木曽縦走 〜待ち侘びた雪景色〜
木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山
(長野)
2024.11.23(土)
2 DAYS
2024.11.23〜2024.11.24
千畳敷駅から木曽山脈縦走
ずっとやりたかった木曽山脈の縦走。
欲を言えば、仕事終わりにブラックスタートで縦走をしたかったのだが、寒いのも暗いのも嫌いなので...そこまで踏み切れず、千畳敷駅からスタートとした。
DAY1
🌤️晴れ時々曇り
🌡️最高気温 -5℃ / 最低気温 -10℃
🔹千畳敷駅〜木曽殿山荘避難小屋
中央道の事故渋滞で到着が1時間半遅れ...
避難小屋の到着何時になるんだ…
これは自分に与えられた試練だと言い聞かせた😅
前日の夜はかなり冷え込んだらしく、中央アルプスは雪化粧となっていた。
日中でも-5℃のため、雪と樹氷は溶けず、到着早々に圧巻の景色だった。
ゆっくりしている場合ではないので、急ぎ足で進むが、この絶景を写真に撮らない訳がない。
終日快晴予報であったが、梶尾岳に来て空が真っ白になってしまった。
おまけに雪も降ってくる始末。
グループで来ていた方は木曽殿山荘まで行く予定だったらしいが、天候が変わったので梶尾小屋に泊まるらしい。
誘惑に負けそうになったが、行ってきますと言って梶尾岳を後にした。
もう晴れることはないだろうという感じのガスっぷりだったが、1時間程でガスが抜け快晴に変わった。
山とは不思議なものだ。
初日は17時過ぎに避難小屋に到着。
既に2名方がおり場所を譲っていただいた。
DAY2
☀️晴れ
🌡️最高気温 6℃ / 最低気温-16℃
🔹木曽殿山荘避難小屋〜南駒ヶ岳
前日はバスの中で寝過ぎたため、あまり寝付けなかった。
小屋の中にいても風の音が強く、南駒ヶ岳まで行って池山尾根から下山しちゃおうかなとヘタレな部分が出てしまったが、1度起きたら気持ちが切り替わった。
空木岳までは1時間かかったが、感覚的は30分くらいだった。
相当アドレナリンが出ていたのかもしれない。
そこから先は未踏の領域。
赤椰岳から見る南駒ヶ岳は壮大であり、木曽駒ヶ岳、空木岳と並ぶ迫力があった。
🔹南駒ヶ岳〜南越百山
ここから先の稜線も凄まじい。
そしてこの縦走路で一番厄介なハイマツの藪漕ぎが待っている。
藪の高さは場所によってバラバラ。
スネ辺りの高さ、これが脚に当たって結構痛い。
身体より大きいハイマツはザックが引っ掛かり、至るところにハイマツが入ってくる...
そしてハイマツのトンネルを潜るようなところもあったり。
全くペースが上がらないので我慢の場所だった気がする。
🔹南越百山〜念丈岳
ここからは波線ルートになっているが、ある程度道は整備されていた。
笹藪も刈り取られており、目標もあるためペースが上がりやすかった。
奥念丈岳と念丈岳の間でチェーンスパイクを落とし、40分程探すことになった...
🔹念丈岳〜まつかわの里
無事にチェーンスパイクは見つかったものの、時間を大幅にロスしたため、メンタルがやられ中々ペースが上がらなかった。
このままでは温泉に入れない...
自分に喝を入れ、一気にダッシュで駆け降りた。
最後は訳の分からん林道から降りたことでまた時間をロスしてしまったが、15分程温泉に浸かることができ、出発2分前にバス停に到着した。
2日間ともバタバタの山行でした😅
🛖避難小屋
木曽殿山荘避難小屋
🎒ザックウエイト
13.0kg
※水2600ml、コーラ500ml、ゼリー300ml、ウイスキー240ml、パックおでん500ml
🏃消費カロリー
2,885kcal / 4,127kcal
DAY1 1,577kcal
DAY2 1,308kcal
♨️温泉
信州まつかわ温泉 清流苑
🔸アクセス
往路
🚌京王電鉄バス(新宿6:55→駒ヶ根インター11:50)
🚌路線バス(女体入口12:07→しらび平駅12:45)
🚡ロープウェイ(しらび平駅13:00→千畳敷駅13:08)
復路
🚌京王電鉄バス(松川インター15:34→新宿20:50)