塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳(神奈川,山梨)
2026.08.23 (日)日帰り
【山行記録】鹿とヤマビル、そして「破壊の天使」。夏の深部を巡る極上のデトックス登山
こんにちは!夏の登山の「過酷さ」と、その先にある「最高のご褒美」を存分に味わってきました。
今回のルートは、神ノ川ヒュッテを起点に、東海自然歩道から袖平山、姫次を経て、蛭ヶ岳へ。そして最終目的地の深山・臼ヶ岳から広河原へと抜ける、たっぷりと山を堪能できる骨太なコースです。
夏の山は、まさに野生と試練の連続。それでも私たちが山へ向かう理由が、この記録から伝われば嬉しいです!
🦌 人間より鹿に会う道(袖平山まで)
神ノ川ヒュッテを出発し、東海自然歩道を袖平山へ向けて登り始めると、そこはもう完全に野生のテリトリーでした。
すれ違う登山者よりも、立派なツノを持った鹿🦌🫎ちゃんたちと目が合う回数の方が圧倒的に多い!彼らの静かな生活圏に、そっとお邪魔させてもらっている感覚に癒やされます。
しかし、夏の洗礼は容赦ありません。待ち受けていたのは、過酷な**「ヤマビル地獄」**。
足元への警戒を一時も怠ることは許されず、常にスリルと隣り合わせの登攀。これもまた、夏山ならではの強烈なスパイスですね。
🍄 森に咲き誇る「破壊の天使」
姫次から蛭ヶ岳へと足を進める道中、ふと視線を落とすと、森の中に白く美しいキノコがたくさん姿を現していました。
その正体は、猛毒キノコとして知られるドクツルタケ。その恐ろしさから**「破壊の天使」**という異名を持つキノコです。
静かな深い森のなかにひっそりと、しかし確かな存在感で無数に咲いているその姿は、名前の通り恐ろしくも美しく、目が離せなくなるような不思議な魅力を放っていました。
⛰️ いざ、目的の深山・臼ヶ岳へ
蛭ヶ岳の壮大な稜線を越え、いよいよ今回の最大の目的地である深山の臼ヶ岳へ。
道中のヒル地獄、うだるような夏の暑さ、連続するアップダウンの疲労……。過酷な道のりでしたが、広河原へと下山する頃には、不思議な感覚に包まれていました。
体はクタクタに疲労しているはずなのに、気分はどこまでも清々しいのです。
日常のあらゆるモヤモヤが汗と一緒にすべて流れ落ち、魂からクリアにリセットされたような圧倒的な爽快感。
「やはり、登山は最高だ。」
その一言に尽きる、大満足の山行でした!