03:39
12.0 km
918 m
2026年春 - 奥多摩・奈良倉山
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 (山梨)
2026年03月07日(土) 日帰り
参加者 中山(単独) 参考文献 YAMAP大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ヤマレコ大菩薩 2024年秋 - 大菩薩・牛ノ寝通り https://yamap.com/activities/36273130 はじめに 異動までの間に奥多摩までの定期券を有効活用したい、小菅の湯に入りたいと考えていた。 小菅の湯付近で今まで登ったことがない山を探した結果、去年歩いた牛ノ寝通りの続きである奈良倉山を見つけた。 奈良倉山は小菅村と大月市の境にある標高1349mの山。短くコースをとり温泉にも入ろうとした結果、鶴峠から入山し小菅の湯に下るルートを取ることにした。 計画だけしておいて実行していなかったが行かないと後悔しそうなので、引っ越し準備の片手間で行くことにした。 鶴峠までのアプローチ 奈良倉山への最寄りのバス停は鶴峠である。かつては上野原発松姫峠行きのバスが走っていたようだが、2023年10月から小菅の湯止まりになったようだ。 奥多摩駅から小菅村へ行くバスは土日のみの運行であり、終点小菅の湯に到着するのは11:05と登山には遅い。今回は奥多摩駅8:35丹波山村役場行き西東京バスに乗り、9:02大津久バス停で下車、前日予約した小菅村営バスに乗り、鶴峠へ向かうことにした。 11月20日(木) 鶴峠…奈良倉山…松姫峠…鶴寝山…大マテイ山…モロクボ平…麺屋梅ノ木…小菅の湯 奥多摩駅から鶴峠まで 奥多摩駅で下車すると路面は濡れ、愛宕山に雲がかぶっていた。さっきまで雨が降っていたようだ。 丹波山村役場行きのバスは臨時便なしの1台。大津久バス停で降りたのは私だけだった。奥多摩駅から大津久バス停まで690円。9:02の定刻より3分ほど遅れて到着し、大津久バス停にはすでに小菅村営バスが待機していた。予約した旨を伝え、200円払って乗る。 村営バスはまっすぐ鶴峠へ向かっていく。運転中も携帯電話が鳴って忙しそうだ。 鶴峠にて 鶴峠で下車。尾根も谷も険しくて峠は狭い。小菅村営バスと富士急バスの2つのバス停が立っているが、富士急バスは9月から12月までしか運行していないようだ。YAMAPに載っているトイレが見つからなかったがどうやら上野原寄りにあるようだ。 YAMAPとヤマレコの記録を開始して登り始める。9:24発。 鶴峠から奈良倉山まで ジグザグの急な登りから始まる。途中JTの森小菅という区画を通る。北側斜面に雪が残るところがあり足跡はない。北側が開けていて飛竜山から雲取山、鷹ノ巣山まで見える。いつの間にやら天気は晴れていた。 標高1120m付近で林道に出る。右が登りだったので右へ行く。北側斜面を歩いていくと尾根に戻ったところで道がなくなってしまった。そこで地図を見て道を間違えたことに気づく。南側斜面をトラバースして正規の道に出た。 標高1180mからのジグザグの登りがきつい。登りきって尾根に出てまた南側斜面をトラバースし、東からの尾根に出る。看板に従って登り、奈良倉山に着いた。 奈良倉山にて 10:19奈良倉山着。休もうと思ったがベンチがない。雪解けで地面が濡れているので地べたに座るのは避けたい。誰もいないので失礼して三角点に腰を下ろした。パンを口に入れ水を飲む。 展望台と書かれた看板があったので見にいくと富士山が見える。天気が晴れていて気持ちがいい。温度計が木にくくりつけられていて6℃を差していた。弱い北風が吹いている。10:28発。 奈良倉山から松姫峠まで 奈良倉山から大マテイ山へ向かう。雪面には登りの足跡があった。松姫峠から来て権現山方面へ向かっていったのだろうか。ときどき日が照ると雪面がまぶしい。 少し下ると林道に出る。幅の広い砂利道の林道は登り下りが少なく歩きやすい。残置された廃トラックを通り過ぎてしまったので見に戻る。駿河製紙株式会社と書かれた長いトラックだ。荷台は残っておらず底が抜けて車体が見えていた。 松姫峠にて 奈良倉山から30分ほど、10:54松姫峠に着く。道路の大月側のゲートが閉ざされており、通行車両や人はいない。トイレがあるが冬季閉鎖され板が打ち付けられていた。 大マテイ山から単独行氏が熊よけ鈴を鳴らしながらやってきた。曰く今日初めて会う登山者だという。小菅の湯から登り大マテイ山から松姫峠へ来て、奈良倉山から鶴峠を経て小菅の湯に戻るとのことで概ね私と逆コースだ。 大マテイ山の北側斜面に残雪があり、チェーンスパイクを使用したとのこと。雪のことは何も考えていなかったがキックステップでなんとかなるだろう。 単独行氏が熊よけ鈴を鳴らしていたので私もラジオを持ってきていたことを思い出してスイッチを入れた。FMが入ったのでFM FUJIを聞く。10:58発。 松姫峠から鶴寝山まで 尾根はしばらく平坦だが、鶴寝山の登りが少々急だった。暑くてカッパを脱ぐ。リュックサックに入らなかったので上部の取手に結びつけた。 11:13鶴寝山着。鶴寝山は約1年ぶり。雪をかぶった富士山が美しい。鶴寝山から北尾根を下れば直接小菅の湯に出られるが同じ道を下るのも面白くない。大マテイ山まで足を伸ばす。 鶴寝山から大マテイ山まで 鶴寝山から大マテイ山までは尾根の北側と南側に道があり、尾根沿いには道がない。大マテイ山には登りたいし、尾根は平たいしなので尾根沿いに歩く。時々ピンクテープが見られるが杭の目印であって道を示すものではないらしい。 大マテイ山にて 11:45大マテイ山着。大マテイ山にはベンチがあったので座って休む。水を飲むがやや寒いからかポリタンの水があまり減らない。西風が吹くのでカッパを着た。ところで「マテイ」って何だろう。11:58発。 大マテイ山から1250mコルまで 大マテイ山から小菅の湯に向かうにはいったん牛ノ寝通りを西か東に向かってコルから北へ向かう必要がある。しかし、大マテイ山から北尾根が伸びているのでそのまま下ることにした。 大マテイ山は北にもコブが1つあり、鞍部には道が1本通っている。コブに登ってから平らかな北尾根を下っていく。尾根はやがて急になってくる。ある程度雪が残っているところは雪で止まるが雪が少ないところは滑りそうだ。木をつかみながら下る。 急がば回れだったかなと後悔するころ西からの巻き道に出た。 1250mコルから高指山まで コブを南から1つ巻くとまたコル。道は北側を通っているが尾根には高指山という名前のついた山がある。せっかくなので高指山に登ってみる。アセビのある道を登っていくと高指山に着いた。12:11着。休めるほど広くもなく、展望もない。登りがいのあまりない山だ。町から見えるから名前がついているのだろうか。 高指山道迷い 高指山から右に折れて尾根を下る。水道局の用地境界目標のプラスチック杭が目立つ。下っていてどうも道があやしいなと思いYAMAPの画面を見ると道を間違えているのに気づいた。50mほど下ってしまっている。やっちまったと思いながら登り返す。10分ロス。下るべき尾根には木がやや密に生えていて気づかなかった。 高指山からモロクボ平まで 高指山からも急な下りで少々危ない。やっぱり道があるところは理由があって道をつけているんだなと再認識する。 下りきってしばらく行くと12:33モロクボ平の分岐。すっかり雪も見なくなり暑くなったのでカッパを脱ぐ。モロクボ平は平べったく山の上らしくない。 モロクボ平から山沢川まで モロクボ平から尾根を下る。林道が尾根をからんでいて道が分かりづらい。ところどころに青ペンキで「小菅の湯」と書かれているのでそれを頼りに歩く。 やがて田元への道を分け、ジグザグ道を下ると12:56山沢川に出た。鉄の橋で川を渡り、車道に上がる。 麺屋梅ノ木にて昼食 車道を歩き、味噌ラーメンがおいしいと聞く麺屋梅ノ木に寄る。13:04着。名前の通り店の前に白梅紅梅が咲いていた。13時を過ぎているのに車やバイクがあって繁盛している。私が入店してからも次々と客がやってきた。 特製ラーメン1,500円を注文。カレーのようにドロッと濃い味噌スープだがしょっぱくはなくいくらでも飲める。チャーシューが炙り、鶏、角煮と3種類あるのもうれしい。おいしくいただき店を出た。 小菅の湯にて入浴 13:30小菅の湯着。900円を払い入浴。あまり混んでおらず内湯、外湯、サウナなど一通り入ることができた。前回来たときマンガがたくさん置いてあり、休みどころもあちこちあることを知ったのでしばらく過ごしたかった。しかし温泉を堪能した結果15:25のバスが近いので少し休んでバスに乗った。 おわりに 久しぶりに山に登ることができ、また計画だけで実行していなかったので行けてよかった。 3時間40分の短い登山で、ラーメンと温泉のついでに山に登ったような山行だったが充実した。 少し雪があり、単独行1人にしか会わなかったのがよかった。道に迷ったのも翌日筋肉痛になったのも登山の感覚を味わうという点でよかった。
