【“聖岳~光岳”縦走/小屋泊】聖岳~(聖平小屋)~上河内岳~光岳他7座 -2020-09-21~22

2020.09.21(月) 2 DAYS

活動データ

タイム

19:43

距離

49.2km

のぼり

5224m

くだり

5221m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間
休憩時間
23
距離
19.1 km
のぼり / くだり
3118 / 1564 m
19
36
23
2 5
33
1 38
39
9
45
DAY 2
合計時間
10 時間 42
休憩時間
9
距離
29.8 km
のぼり / くだり
2097 / 3656 m
33
57
6
12
47
33
40
8
6
8
34
37
9
1 45
33
17

活動詳細

すべて見る

今回は、Heart Goldさんの提案で、日本百名山である“聖岳”と“光岳”の区間を縦走してきました。 初日は、芝沢ゲートからスタートし、聖岳登頂後、聖平小屋で宿泊。2日目は、上河内岳等を経由し、易老岳から光岳へピストンした後、易老渡へ下りるというルート。 意気揚々とスタートしたものの、普段の日帰り縦走時とは異なり、大型のバックパックを背負っての上りはやはりキツい… アルプスでは、テント装備一式を詰め込んだ60~80リットル級のザックを担いで登っている方を見かけますが、ホント尊敬します。 聖岳への分岐となる薊畑には、多くの方がバックパックをデポされていました。 ここから聖岳山頂までの標高差は600m以上… 私もアタックザックに切り替え、山頂を目指しました。 稜線上の小ピークとなる小聖岳に到着すると、目の前には南斜面が崩壊し、荒々しい雰囲気を醸し出す聖岳が… 青空をバックに勇ましい姿を見せてくれました。 ザレて歩きにくい道をつづら折れで登っていくと、ようやく聖岳(前聖岳)山頂に到着… 間近に見える赤石岳がまたカッコいい! 快晴の中の360°大パノラマ…圧巻でした。 奥聖岳をピストンした後、聖平小屋に向けて下山。 小屋に到着したのは、14時過ぎ… 早めに晩ごはんを済ませ、やることもないので18時過ぎには就寝体制に… 寝たり、起きたりを繰り返し、翌日3時50分頃に起床。 準備を整え、5時10分頃に聖平小屋をあとにしました。 2日目、最初のピークとなる南岳への登り(標高差 約400m)をクリアすれば、その後の易老岳までの区間は、細かいアップダウンがあるものの、比較的歩きやすい道でした。 易老岳では再度アタックザックに切り替え、光岳へ! 静高平手前の渇れた谷筋の登りは、岩がゴロゴロとした直登で歩きにくい道でしたが、それほど長くはないので一気に登り切ります。 目標である光岳登頂を済ませると、あとは下山するのみ! その下山途中(標高1,470m付近)で、初めて目撃しました…なんと熊を‼️(まだ雷鳥も見たことないのに…) それも何頭も…💦 登山道を谷側(左)から右方向(面平方面)へと横切り、走り去っていきました。 とっさのことで写真に収めることはできず… 少し距離(30m程度?)があったので良かったのですが…でも間一髪…💦 この辺りはやはりいるんですね…🐻って! (↑当たり前か…😅) 油断してはいけない…とあらためて思いました。 これから光岳はもちろん、アルプスに行かれる方は十分に注意してください。

聖岳・大沢岳・光岳 スタート地点
芝沢ゲート前の駐車場には午前1時過ぎに到着しましたが、残る駐車スペースはラスト1台分でした。(私のあとに到着した車は全てUターン…)
4連休後半&晴れ予報とはいえ、これほどまでに登山客が多いとは…💦
車内で仮眠をした後、午前5時15分頃にスタート!
この先は、林道の路肩の一部が崩壊しており、一般車両は入れません。
しばらく林道を歩きます。
スタート地点 芝沢ゲート前の駐車場には午前1時過ぎに到着しましたが、残る駐車スペースはラスト1台分でした。(私のあとに到着した車は全てUターン…) 4連休後半&晴れ予報とはいえ、これほどまでに登山客が多いとは…💦 車内で仮眠をした後、午前5時15分頃にスタート! この先は、林道の路肩の一部が崩壊しており、一般車両は入れません。 しばらく林道を歩きます。
聖岳・大沢岳・光岳 林道崩壊箇所
スタート直後には巻き道が作られるなど、崩壊した箇所は、ここだけでなく何ヵ所もありました。
完全復旧は難しそう…
林道崩壊箇所 スタート直後には巻き道が作られるなど、崩壊した箇所は、ここだけでなく何ヵ所もありました。 完全復旧は難しそう…
聖岳・大沢岳・光岳 便ヶ島
道標
便ヶ島 道標
聖岳・大沢岳・光岳 西沢渡
ここから上流に仮橋が設置されていたみたいですが、それも大雨で流されてしまったようです…
そのため、このゴンドラを利用。
中央のロープを手前に引くことで前進する仕組みです。
たまたまご一緒させていただいた別の登山者の方と我々の計3人で力を合わせて渡りました。
西沢渡 ここから上流に仮橋が設置されていたみたいですが、それも大雨で流されてしまったようです… そのため、このゴンドラを利用。 中央のロープを手前に引くことで前進する仕組みです。 たまたまご一緒させていただいた別の登山者の方と我々の計3人で力を合わせて渡りました。
聖岳・大沢岳・光岳 苔平
この辺りは緑一色の苔ゾーンになっていました。
苔平 この辺りは緑一色の苔ゾーンになっていました。
聖岳・大沢岳・光岳 薊畑分岐(道標)
ここでバックパックをデポ。
アタックザック(クロスランナーパック7)に切り替え、聖岳山頂を目指しました。
薊畑分岐(道標) ここでバックパックをデポ。 アタックザック(クロスランナーパック7)に切り替え、聖岳山頂を目指しました。
聖岳・大沢岳・光岳 小聖岳
山頂から見た聖岳(前聖岳)。
南の大崩壊地が荒々しさを醸し出しています。
さすが日本百名山!
雄大…
小聖岳 山頂から見た聖岳(前聖岳)。 南の大崩壊地が荒々しさを醸し出しています。 さすが日本百名山! 雄大…
聖岳・大沢岳・光岳 振り返って“小聖岳”を撮影。
左には、上河内岳が見えます。
振り返って“小聖岳”を撮影。 左には、上河内岳が見えます。
聖岳・大沢岳・光岳 聖岳(前聖岳)
山名標
聖岳(前聖岳) 山名標
聖岳・大沢岳・光岳 聖岳(前聖岳)
山名標
赤石岳をバックに撮影。
聖岳(前聖岳) 山名標 赤石岳をバックに撮影。
聖岳・大沢岳・光岳 奥聖岳(右)と赤石岳(左)
奥聖岳(右)と赤石岳(左)
聖岳・大沢岳・光岳 奥聖岳
山名標
赤石岳をバックに撮影。
奥聖岳 山名標 赤石岳をバックに撮影。
聖岳・大沢岳・光岳 奥聖岳
山名標と三等三角点(点名:聖ノ岳)
ハイマツ越し(左側)に見えるのは聖岳…
奥聖岳 山名標と三等三角点(点名:聖ノ岳) ハイマツ越し(左側)に見えるのは聖岳…
聖岳・大沢岳・光岳 奥聖岳
山頂から撮影した赤石岳。
その右には荒川岳が…
左の奥の方に見えるのは、仙丈ヶ岳。
奥聖岳 山頂から撮影した赤石岳。 その右には荒川岳が… 左の奥の方に見えるのは、仙丈ヶ岳。
聖岳・大沢岳・光岳 雲海に浮かぶ富士山頂
雲海に浮かぶ富士山頂
聖岳・大沢岳・光岳 聖岳の勇姿
カッコいい~!
聖岳の勇姿 カッコいい~!
聖岳・大沢岳・光岳 トリカブト
トリカブト
聖岳・大沢岳・光岳 聖平から見た小聖岳と聖岳(前聖岳)
聖平から見た小聖岳と聖岳(前聖岳)
聖岳・大沢岳・光岳 聖平小屋
正面の建物の左にある冬季小屋で一泊させてもらいました。
利用者は10数名ほど…
気温は、到着した午後2時過ぎで11.5度、トイレで起きた午後10時頃は6度でした。
タイツ、ソックス、ライトダウン等を着込み、シュラフに入ることで寒さは感じませんでした。
聖平小屋 正面の建物の左にある冬季小屋で一泊させてもらいました。 利用者は10数名ほど… 気温は、到着した午後2時過ぎで11.5度、トイレで起きた午後10時頃は6度でした。 タイツ、ソックス、ライトダウン等を着込み、シュラフに入ることで寒さは感じませんでした。
聖岳・大沢岳・光岳 聖平小屋
テント場
聖平小屋 テント場
聖岳・大沢岳・光岳 【2日目】
聖平から撮影した聖岳。
聖岳山頂には傘のような雲がかかっていました。
【2日目】 聖平から撮影した聖岳。 聖岳山頂には傘のような雲がかかっていました。
聖岳・大沢岳・光岳 聖岳山頂付近のみに厚い雲が…💦
奥聖岳からの眺望はかろうじて可能か…
聖岳山頂付近のみに厚い雲が…💦 奥聖岳からの眺望はかろうじて可能か…
聖岳・大沢岳・光岳 南岳
山名標
南岳 山名標
聖岳・大沢岳・光岳 上河内岳肩
上河内岳山頂への分岐。
ザックをデポし、二百名山の山頂へ…
上河内岳肩 上河内岳山頂への分岐。 ザックをデポし、二百名山の山頂へ…
聖岳・大沢岳・光岳 上河内岳
山名標と二等三角点(点名:上河内岳)
上河内岳 山名標と二等三角点(点名:上河内岳)
聖岳・大沢岳・光岳 逆光の中の“富士山”
昨日よりも大きく見えました!
逆光の中の“富士山” 昨日よりも大きく見えました!
聖岳・大沢岳・光岳 茶臼小屋への分岐
聖岳山頂にかかっていたガスはなくなってきた様子。
茶臼小屋への分岐 聖岳山頂にかかっていたガスはなくなってきた様子。
聖岳・大沢岳・光岳 上河内岳方面を撮影。
我々が上河内岳の山頂にいた頃は快晴だったのに、あっという間にガスの中…💦
上河内岳方面を撮影。 我々が上河内岳の山頂にいた頃は快晴だったのに、あっという間にガスの中…💦
聖岳・大沢岳・光岳 茶臼岳
山名標
茶臼岳 山名標
聖岳・大沢岳・光岳 仁田池
仁田池
聖岳・大沢岳・光岳 希望峰
山名標と道標
希望峰 山名標と道標
聖岳・大沢岳・光岳 易老岳
道標
ここにバックパックをデポ。
アタックザックに切り替え、百名山の光岳へ…
易老岳 道標 ここにバックパックをデポ。 アタックザックに切り替え、百名山の光岳へ…
聖岳・大沢岳・光岳 三吉平
三吉平
聖岳・大沢岳・光岳 静高平
近くに豊富な水量の水場があります。
冷たくて美味しい南アルプスの天然水でした!
静高平 近くに豊富な水量の水場があります。 冷たくて美味しい南アルプスの天然水でした!
聖岳・大沢岳・光岳 センジガ原の木道
イザルガ岳分岐から見たセンジガ原と光小屋方面。
ここからはまだ光岳は見えていません…
センジガ原の木道 イザルガ岳分岐から見たセンジガ原と光小屋方面。 ここからはまだ光岳は見えていません…
聖岳・大沢岳・光岳 振り返って“イザルガ岳”を撮影。
振り返って“イザルガ岳”を撮影。
聖岳・大沢岳・光岳 光小屋
光小屋
聖岳・大沢岳・光岳 光岳
山名標
撮影地点の右側には、別の山名標と三等三角点(点名:光岳)があります。
光岳 山名標 撮影地点の右側には、別の山名標と三等三角点(点名:光岳)があります。
聖岳・大沢岳・光岳 展望台から“光岩(光石)”を撮影(手前斜面中央)
展望台から“光岩(光石)”を撮影(手前斜面中央)
聖岳・大沢岳・光岳 イザルガ岳への分岐
左上のイザルガ岳山頂を目指します。
イザルガ岳への分岐 左上のイザルガ岳山頂を目指します。
聖岳・大沢岳・光岳 イザルガ岳
山名標
ここも360°のパノラマの景観を楽しめます。
上河内岳、聖岳、兎岳辺りはガスの中…
かろうじて茶臼岳はセーフか…
イザルガ岳 山名標 ここも360°のパノラマの景観を楽しめます。 上河内岳、聖岳、兎岳辺りはガスの中… かろうじて茶臼岳はセーフか…
聖岳・大沢岳・光岳 水場(静高平)
水場は2ヶ所あります。
南アルプスの天然水…また美味しくいただきました🙏
水場(静高平) 水場は2ヶ所あります。 南アルプスの天然水…また美味しくいただきました🙏
聖岳・大沢岳・光岳 三吉ガレ
崩壊地は展望台のような雰囲気でした。
三吉ガレ 崩壊地は展望台のような雰囲気でした。
聖岳・大沢岳・光岳 分岐点に戻ってきました。
ここから長い下り坂…
分岐点に戻ってきました。 ここから長い下り坂…
聖岳・大沢岳・光岳 三等三角点(点名:易老岳)
易老岳から1km、易老渡登山口まで残り3.8km地点になります。
三等三角点(点名:易老岳) 易老岳から1km、易老渡登山口まで残り3.8km地点になります。
聖岳・大沢岳・光岳 面平
「やっとここまで来れた~あと少しだ!」なんて話しながら歩いていたら、少し先でガサガサと音が…
はじめは別の登山者の方か?…と思っていたら、まさかの熊…
初めて🐻を目撃しました…😱
面平 「やっとここまで来れた~あと少しだ!」なんて話しながら歩いていたら、少し先でガサガサと音が… はじめは別の登山者の方か?…と思っていたら、まさかの熊… 初めて🐻を目撃しました…😱
聖岳・大沢岳・光岳 🐻出没箇所(面平の少し先)を通過後、振り返って撮影。
ここを7~8頭の熊が谷側から登山道を走って横断するところを目撃!
谷の下の方では、集団から外れた小熊が1頭走り去る姿も確認。
親熊が小熊を引き連れていたので、もし近くだったら…と思うとゾッとします。
しばらくは声を出し、熊鈴を鳴らし続けて下山しました。
🐻出没箇所(面平の少し先)を通過後、振り返って撮影。 ここを7~8頭の熊が谷側から登山道を走って横断するところを目撃! 谷の下の方では、集団から外れた小熊が1頭走り去る姿も確認。 親熊が小熊を引き連れていたので、もし近くだったら…と思うとゾッとします。 しばらくは声を出し、熊鈴を鳴らし続けて下山しました。
聖岳・大沢岳・光岳 標高1,200m地点(道標)
光岳から標高差で1,400mほど下りてきました。
あと易老渡登山口まで距離にして900m…
やっと終わる…そんな気持ちでした。
標高1,200m地点(道標) 光岳から標高差で1,400mほど下りてきました。 あと易老渡登山口まで距離にして900m… やっと終わる…そんな気持ちでした。
聖岳・大沢岳・光岳 易老岳登山口
ここまで来れば一安心…
易老岳登山口 ここまで来れば一安心…
聖岳・大沢岳・光岳 ゴール‼️
無事に芝沢ゲート前の駐車場(この時間の駐車台数は5台)に到着。
前日のスタート時はゲートが閉鎖されていましたが、今日は林道の路肩崩壊箇所の復旧工事が行われていたのでゲートが開いていました。
ゴール‼️ 無事に芝沢ゲート前の駐車場(この時間の駐車台数は5台)に到着。 前日のスタート時はゲートが閉鎖されていましたが、今日は林道の路肩崩壊箇所の復旧工事が行われていたのでゲートが開いていました。

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