渓雲山

皇海山に来ました。てんくらでAやBだったので、登ることにしましたが、霧雨、小雨でたまに止むといった感じで、また、登山途中で誰とも会いませんでした。 庚申山荘から皇海山までの十二峰のバラエティーに富んだコースは魅力的です。 庚申山荘から庚申山までは急な坂や梯子を登ります。庚申山から蔵王岳までは比較的容易です。蔵王岳はほぼ垂直の岩場（鎖場）、その後も同様の鎖場や梯子、急登が鋸山から皇海山方面へ降るところまで続きます。 有名な笹原は鋸山から女山方面へ向かう途中から六林班峠を過ぎて水場のある辺りまで、背の高い熊笹が続きます。笹藪の中は丸太など障害物が多く、躓きやすいです。六林班峠を過ぎた笹原は片側が崖になっているところも多く、崖側が崩れていたり粘土や笹の茎で滑り易く、滑落への注意が必要です。 今回の感想はコースがバラエティーに富んでいて楽しく、距離が長く標高差もあるため、達成感が大きいです。一方、雨☂️の日は滑り易く危険⚠️なので、避けた方が良いと感じました。

ずーっと後回しにしていたせいで林道は廃道になるし、体重は増えるしで尚更足が重くなっていた皇海山。目の上のたんこぶのような存在でしたが一念発起してクラシックルート日帰りにチャレンジしてみました。 結果もう二度と同じルートを通ることはないでしょう。そのぐらいしんどかった。日の出前に歩き始めて日没後も歩いていたのは今回が初めてでした。 チャレンジされる方は庚申山荘前泊の上可能な限り早立ちをオススメします。体力オバケの方はどうぞご自由に。 ちなみに鋸岳の鎖場は足がかりが無いところが多いので力の無い方（特に女性）は十分注意してください。 体力ある方なら帰りに結構危ない割に退屈な六林班コースを通らずに鋸庚申山をピストンした方がタイム縮められるかと思います。

梯子、鎖、藪、崖っぷち、ナイトハイク、いろいろ楽しめます。達成感半端ないです。

日本百名山の皇海山へ。 当初は北アの小屋泊を予定していたら２日目の天気予報が悪くなってしましたので、宿も乗り物もキャンセルして急遽こちらへ。 現在日帰り最難関と言われているのも納得。平ヶ岳は距離が長いだけだけど、こっちは距離も長いし標高差も割りとあるし鎖場の角度も中々エグい。バリルーだと懸垂で下りれるけど、垂直に近い鎖場のクライムダウンはチキン野郎には正直少し怖い。総評としては、妙義や戸隠の様なスリリングな鎖場の楽しさと、聖岳や笠ケ岳の様なアルプス弾丸日帰り登山の長さをミックスした感じかな？景色の派手さは到底アルプスには勝てないけど、地味な山々の連なりは実に趣きがある。 登山者は皆変態だろうから、大満足間違いなしのルートだと思う（笑）。 夏の間は仕事柄ほとんど休みが無くて２ヶ月弱ぶりの登山で脚がしょっちゅう吊ってしまい、芍薬甘草湯を飲みまくって進んだ為、水が途中で無くなってしまい１時間ほどだが苦労した。ハイドレーションは時々残量を確認しないとこうなっちゃうんだなと反省。 それと朝登り出してから、春に新調したちょっとだけ高価な熊鈴も落としてしまい、帰りに暗がりをヘッドランプで入念に見ながら下ったけど見つからなかった。小さい鈴をもう一つ付けていたので、それが鳴り響いていたのは心強かった。鈴を取り付ける止め具が不安だったが、この日本メーカーを信用し過ぎた自分も゙悪かった。それに消音のロックも固まり易くて不調だし、もう「東京なんとか」ってメーカーの鈴は買わないと心に誓った。 それに帰りに食べた味の濃いタレがたっぷりかかったレバー丼と付いてきた塩辛い味噌汁にも゙参った。若布や麩だけでも食べようかと思ったがそれも塩っぱくて残した。付け合せに沢庵なんぞ付けずに白飯２膳付けて欲しかった。登山中に梅干しグミを沢山食べたのにこんなに塩っぱく感じるなんて高血圧のおっさんを殺す気かと思った（笑）。 まあ熊鈴とレバー丼の愚痴ばかり書き込んでしまったが、 そんなトラブルも゙全て含めて、お腹いっぱい楽しめた山行だった！！