26:28
48.7 km
2810 m
尾瀬〜大白沢山~平ヶ岳~大水上山~三国川
尾瀬・燧ヶ岳 (福島, 群馬, 栃木)
2025.04.15(火) 4 DAYS
長く憧れていた尾瀬ヶ原から大水上山をやってきた。ずっと思っていたので無事に歩けて大きく感動する。今年は久しぶりに雪が多く、ほとんどを雪の上で過ごすことができたのもよかった。 4月15日(火)13:40トキ号東京発→14:30上毛高原駅着→15:06尾瀬戸倉行バス発→16:55尾瀬戸倉着→18:15テント泊 天気 尾瀬戸倉…みぞれ~雪 沼田は今が桜の季節、路線バスに高校生たちが乗ってくると静かなバス内が急に賑やかになり旅情が身についた。途中、日光白根山登山の拠点となる片品温泉を通る。終点の尾瀬戸倉で下りるとみぞれが降って来た。鳩待峠方面に歩き始めるが18:15から吹雪となり適当な平坦地で天幕を張る。今日は日本海に低気圧があり寒気が南下しているとラジオで言っている。明日も雨または雪の予報だ。夜、風が強くなんども目が覚める。 4月16日(水)7:00発→9:00鳩待峠→10:00山の鼻→11:40大白沢山の尾根に取りつく→13:35大白沢山直下テント泊 天気…雪 4:00起床するが吹雪いているため寝る。6:00頃風が収まり明るくなってきたため出発する。鳩待峠へ作業用車がどんどん上がっていく。鳩待山荘は雪に埋もれていた。明後日4月18日のバス開通に向けて準備で忙しそう。お土産物なども運び込んでいた。ツボ足で鳩待峠から沢の右岸をたどる。この時期、夏道は埋まっており使えない。山ノ鼻直前で木橋を渡る。山ノ鼻からも締まった雪で歩きやすいがまた雪が降って来た。大白沢山に近づくほど雪が深くなりわかんじきを履く。水を汲みたかったが沢の水は見えるが河原のようになっておらず結局汲めなかった。大白沢直下で雪が強くなり天幕とする。 4月17日(木)5:30発→5:50大白沢山→7:30白沢山→9:00平ケ岳→10:40剱ケ倉山→12:40滝ケ倉山→16:00藤原山 天気晴れ。やぶ漕ぎなし。 寝坊しすっかり明るくなっていた。アイゼンを履く。大白沢山の下りは一部岩場になっており避けるようにしてクライムダウンする。白沢山からゆるい登りを標高差150mで平ケ岳山頂へ。剱ケ倉山は雪が不安定に乗っており近くまで行かないと登路が分からない。肝心のところで雪庇が崩れていたり少し緊張する登りとなった。雪が腐ってきたためアイゼンを脱ぎワカンジキにする。滝ケ倉山の登りはアイゼンを履く。滝ケ倉山には5mくらいの小さな岩場がある。寝ているので手がかり足がかりを求めれば問題なく登れる。後半、雪が重くなりペースが落ちる。16:00に広々した藤原山にて天幕。 4月18日(金)4:00発→6:30大水上山→7:20丹後避難小屋→9:30栃ノ木橋→10:50落合橋→13:00三国川ダム管理事務所 天気曇りのち晴れ。やぶ漕ぎなし。 暗い中出発、最低鞍部から270m登り返すと大水上山。丹後山からカモエダズンネを下る。栃ノ木橋で三国川を左岸に渡るのだが雪が不安定に乗ってあるいは細く高く乗って渡れないのではないかと心配していた。しかし、橋の上に平坦に乗っておりあっけなく渡れた。その後は上部のブロック等に終始気を付けながら一気に落合橋まで下った。大きなデブリは芝倉沢で歩き慣れている。三国川左岸の道沿いに行くが、全部雪で埋まっている。部分的に雪面の傾斜が強くつま先でアイゼントラバースするところもあり気が抜けない。雪が少ない年はなんということもないが今年は緊張の連続だった。大水上山からの下りは中ノ岳か銅倉尾根がいい。落合橋まで来るとすごくリラックス。三国川ダム管理事務所までのんびり歩く。