常念岳で今年の北アを振り返る
常念岳・大天井岳・燕岳
(長野)
2023.11.26(日)
日帰り
2年前に孤高の常念岳を味わって以来、林道閉鎖直前の常念岳がずっと好きだ。三股も一の沢も11月いっぱいでゲート閉鎖となり次の春まで長く厳しい冬となる。
https://yamap.com/activities/14593787
思えば2023年の北アルプスはとても充実していた。平たい言葉でしか表現できないけれど、とにかく楽しかった。社会人となり確実に土日が休みであること、トレランを通して行ける範囲が広がったこと、色んな人たちと登ろうとお誘い頂いたこと、感謝です。
さて快晴予報の常念。今日は三股から岩をさばき、同時に新しく調達した冬靴&アイゼンのテスト運用だ。
前日は子檀嶺岳、独鈷山と近場ではあるが2座登り、帰宅後も片付けや雪山装備を確認していると睡眠が蔑ろになってしまった。
軽く寝坊して高波を拾う。彼も寝ていた。
三股登山口は駐車場に余裕があった。想像より車は多かった。
実際常念方面のすれ違いの人たちのカウントからすると9割は蝶ヶ岳に行かれていたと思う。
標高2100くらいまではノーアイゼンでがんがん登る。冬装備は重くてちょっとしんどい。あと睡眠不足でしんどい。先行トレースありだったのでコバンザメ戦法。チェンスパで登れた。2350あたりのハシゴを一箇所超えると前常念まで岩登り、雪が中途半端で歩きにくい。この辺から景色はマジで良くなる。安曇野の市街地や穂高乗鞍、富士山八ヶ岳ぜーんぶ見える。最高だ。前常念〜常念はゆるーっとした上りで脳汁ドバドバ道。今日はライチョウ先輩にはエンカせず。もう冬籠もりなのか?
ところどころ休みながらまたヒーコラ言いながら常念岳登頂。5回目。すべて晴れ。ありがとう。気温はマイナス5℃、風は5mくらい。眼の前に広がる槍穂高は雪を纏い、人を寄せ付けない荘厳さがある。やはりここに来てよかった。
同じ山に何度も登ると、あのときの自分から何か変わったか問いかけたくなる。自分が人として大きくは変わらないけれど、取り巻く環境や一緒に登ってくれる仲間は変わっていく。自分を知ることが難しいというちょっとした哲学にたどり着く。
下山はチェンスパで。樹林帯に入ると稜線上の風にさらされずに寧ろ温かい。初めての冬靴ということもあり下山時に少しだけ足が痛くなった。全区間雪ではなく、夏仕様の区間はトレラン靴で歩きたくなった。とりあえず無事下山できて良かった。駐車場までの800m歩きvsトイレへの渇望はちゃんと歩ききった。セーフ。
ランチパック2 600
大福 230
パチモンウイダー 150
レモンわらび 130
Σ1110kcal
味好み 塩気はうまい
zen 3粒
コーラ 350ml
お茶500ml