05:15
12.1 km
1069 m
二ッ箭山縦走(月山~屹兎屋山)
二ッ箭山・三森山・猫鳴山 (福島)
2026年02月15日(日) 日帰り
今度は東北百名山の二ッ箭山(ふたつやさん)に登りました。熊が怖いと言いながらもう東北に片脚突っ込んじゃってますが、いわき市の熊目撃情報は殆ど未確認だし、濃い山域でもないと思うのでまあ大丈夫だろうと、熊鈴を持って出掛けました。 前日はしこたまお酒を飲み、料理もおいしく上機嫌でホテルに戻ったのですが、いつの間にか眠ってしまい、起きてみると午後11時前。せっかく大浴場付きのホテルを選んだのに時間を逃してしまい、後悔を抱えながら眠りに就きました。そのせいか翌日は起きてもなかなか準備に取り掛かれず、予定より45分ほど遅れての出発となりました。いやまあ、普通に酒のせいですね。 まずは下山予定地点に自転車をデポ。十文字トンネル区間の旧道を往復するのは中々骨が折れましたが、とにかく登山口の駐車場まで戻って車を停め、6時前に正面から登り始めました。 今回の登山のハイライトはやはり女体山と男体山。両者は目と鼻の先なのですが、間は鋭く切れ落ちており、鎖を使って登り返す必要があります。特に男体山の鎖場は急傾斜な上高さもあり、久々のガッツリの鎖に神経を使いました。 2つの岩峰をやり切って二ッ箭山から北へ縦走を始めると、今度は打って変わって平坦な道。踏み跡も思いがけずちゃんとあり、登山というより山歩きという風情の道を楽しみました。 屹兎屋山到着後は下山するだけですが、最後にちょっとした冒険を一つ。通常ルートで県道に下るのではなく、破線ルートを使って直接国道に下ってみることにしました。みんなの足跡にもみんなの軌跡にも通行記録のない未知のルートです。詳細は下の案内を見ていただくとして、枯れたクマザサに阻まれてまあ大変でしたね。結果30分もかかってますし、車道を迂回した方が楽だと思います。 下山後は入浴ののち、高萩の「アイリー」さんで中華そばを食べました。煮干し風味の優しい味わいの中華そばで、疲れた体と空腹によく沁みました。食後は常磐道に乗り直し一路帰宅。渋滞に遭わず強烈に眠くなることもなく、逆光を除けば終始快適なドライブでした。 ■ 二ッ箭山入口駐車場~二ッ箭山登山口 駐車場は広く、トイレと登山届があります。登山口までは最初は舗装路、森に入る所で砂利道になります。 ■ 二ッ箭山登山口~林間コース分岐 しばらくは砂利道が続き、ときどきコンクリート舗装も現れます。2つ目の広場のような所を過ぎると山道になり、ほどなくして道標のある分岐に着きます。 ■ 林間コース分岐~二ッ箭山南の分岐 特筆すべき危険や道迷い要素はありません。 ■ 二ッ箭山南の分岐⇔沢コース分岐 沢コース分岐の手前は急坂なので注意が必要です。 ■ 沢コース分岐⇔女体山・男体山 特筆すべき危険や道迷い要素はありません。 ■ 女体山 女体山東面から鎖場が始まりますが、ここはまだ大したことはありません。女体山西面はルートが2つあり、男体山との間に渡されたしめ縄直下の鎖場は難易度が高く、そのすぐ北のルートは傾斜が緩く階段もあり難易度は低めです。私は往路はしめ縄直下のルートを通り(階段のある道を見過ごしたため)、復路は北のルートを通りました。 ■ 男体山 北側のチムニーっぽい鎖場を上がります。女体山より傾斜が急で、高度もあり、分かりやすい足場がない、と困難な要素が揃っています。自分には難しいと感じたら引き返すのも手です。 急峻さに反して頂部は広く、吹きっさらしなことを除けば休憩適地です。 ■ 二ッ箭山南の分岐~猫鳴山登山道入口 特筆すべき危険や道迷い要素はありません。猫鳴山登山道入口は林道出合でもあり、割と状態のよい砂利敷の林道が通っていました。 ■ 猫鳴山登山道入口~猫鳴山 最初は車道幅の山道を上がり、左側に山火事注意の丸い看板の置いてある所で登山道に入ります。P678の北で広い稜線に上がる所は少し踏み跡が薄いですが、左右の尾根に入らず真っ直ぐ進んでください。すぐ北に曲がって尾根上の登山道に入ります。その後もときどき踏み跡の薄い所はありますが、概ね見つけやすかったと思います。 その先は風力発電が建設中で、元々の登山道は所々風力発電の建設現場や資材搬入のための道路に潰されなくなっています。そういった所では工事現場や道路のすぐ脇を進むと登山道に復帰できる確率が高そうです。 最後の縦走路を外れて猫鳴山山頂に向かう所には道標があります。 ■ 猫鳴山~屹兎屋山 相変わらず風車の建設現場が点在しますが、それ以外は概ね明瞭です。屹兎屋山に向けて西に針路を替えた先の鞍部は風力発電建設用道路との交差点で、前後には迂回を指示する看板が立っていますが、迂回路などないためここは止むを得ず道路を横断します。反対側には道を横切ってよい旨の看板があったので、問題はないと思います。 屹兎屋山直前で林道に出ますが、再び登山道に入り一登りすると山頂です。 ■ 屹兎屋山~県道出合直前 山頂から北西に向かってはしっかり道がありました。そこを下るとすぐ林道に出るので、これを下ると砂利敷の林道を経由して下山できます。私はすぐ下にヘアピンの先の林道が見えたのでショートカットしています。 ■ 県道出合直前~下山地点 国道へ直接下る道への入口ははっきりしません。この辺かな?と思って南西方向を探すとピンクテープが見えるので、まずはこれを追います。枯れたクマザサが邪魔をしますが踏み倒して進みます。 その先はテープがなくなりますが、何となくトラバースする道が見えてくるのでこれに沿って進み、抉れた沢を過ぎたら沢沿いに下ります。ここからは多少踏み跡が見えてくるので、枯れクマザサと格闘しながら下ります。途中支沢の近くのトラバースがやや足下不安定なので注意してください。 最後は左手に荒れた林道を見ながら尾根沿いに下るルートのようですが、私はもうクマザサとの格闘がイヤだったので強引に林道に下って下山しました。 ルートの総評ですが、枯れたクマザサは先端が硬く目に入れば視力に影響する可能性があり、私も首に引っかき傷を作りました。距離が短いというだけでさほど時短効果もなく、使う理由に乏しいルートですので、おすすめはできません。ただ私がクマザサを踏み折りながら歩いたので、以前よりはだいぶマシにはなっていると思います。 ■ 下山後の入浴 いわき湯本ICから10分弱の春木屋旅館さんの日帰り入浴を使用しました。入浴料600円で1時間の制限付き。衛生面が若干アレだとか、脱衣所がなんか甘い匂いがするとか気になるところはありますが、シャンプー・ボディソープ付きの日帰り入浴としては周辺最安値ではないかと思います。洗剤類持ち込みならもっと安い所はあるようです。
