麦山浮橋からヌカザス尾根を経て笹尾根へ
三頭山・槇寄山・土俵岳
(東京, 山梨, 神奈川)
2024.12.12(木)
日帰り
12月7日の夕方から通行止めになった麦山浮橋が9日に再開されました。もっと修復に時間がかかるのかなと思っていましたが、予想外に早く終わりました。麦山浮橋には来年の新緑の頃に行こうかなと思っていたのですが、予想外の早い再開に前回諦めたコースを歩いてみました。
バスを降りるとすぐ目の前に麦山浮橋があります。緩やかなS字を描いて湖面に美しく横たわっています。同じバス停で降りた一人が先に渡って行きました。私が2人目だったようで橋の表面には霜が降りていて、時々足を取られそうになりました。早々とリベンジ成功です。
対岸に渡って車道をしばらく歩いたところからヌカザス尾根が始まります。いきなりの急登でした。ずっとアキレス腱が伸びっぱなしでした。木の隙間からわずかに鷹ノ巣山などが見えましたが、ほとんど眺望はありませんでした。それでも、傾斜が緩くなったり、下りになったりするところもあり、思っていたよりも歩きやすい道でした。
ヌカザス尾根ではほとんど人には会いませんでしたが、三頭山西峰の山頂には沢山の人が、とはいっても平日だったので、10人ほどでしたが、休んでいました。ここで超馬王が開け、富士山がよく見えました。せっかく来たので中央峰と東峰にも寄りました。
そこからは笹尾根の下りです。三頭大滝への最後の分岐を過ぎてからはほとんど人に会いませんでした。こちらも静かな尾根歩きができました。ところどころやや急なくだりがありましたが、全体的になだらかで広い尾根道でした。笹尾根を行けるところまで行こうと思っていましたが、多分丸山あたりが限界なんだろうなとも思っていました。実際その通りになり、そこから笛吹(うずしき)バス停に降りました。
バス停に着いて時刻表を見ると次のバスまで1時間待たなくてはなりませんでした。風はそれほどありませんでしたが、日が暮れかかった寒い日にここで待つのは辛いなと思いました。近くにコンビニや何か食べるところなんてないだろうなと思いながらもGoogle Mapで調べてみると、なんと徒歩5分のところに食事ができそうなところでがあるではないですか。でもどうせ平日のこんな時間に会いているはずないだろうなと、諦めながらもすぐそこなので店まで歩きました。そしたら、店の前にOPENの表示がありました。砂漠にオアシス、地獄に仏とはこの事です。あとはバスの時間まで暖かい室内でコーヒーとチーズケーキをいただきました。店の名前は「たなごころ」でとても雰囲気の良いところでした。
この日は天気予報で朝方は風が強いといっていたのですが、快晴無風で、少し寒かったですが、汗もかかず山登りには最適の日和でした。