#178 丹沢山塊【大室山】
大室山・畦ヶ丸・菰釣山
(山梨, 神奈川, 静岡)
2026年01月17日(土)
日帰り
<登頂した山>
大杉丸-大室山-前大室-加入道山-水晶沢ノ頭-ナメクラ沢ノ頭-シャガクチ丸-バン木ノ頭-モロクボ沢ノ頭-畦ヶ丸
大寒寒波だの10年に1度の豪雪だの、天気予報が何かと騒がしい昨今。皆様はいかがお過ごしでしょうか。昨年の1月は信州を中心に雪山三昧を満喫していたような気がしますが、今年の1月はまだ三ッ峠で新雪と戯れたくらい。名のある高峰に軒並みてんくらCが蔓延る週末……困ったものですね。ただまあ!冬の楽しみは何も雪山ばかりではありません。不用意に危険を冒さずとも、登りたい山はたくさんあるのです。その筆頭こそ、丹沢山塊!私にとって不倶戴天の敵たるヤマビルが跋扈するこの山域を満喫するなら、冬こそが至高なのです。毎回言ってる気がしますが、何度でも言いますとも。というわけで本日は、檜洞丸と並び立つ西丹沢の雄、山梨百名山・大室山にトライします!
朝6時。西丹沢ビジターセンターに車を停め、ふと思い出しました。そういえば、檜洞丸に登ったのは去年の2月だった。なんだかんだここからのスタートは1年ぶりということになります。駐車場には既に20台前後の車が停まっていました。冬なのに、いや冬ゆえにか。流石の人気です。ヘッデン勢の出発を見送り、少し空が明るくなったタイミングで、私も山行を開始します。先行組は檜洞丸狙いが多いのか、用木沢出合に向かう舗装路には人影がありません。20分ほど黙々と歩いた後は、真新しい歩道橋(?)を渡って山の中へ。序盤は平坦で歩きやすい散歩道です。檜洞丸もそうだったっけ。あ、でも唯一、"川岸落ち葉トラップ"には気をつけた方がいいかもしれません。地面だと思ったら、落ち葉の下が川だったことが2度ほど。私は持ち堪えましたが、そのまま突っ込んだらしょんぼりすることになります。
沢エリアを越えてグッとキツくなる傾斜に丹沢を感じつつ、犬越路の峠に到達。隣の大杉丸へひと登りしたところで、本日の富士山がお目見えです。ここからしばらく、左手にはずっと富士山がいてくれます。年末年始で存分に堪能したつもりでしたが、何十回経験しても、稜線に上がって富士山が見えた瞬間が登山の山場であることには変わりありません。一瞬で身も心も回復します。本日も良き哉。そんなわけで、犬越路から大室山までの1時間は、あっという間に過ぎていきました。眺望のない山頂からはさっと引き返し、西の肩のベンチに腰掛けてひと休み。座っていると周囲は見えませんが、10秒歩けば大展望の好スポットです。流石は丹沢、休憩場所のセンスも良い。
で、ここからはスーパーピークハントタイムです。木道、木階段を辿る緩やかなアップダウンで、続け様に7つのピークを通過。ちなみに水晶沢ノ頭だけ山標を見落として素通りしてしまいました。まあご愛嬌ということで。そういえば先月、宮ヶ瀬からの縦断で丹沢三峰を辿りましたが……こちらのコースは、あちらのコースに比べてかなり有情な仕様でした。ダウン幅が小さいので、メンタルにとても優しい。最後、モロクボ沢ノ頭から畦ヶ丸への登り返しだけはややキツの印象が残りましたが、傾斜自体がどうと言うより、それまで13km歩いた疲労が出たという面が強いかもですね。
さて、休憩明けから約1時間半で最後のピークに到達できました。あとはひたすら降るだけ!と思ったらちょこちょこ登り返しを挟んできます。丹沢を感じますね。なんというか、私の中の丹沢観は、回を重ねるごとに適当になっている気がします。それだけ奥深い山域なんだってことにしておきましょう。畦ヶ丸山頂から1時間ほど降ったところで、再び沢に合流。あとはただ、沢沿いをのんびり歩いたり、橋を渡って戻っての繰り返しを重ねていたら、西丹沢ビジターセンターに戻ってくることができました。距離とピークの数の割に、整備が行き届いていて実に歩きやすいコースだったと思います。つくづく、流石は丹沢!ちまちま「丹沢ハイカー」バッジの対象峰を登るうち、人気の理由もだいぶわかってきました。バッジ獲得に必要なピークは、丹沢最高峰・蛭ヶ岳を残すのみ!今冬中には登れるかな?どこから登るか、計画を練っておくとしましょう!