くじゅう「山脈」でなく、くじゅう「連山」。 列をなす山脈ではなく、広大な草原地帯の一角に独立峰を思わせる幾多の山々が 円をなすように存在感を光らせている。 そんな不思議な景観を思う存分楽しめました。 今週になって訪れた寒波で先日撤退した登山口へ再び到着。 今日は風はまだ有るものの登るのには問題ないレベル。 牧の戸登山口から見える三俣山はガスの中。一抹の不安の中、登山開始。 登り始めてすぐの沓掛山を越え霧氷の森を抜けると星生山を左手に 息を呑むような素敵な道が奥へ奥へと続いていた。 高低差はなく、まっすぐ主峰へ向かう道は快適さも相まって自然と顔がにやける。 久住別れ手前の避難小屋へ到着。 目の前に有るはずの主峰久住山も最高峰中岳も微妙にガスの中。 よって初手は御池を目指す。 御池はガッツリ凍ってて見事なスケートリンク。 見える範囲で凍結は15cm程度はありそうなので乗れそう。 けど、落ちたらイコール死なので恐る恐る歩を進める。 岸周辺に亀裂は有るものの、乗ってみるとかなり丈夫で池の奥まで進んで、はしゃぐ。 一通り、はしゃいだ後は九州本土最高峰の中岳を目指す。 ガスはどんどん晴れていってアプローチから頂上がハッキリと見える。 坊がつるを眼下に歩を進めていき中岳登頂! すっかり晴れ渡った空に大満足。けど爆風に耐えられず短い滞在時間で降りることに。 最後は稲星山を経由して主峰久住山へ。 この頃にはガスなどすっかりどっかへ行ってしまい空は「くじゅうブルー」。 登頂すると、そこは連山を見渡せる最高の景観。 遠くには祖母山系、阿蘇、先日登った由布岳の猫耳も視認できました。 念願のくじゅうは天候に恵まれて大満足の山行でした。 思えば先日の登山口での撤退&プランBは大成功! 今までに見たことのない景観は実に新鮮で感動の景観でした。 相方のエスコートに大感謝です。
おはよーございます。 先日は登りもせず、ここから撤退しました。今日はやるでー。
牧の戸登山口からスタート。 http://oita-bosai.force.com/X_VF_CamerasPopup?oid=a4t10000000wvJNAAY
ガスは多め。三俣山も頂上はかくれんぼ。
素敵な稜線が見えてきた。
進むと霧氷で覆われた山々が。
霧氷のアーチを抜けていき。
左手に星生山を望む、平で真っ直ぐな素敵な道。
眼下に久住山避難小屋。
相方曰く、昨年はもっとボロボロだった。できたてホヤホヤ?
中は新品でヒノキのいい匂いが。緊急&休憩用なので宿泊不可です。
避難小屋前の広場で一服。 見えそうで見えない久住山にモヤモヤするw。
これまた見えそうで見えない中岳(中央右側)を目指す。
中岳を登る前に寄ったのが。
御池キター!凍ってる!!
恐る恐る。。。
うえぃ~!
イヤッッホォォォオオォオウ!
池の小屋避難小屋からは。
天狗ヶ城をバックに御池がよく見える。
カラス。寒くね~のか?
御池から中岳へのパノラマ写真。
中岳いったるで~。 ってか晴れてきたぁぁぁぁ。
後少しじゃ。
坊がつるも眼下に。 ここでテン泊したいねぇ。
しゃぁぁぁ! 九州本土最高峰の中岳登頂!
展望抜群。 「連山」が一望。
御池の向こうの主峰久住山も晴れ渡ってる!。
次目指す稲星山。
一旦鞍部に降りて。
稲星山登頂!
これぞまさしく。
連山。
もやってるが、肉眼では祖母山、阿蘇山も見えました。
もう一度鞍部へ降りて。
左手に阿蘇を見ながら。
主峰久住山登頂!
このような連山は
正直今まで
見たことがない。
パノラマ
あの猫耳にからしは由布岳じゃないか!(ズームしてます)
相方も大興奮。
名残惜しいけど下山します。
久住山避難小屋前で久住山ともお別れ。もうすっかり全容が見えます。
久住山と最後の別れ。
又来るよ!
湯布院では穴場っぽい蛙乃湯。
正面に由布岳にからしが鎮座する素敵な温泉。
脱衣場にはロッカーも無く、浴槽にシャワーも無い。 湯船からお湯を掬い体を洗う。 こじんまりとしてイイ!
おつかれ山
この活動日記で通ったコース
牧ノ戸峠-久住山 往復コース
- 04:36
- 8.9 km
- 665 m
- コース定数 18
まずは、牧ノ戸峠から沓掛山山頂へ。阿蘇の眺望を存分に楽しんだ後は、沓掛山を下ってなだらかな尾根道を進み、扇ヶ鼻分岐を過ぎて、ケルンの続く平坦な道を西千里ヶ浜へと向かいます。西千里ヶ浜ではコケモモ、イワカガミなどの高山植物を見ることができます。前方に久住山を望みながら、左の星生崎のすそを巻くように越えると、久住分れに着きます。石のゴロゴロした急坂を登り、空池のふちから右へと登り切ると、久住山山頂に到着です。山頂では、足元に広がる雄大な久住高原や遠くにそびえる阿蘇五岳・祖母傾の山並みをはじめとした、360度のパノラマを満喫できます。