鍋割山🏔️うどんとロウバイ
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳
(神奈川, 山梨)
2026年02月26日(木)
日帰り
大倉から鍋割山、寄(やどりぎ)まで。
ベースレイヤー、ウィンドブレーカー、ダウンでちょうど良かった。ダウンは行き帰りと、頂上付近のみ。
鍋割山は初めてで、鍋焼きうどんは言わずとしれた有名どころだから、前から行く機会を窺っていた。
ただキツいと評判でもあって尻込みしてたし、暑い時期に鍋焼きうどんは食べたくないので、秋冬かなと。
土曜に予定してた山行が悪天候で中止になったので、今日やることは土曜にやることにして、午後晴れるという今日に急遽行くことにした。
そして寄にはロウバイ祭り(今は終了)をやってたという情報を目にして、うどん+ロウバイで今こそ鍋割山に行く時じゃね?と、ついに行くことにした。
大倉までのバスは週末しか乗ったことがなかったので、せいぜい6,7人という少なさで贅沢。
帰りのバスも私含め2人だった。平日最高。
どんな急登が待ち受けているのか…とドキドキしながら行ったが、大倉から鍋割山荘への水の歩荷の場所までは、車が通れる整備されたなだらかな道で拍子抜け。
渡渉も雨の翌日だったのでどうかと思ってたけど、それまで渇水だったこともあってか、小川程度でこれまた拍子抜け。
山らしい道に全然出ないので、小丸尾根に行きたい誘惑にかられる。でも事前の登山計画でもタイムがギリギリだったので、押し留めて予定通り歩く。
このルートを選んだ理由のひとつには、ボランティアでの水の歩荷をやってみたかったということもある。
大五郎ボトルは無理だったけど、2Lペットボトルをザックに入れてチャレンジ。意外と大丈夫かも?と思ったが、その後の道は山らしい急登続きの道でちょっと後悔。
ストックを出して使ったら、全然違う!重くてつい前屈みになってしまう姿勢を、上半身を起こした状態にしてくれる。格段に楽になった。
基本的に登りだが、たまに木道の斜度の落ち着いたところがある。
登り始めは晴れ間がのぞいていたが、上へ行くほど冷たい風と小雨が氷の粒になったよう、雪のような大気が吹き抜ける。
辺りが白くなるが、少し晴れ間のある檜洞丸方面になんと虹が!しかも虹よりも高いところにいて、しばらく虹と並走して登った。
しかも他に誰もおらず、私一人でその風景を独占。本当に素晴らしい体験だった。
春が近づいてきて、鳥も活発でよく山鳩を見た。
途中、道になんか丸くて水色のものが落ちてる…とよく見るとなんと鳥!
こちらが近づいてる段階で気づくはずが、微動だにしない。途中で気づいてこちらを見るが、相変わらず首をかしげるぐらいで動かない。
するともう1羽の同じ種類の鳥が鳴いて、そちらへ向かって行って、また鳴いて2羽とも飛んでいってしまった。
巣立ったばかりで人間を見たことない若い鳥なのだろうか?親鳥に人間について教えてもらって、飛んで行ったのだろうか。
なんにせよ、まんまるでかわいくて、眼福だった。調べたらシロハラゴジュウカラという、九州以北の山地や森林に生息するそうだ。
単独の方が、相手も気づきづらいのか動物に遭遇することが多い。
鍋割山到着時点でも他に人がおらず、マナーに厳しいと噂の小屋主だが、こちらもきちんと守ったし人もいなくて余裕があることもあるのか、水を持って行ったのがよかったのか、ごくごく普通に応対してくれた。
評判の出どころを思うに、平地みたいなお客様気分で相手にサービス業らしい対応を期待する登山者にも問題ありそうだよなってちょっと思った。
鍋焼きうどんは予想よりもだいぶ早く出てきて、体が冷え切ってたのとお腹空いてて、あっという間にたいらげてしまった。
時間に余裕もあったので、コーヒーを作ろうかとバーナーでお湯を沸かそうとした…が!一向に沸く気配がない。外気温が寒くて標高高いと沸かないとは聞いてたが…いつもはサーモボトルにお湯を入れたのを使うが、今日は水しか持ってきてないので潔く諦める。
そんなことをやっていると他にもう一人だけ登山者が現れ、下山してからは5組ぐらいに会った。
1組は大学の山岳部らしき、70Lぐらいあろうかという巨大なザックで歩荷トレーニング中のようだった。きっとあの中には2、3本の大五郎ボトルが入っているに違いない。
一人は猟師のような姿だった。この日はたまに雷鳴のような音が聞こえたが、猟銃の音だったのだろうか?
下山道は主に杉の森林で、薄暗く涼しい。
時たま差し込む光で、苔むした切り株の周りが舞台のようで美しかった。
地面がふかふかと歩きやすく、足に嬉しい。下に行くほど浮石が多く滑りやすい道に。
たまに案内の矢印に「寄 20分」とか書いてあるけど、全然そんな時間には着かない。トレイルランの人なら可能かもしれないけど…。
こちらルートは全く人に会わなかった。
大倉ルートであればほぼ下るだけだが、寄は2つピークを通過するので、また登る箇所も多くてよりハードかなと思う。
景色はほぼ杉林でやや単調なので、下山道にしてよかった。
寄バス停は、最後の最後で迷ったりしつつ、茶畑を通ったりしてたどり着いた。
ロウバイは終わりかけてたが、ギリギリまだ見ることができてよかった!
名前から梅の一種かと思ってたが、全然花の形も実も違った。花は思ったより小さく可憐で、いい香り。今度は満開の時に来てみたいな。
バス停近くの道の駅は工事中で3/15まで。それまでは隅っこにある仮設トイレを利用できる。
そして予定より1時間以上早く到着して、あれ?!早かった?!と思ってレコ見て驚愕。
自己最高記録の強度かつスピード!登山計画通りの実施だったけど、計画(1300m,14km)と実際の数値(1700m, 18.7km)が違うしバグってるのかな?と疑ってるw
下山途中はちょっとお腹の調子悪い時もあって、他も鳥とか苔を観察しながら進んでいたので、マイペースでゆっくり行ったつもりだったから、まさか早いと思っていなかった。
確かに同じバスで来た人と、昼ごはん食べて下山中に会った時は、結構早いペースだったのかな?とは思ったけど。あと頂上に着いたのも、予定より早かった。
調子が悪い時の分析はやりやすいけど、よかった場合は難しい。
このぐらいのパフォーマンスを毎回発揮できれば登山の自由度はかなり上がるけど、こんな突然に良くなっても安定して同じようにできるのか…一応先週から変わったところメモ
・半分ものルートが整地され歩きやすい道でペースが上がった←これが一番大きい
・ストック使った
・下山時忘れがちな水分補給をこまめに
・鉄分サプリ毎日
・ほぼ毎食焼き魚とスープ入れた
・股関節と背中中心にヨガ
・傷めてた右手首が整体でかなり良くなった
・ヨーグルトよく食べる
・便通が改善した
やっぱり腸内環境が改善されたのが良かった?!
あと不調が改善されることで、トータルでも良くなったとか?
今日は前日早く寝たにしても、とにかく元気で、朝も眠くなくて頭がスッキリしてた。
まあそれにしても、虹と鳥、鍋焼きうどんにロウバイと、盛りだくさんで、さらに自己新記録更新という幸せな一日だった。
そういえば、いつもはそんなことないし霊感もないんだけど、この日の一人でいる時は後ろにいつも白い登山服を着た男性がいるような感じがあった。(もちろん振り返っても誰もいない)ちょっと怖かったけど、見守ってるような感じ?不思議だった。
・通過した山
鍋割山・栗ノ木洞・櫟山