白神ラインから向白神岳
白神岳・蟶山・大峰岳
(青森, 秋田)
2022年03月18日(金)
日帰り
昨年歩いた吉ヶ峰から向白神岳へ続く稜線。
偶然にも昨年と同じ日付、稜線の写真を撮るためにまたやってきた。
白神ラインの冬季通行止めゲートから太夫峰登山口までは11キロ程あるのでショートカットできないか地形図を眺めていると丁度いい傾斜の尾根とそこへ繋がる林道を発見。登山口を経由するよりもかなり距離を短縮できそう。
白神ラインを自転車で進めば更に時間短縮できると目論んだけどゲートから500m程進んだところで唐突に雪道へと変わった。堤があってそこまでは除雪されたようだ。
秋駒で破損したスノーハイク。ビンディングを分解し修理して使えるようになった。
折れた部分を破棄してシューズ受けの残りを固定具の形状に合わせ切ってネジ穴空けて元に戻すだけ。シューズ受けの長さはギリギリになったので今度折れたら修理不可。
白神ラインから林道へ入り太夫峰の夏道へ合流する尾根へ上がる。全体的に傾斜がキツい。
稜線に上がるまで特に危険な所はなかったが、雪が溶けて凍ってを繰り返しカチカチの斜面にになれば滑落したらずっと止まらないだろうなと想像する。
標高900m付近で突然空気が冷たくなった。霧氷も健在だ。太夫峰直下で氷の斜面が現れたのでアイゼン装着。ここから雪庇に注意。
直角峰を右折し吉ヶ峰へ。いよいよ今回の核心部へ。鞍部へ向かって100m程下る。そこからの登りが難しい。左は雪庇とクラック。右は笹内川まで切れ落ちる谷。垂直に感じるような雪壁も2ヵ所あり。特に危険だったのは雪庇の上を通過しなければいけない場所。気温が高ければ乗った所から崩れ落ちるかも。そうでなくても細い稜線の上でぎりぎりバランスを取っている状態なら刺激を与えた瞬間に雪庇もろとも転落してしまうだろう。
それらの難所を越えて静御殿の上へ辿り着けば向白神岳へ続く稜線は広くなる。
白神山地最高地点で折り返す。
トレースを忠実に辿りクラックへ落ちないよう歩く。吉ヶ峰の直下へ到達したところで安堵する。太夫峰にデポしておいた荷物を回収し下山。
昨年同様にやはり難しいルートだなと実感。
もうここを歩くことはないと思ったので時間をたっぷり使い写真を沢山撮っておいた。