08:05
17.9 km
1907 m
シダンゴ山から鍋割山へ 猟犬に噛み付かれそうになった😰!
高松山・大野山 (神奈川)
2025.12.07(日) 日帰り
山の名前が気になっていたシダンゴ山に登り、鍋割山まで縦走してきました。 寄(やどりき)自然休養村管理センター向かいの駐車場に車を停めてスタート。先週の丹沢山行の帰りに管理センターに寄って、駐車の許可を得ておきました。 シダンゴ山までは一部急登もありましたが順調に小一時間で到着。名前の由来は山頂の碑に書いてありました。鍋割山までで出会った人は数人で、静かな山行を楽しんでいましたが、秦野峠に向かう道で猟犬に嚙まれるかという危険な状態になりました。 山道の先にGPS機器を背負った犬を発見。野良犬ではないと一瞬は安心したのですが、嫌な予感が的中。近づくと吠え始めて道を塞がれました。大声で「誰の犬ですかー。通れませーん。」と叫んだら、遠くから犬の名前を呼ぶ声が聞こえてきました。それでも吠えるのを止めず、さらに近づいてきました。犬とは数メートルの距離で、隙を見せたら今にも飛びかかろうかという態勢でした。私の足を狙っているように見えました。主人が到着するにはかなり時間がかかりそうなので、待ってはいられません。攻撃は最大の防御なりと、犬から視線をそらさないように近くに落ちていた木の枝をすばやく拾って振りかざし、大声を出したら幸いに逃げてくれました。本当に安堵しました。 その後、しばらく放心状態で歩いていたら遠くで銃声が聞こえました。先の掲示板で知ったのですが、丹沢エリアでは鹿の管理捕獲のための猟を行っているようでした。まさか猟犬に襲われそうになるとは思ってもみませんでした。下手すると撃たれる可能性も。。。人気のない道を歩くとこのようなリスクもあるのだと痛感しました。 伊勢沢ノ頭から雨山の間は、アップダウンが比較的緩やかで道は広く、右は相模湾、左は丹沢主稜を望みながら歩ける気持ちの良いコースでした。 鉄砲沢ノ頭と茅ノ木棚沢ノ頭の間に、急で長い鎖場がありました。丹沢エリアでこれまで経験した中で一番きつい鎖場でした。鍋割山頂手前の急登もなかなかきつかったです。 一日中快晴で風もなく最高の登山日和でしたが、猟犬との遭遇で満足感は半減。今後、多少は人気のある道を歩こうと思います。