08:40
16.0 km
1353 m
初沢登り🧗♂️丹沢 原小屋沢(早戸大滝,雷滝,ガータゴヤの滝)
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 (神奈川, 山梨)
2026年02月23日(月) 日帰り
こんなに危なかったのはジャンダルム以来かもしれない。今までの登山がお遊びと言えるほど(お遊びだけど)、シビれる山行だった。 裏丹沢の滝巡り秘境ルート、多くの写真とともに詳しくレポする。 早戸大滝は、神奈川に存在する日本の滝百選ながら、アクセスが難しく幻の滝とも言われる。早戸川林道から行くには渡渉が必要なのだ。 何人かとは日程合わず、唯一同行して下さった男性の方がエキスパートで、どうせなら沢登りしませんか、と提案して下さり、「原小屋沢ルート」として知られる、早戸大滝、雷滝、バケモノ滝、ガータゴヤの滝など数々の滝を経て早戸川を登って行く沢ルートを行くことになった。沢靴など道具も貸して下さり、初沢登り。以降、この方を先生と仰ぐ。 この日は2月ながら春の気温、 ヤツら(くま,ヒル)がいないのに、水温は温かく水量も少ないという、沢登りに絶好のコンディションの日だった。 ・マス釣場あたり〜三日月橋 車で移動。2週間前ほどまで工事で車では通れなかった。歩くと大変なので良かった。 道は凍結も無く、私の軽で行けた。落石多いので踏まないよう注意。 ・早戸大滝、雷滝 まず登山者視点でいうと、渡渉がよく心配されるけど、水に入らないように石の上を無理して渡ったり既設ロープに身を任せるよりも、最初から水に入ること前提で、水底を歩いたほうが安全で楽。 私は履き慣れたトレランシューズとノースフェイスパンツで、ザブザブ水中を歩き、速乾性あり寒くもなかった。 普通は川沿いの陸地を歩いて行くのだろうけど、今回は沢装備ということで川の真ん中を先生に付いて歩いて行く。 早戸大滝は壮大で威厳に満ちていた。 滝壺まで行って上を見上げると、50mは高く、落ちる飛沫が手前の岩に当たって凍っていた。来た甲斐あった。 滝壺に行くには左から歩いて行ける道もあるが、我々は下から沢を直登した(私は無理だったので先生にロープで引き上げてもらった。ハーネスの実践初使用。) 十分満足した気分で、 分岐まで戻って、雷滝へ。 ・雷滝〜ガータゴヤの滝 ここからは、まともな道は無く、本格的な沢登りコース。 途中にバケモノ滝(何だこの名前)があったはずだが気に止まらなかった。 とにかく進むのが大変で、大変さをまとめると、 - 滑る。水中も滑るし水上の石も滑る。沢靴に履き替えるとマシだが滑る。慣れも必要だが滑りとの戦い。 - 足届かない。岩登れない。 - 先生の如く沢を突っ切るのは無理なので、両岸の陸路を行くのだが、これも悪路。極悪トラバース。登り過ぎると下りれなくなるので川から付かず離れず、ルーファイ難しい。 - 必然的に両手も使って必死に土や岩をよじ登って行くが、木が枯れ木で折れたり、アザミ?のトゲトゲで触れなかったり。3点支持なんてできない。2点支持と体さばきでこなす。 そんなこんなで辿り着いた、ガータゴヤの滝、神奈川で最も美しい滝だそうだが、本当に美しかった。 ここは先生より先に、頑張って1人で登ってみた。途中スタック(セミ化)して、落ちそうで大ピンチだったが、なんとかクリア。 先生と握手で喜んだ。 ・原小屋沢まで ガータゴヤを越えると、緩やかになり、歩きやすくなる。 沢登りの醍醐味は、テン泊して焚き火をすることだそうだ。途中いくつか焚き火の跡があった。 水が綺麗で、水面に氷瀑が反射して映る、逆さ氷瀑も見れた。 原小屋沢で、一般登山道に合流。 ・姫次、榛ノ木丸、大杉沢ノ頭、大杉タツマ グレーピークを通って行くが、 大杉沢ノ頭からの下りは傾斜角度が凄まじく、大量の落ち葉もあって滑りやすく、なかなか難路だった。あれ登りだと3大急登どころではないぞ。 下山飯を、伊勢原駅そばの麻釉という店で。漫画盛りご飯で有名な店らしいが、量多くて味も良くて、下山飯としてとてもお勧めな店。🍦も中までギッシリ。 ということで初体験の沢登り。 何度か落ちかけ危なかったが、一度もお尻を濡らさず、ドボンもせず。足に擦り傷はあるが怪我も打撲も無く。 累積標高には現れない、ドッとした疲れがあった。 登山を極めると沢に移行するそうだが、その良さはわかった気はする。そこにしかない風景と、達成感がある。 足届かない問題は重大だ。慣れてどうにかなるのだろうか。 あと道具がかなり汚れボロボロになる。 こんな機会をいただき、優しく導いてくれた先生に感謝。 最近は、ちょっと難しい企画を上げたり、海外遠征とかで、素晴らしいエキスパートの人と巡り会えるのが楽しみになっている(スタンド使いは引かれ合う的な。)
