息も絶え絶え少し進んでは休み少し進んでは休みをくり返して進みます。 仙丈ヶ岳側から行くと三峰岳ピークの前に何個か岩壁越えて行きますが、三峰岳ピークの2、3個前の岩壁が一番難所だったかな。 鎖とかは見えてましたが、三峰岳のためにダブルアックス持って来てたので今回はダブル使います! でもたぶんダブルまではいらなかったとは思います。 なんせ仙塩尾根長いので次また冬来ることがあるなら荷物が少しでも軽い方が良いってわかったので、ピッケルは一般縦走用の物一本だけ持って来るかと思います。 そして何度も何度も休みながら元旦の11時30分頃に三峰岳到着! ここまでも長かったけど三峰岳でやっと半分ぐらいって感じ😅 三峰岳からこの日泊まる予定の熊の平小屋まではコースタイムで1時間30分。 下りだしまだ昼前だしさすがに余裕だろと思いきや、三峰岳〜熊の平小屋までがまたえらかった💦 際どいトラバースなんかもあって、下りなのになかなか休めず、でも途中歩きやすい区間もあり熊の平小屋も見えてあとほんともうちょっと!ってとこで今回一番の悪魔の標高帯にめちゃめちゃハマる!! 仙丈ヶ岳側から行って熊の平前はほんとにひどい😰 スノーシューでもずっと腰ラッセルな上に雪下の藪もほんとひどい💦 深いラッセルやっとの思いで一歩進んだと思いきや藪にスノーシュー取られて身動き取れない💦 時間ばかりがあっという間に過ぎていく😂 コースタイムでは熊の平まで残り30分のところ気が付けば2、3時間経過😰 それでいて全然進んでいない💦 いや、これは暗くなる前に熊の平着くの確実に無理や!!とりあえずヘッデン覚悟で進んでいると、なんと熊の平方面から自分と同じくもがき苦しんでる人が進んで来ている‼️ マジで目を疑った‼️ 思わず「トレースここにありまーす」って当たり前のことを叫ぶ🤣 もかき苦しむ2人‼️ そして出会い奇跡的にトレースがつながった😂 YAMAPネーム「カセイソ」さん、この方もやはり自分とは反対の鳥倉から仙塩尾根踏破を狙ってここまで来たとのこと! 自分より1日早くに出発してこの日で5日目だそう😲 ここまでの大変さが身に沁みてよくわかる😭 なんとも三峰岳を11時30分に出発して熊の平までコースタイム1時間30分のところ、おそらくここでカセイソさんに出会ってなければ7、8時間は間違いなくかかって夜になっていた💦 まさに元旦夕暮れ前に奇跡の出会い! お互い当たり前に初対面だが「明けましておめでとうございます。」ととんでもないところで新年のあいさつを交わし、お互い情報交換して別れました。 これでお互いこの後トレースある!とこの時は喜びましたが、その後トレースってのはやはり何人もの人が歩いて始めてできるのがトレースってのを思い知らされることになります! 悪魔の標高帯や雪溜まりのようなほんとに深くハマりめちゃくちゃラッセルいるような場所は1日、いや半日もあれば跡形もなくトレース消えてます😅 それでも多少なりとも所々でトレースの恩恵は確実に受けましたし、なによりお互いの存在がかなり励みになったのは間違いないです! カセイソさんとはその後YAMAP上のメッセージのやりとりして、カセイソさんも1月4日に仙丈ヶ岳から下山して仙塩尾根無事踏破されたそうです! そしてカセイソさんのおかげでなんとか17時前に熊の平小屋に到着! この日の三峰岳越え死ぬほどしんどかったが、翌日塩見岳一気に登頂する決意を抱き就寝😪 5日目 1月2日 前日も23時台にスタートしているが、この日も一気に塩見岳とる覚悟で23時にスタート! この日でクソ重いリュック背負って5日目、とんでもないラッセルの連続! 気温は日中でもマイナス10℃以下 もう身体的にも精神的にもかなり堪えている💦 この日に一気に塩見岳とるって気概も早く終わらせたいという気持ちの焦りなのは確実だった💦 熊の平からまた全体的に登り勾配で何度も悪魔の標高帯に入ってはもがいて何個もピークを越えて行く、もう出だしからとんでもなくしんどい💦 それでも樹林帯の雪が安定しているところはカセイソさんのトレースが残っている! それだけでだいぶありがたい! 今はとにかくコツコツ進むしかない! 熊の平小屋を23時に出発して塩見岳前の最後のピークの北荒川岳へのアタック地点(鞍部)に到着する頃には朝を迎えていました。 ここから北荒川岳ピークまでわずか150mアップ、コースタイムでいえば40分ほどだろう! だがここがまた一番の悪魔の標高帯! カセイソさんのトレースも全く無くなっている💦 北荒川岳、カセイソさんからとんでもなく苦労したとは聞いてはいたが、想像以上にとんでもなかった😰 正直登頂までの道筋が全く見えない😱 ラッセルはスノーシュー履いても腰ラッセルでしかもひたすら登りであまりに深すぎて進まない上体力の消耗がハンパない💦 見れば藪地帯が山頂まで続いている道筋もあるのでラッセルあきらめてスノーシュー脱いで、藪に突入するも藪は藪であまりに深すぎてがんじがらめでここも体力の消耗ハンパない😰 そして藪と言ってももちろん下は深雪だ! 95Lもの重いリュック背負ってとてもじゃないが行けたものじゃない! もう藪行ったり、スノーシューまた履いてラッセルしたりで全然進まず北荒川岳のアタック地点に朝に着いたのに、よもやコースタイム40分のところに丸1日費やして北荒川岳でビバーク⁉️と覚悟したほどでしたが、なんとかコースタイム40分のところを4時間使って北荒川岳のピークに到着! 正直どうやって北荒川岳のピークに着いたか覚えていない😅 さぁいよいよラスト塩見岳!ってもう昼超えてます。 この日登頂絶対無理😂 さらにはまた北荒川岳から歩きやすい区間をほんの少しだけ通って、その後とんでもなくまたラッセル💦 ここ夏場来たことある人ならわかると思うけど、いかにも雪溜まりそうな場所でしょ😅 ここは幕営禁止の看板がいたるところにありますが、もうここでビバークするしか選択肢ないのでビバーク😅 あまりにも雪深くてテント張るのも大変なので安全上のことも考えてコースからはずれてけっこう下り樹林帯まで行ってテント設営! 翌日三伏峠小屋のご主人と話して、「幕営禁止のところにテント張っちゃいました💦」って話したら「冬なんでいいんじゃないですか。」って笑ってました🤣 シーズン中は絶対テント設営ダメかと思います😅 そしてあんなところで冬ビバークする人はごく一部かと😂 6日目 1月3日 6日目もう身体もマジで限界だが4時台にはスタートせねば!というのもこの日は昼から天気も荒れ予報! なので塩見登頂してできれば昼までに樹林帯まで下りたい。 だが夜中極寒の中テント片付けようとしたら、テントの骨組みの折りたたみ式のポールが凍結して折りたたまらない💦 テンパって折りたたまない状態で持っていこうとしたけど、イヤイヤ長過ぎ🤣 無理! そうだテント片付け前に行動中飲むようにお湯作ってた! ポールにお湯かけたら、さすがすぐに溶けてポール折りたたまりました! でも30分ぐらい時間食っちゃった💦 予定よりちょっと遅れて5時スタート。 またスタートからスノーシュー履いて深いラッセルひたすら進む。 もうマジでラッセルは懲り懲り😰 ようやく深いラッセルも終わり尾根上の固い地面に出た瞬間、今度は西風が一気にとんでもない爆風で襲ってきた💦💦 この日はそれまで東斜面をラッセルしてたから西風あまりわからなかったが、やばい😱 このあたり冬の間は基本西風はずっと強いものだけど、予報見てもこの日はとくに風強い予報になってた! でも時間的なタイミングはちょうどよく、ちょうど日の出に! 尾根から風を防げる東斜面に少しだけ戻ってアイゼン装着! さぁ6日間の長い闘いも最後の勝負! 塩見岳! いざ尋常に! 尾根登り始めると予想以上に西風がとんでもない💦 耐風姿勢取ってないと身体ぶっ飛びそう😱 とりあえず身体を風が吹いてきている西側に向けて耐風姿勢取って時には岩につかまって耐えながら牛歩でちょっとずつ進むしかない! この間はずっと撤退するかこのまま進むか迷っていました💦 体力は容赦なく削られていき、タイムリミットも刻々とせまってきている😱 北俣岳分岐からは激しめの稜線が待っている、このまま稜線に進んで風で滑落ってイメージもリアルに想像できる😱😱 翌日4日の方が条件的に良かったはず! どうする? 一旦撤退⁉️ いや、良いも悪いももう終わらせたい気持ちが大きい! もう進ませてくれ‼️ 心は葛藤の嵐‼️ それにしても北俣岳分岐までの尾根もこんなに急だったか⁉️ まるで冬の槍ヶ岳の槍の穂先のアタックぐらいの感覚だけど、これも風と雪のせい⁉️ なんせ必死だった! そして北俣岳分岐に近づくにつれ、風は少しマシになってきているように思えた。 いや、実際マシになってきている! そう、北俣岳分岐から塩見岳ピークまでは進む方角的にも、地形的にもそれまでの尾根上よりは少し西風は受けづらくなる! 北俣岳分岐に到着して少しだけ落ち着いた。 だがここからは気が抜けない稜線! 何より体力的に限界が近づいている😰 天候悪化のタイムリミットも近い! もうここまでくれば引き返せないしほんとに正念場! 塩見岳ピークまでの稜線、ここも基本稜線の尾根頭を極力歩かないと、少し尾根頭から外れるととんでもないラッセルが待っている💦 なるべく尾根頭のハイマツ等の藪の上を渡り歩くのがベスト! それにしてもあともう少しが果てしなく遠く感じる💦 もう限界💦途中マジで身体動かなくなった😰 どうしよう😥 そういえばエナジージェルがまだ残ってた! エナジージェルを2つとアミノ酸サプリのBCAAサプリを流し込んで、「あとちょっとー‼️ 動けー‼️」と大声で叫んだ😂 こういう時はエネルギー摂取して、やはり最後は気合だ‼️ ここまでくれば気持ちで登るしかない‼️ とんでもない重い身体を気持ちで動かしラスボス塩見岳見事登頂😆😆😆 ここまで正直楽しさなんてほとんどなかったけど、この瞬間のためだけに6日間がんばってきた‼️ 山頂で泣き叫んだ😭😭😭 感動なのか⁉️ なんせ山でこんなに感動したのは初めてだった。 やりきった!(まだ下山あるけど) 天気も少しだけ雲出てきたようだけど青空広がってる! だがその後すぐに1時間も経たない間に天気は荒れ模様となった。 青空で塩見山頂迎えたことは、この6日間のご褒美やな😆 その後、本谷山と三伏山と普段ならなんてことないピークの登り返しでも、何度も何度もリュック降ろしては休憩。 それだけ疲弊しきっていました😂 なんとか三伏峠へと到達して、小屋でコーラ等購入! ようやく気持ち的にも楽になった感じがし、そのまま一気に下山。 そして長い林道歩いて、冬季ゲート2km手前のトイレのある公園でだいぶ夜遅くなりましたが翌日の車回収に備えてテント張って就寝に至りました。 7日目 1月4日 この日はスタートからずっと95Lザックに忍び込ませていた、12Lのトレランザックとランニングシューズが日の目を見る日🤣 鳥倉の冬季ゲートに95Lザックをデポして、トレランザックとランニングシューズのトレランスタイルにスタイル替えして、走ったり、歩いたりしながら分杭峠越えて仙丈ヶ岳の柏木登山口に置いた車を回収しに行きます! 身体も限界だったので走れるか不安でしたが、なんかようやく命の危険から開放されてずいぶん心が軽くなった感じ😌 頭はずっとボーとしてる感じでしたが、思いのほかたんたんと、心穏やかに走っていました🏃 途中大鹿村の道の駅でちょっとおしゃれにカフェしたり、まぁ7日間お風呂入っていない、着替えもしてない真っ黒な男ですが、そこは置いといて🤣 分杭峠は思ってたより雪多かったです。 7時頃鳥倉冬季ゲート出発して、柏木登山口まで約35km。 寄り道したり雪の峠越えて14時頃に車に到着! もっと身体動かないと思っていたので思ったより早くに柏木登山口まで到着できました。 まぁその後、また今度は車で95Lザックを回収しにまた鳥倉戻ったんですけどね🤣 今回もえらく長い山行になりましたが、確実に一生忘れられない山行になったし、山人として少しレベルアップできたかなと、そう思える山行になりました👍