感謝で結ぶ。上河内岳・聖岳😊

今年の宿願である南アルプス主稜線繋ぎに行ってきました！もう温めすぎて何度も腐りかけましたが、無事果たせて、幸せです😊 とにかくお礼を言いたいのは、付き合ってくれた山友さんと営業できないにもかかわらず、小屋やトイレを開放してくれた南アルプス南部の山小屋関係者の方々です。私が今回無事に歩けたのは全て皆様のおかげです。届かなくても、とにかく御礼を申し上げます！本当に本当に、ありがとうございました😊 春に「今年の南アルプス南部の山小屋は営業しない」という決定を聞いてから、いろいろな思いがありました。自粛期間にそのニュースを知った時は、私にとっては山登りはただの趣味なんだから…我慢しなきゃ…と思いつつもなんだかやりきれない気持ちに鬱々しました。頭の中は「納得しなきゃいけない」「納得できない」という気持ちがぐるぐる。当時は山にも行けなかったから、仕事しつつもずっと空虚な気持ちでした。 自粛が解禁され、自分が山に行ける、山を歩けるという自由と自信を少しずつ取り戻すと同時に、「主稜線繋ぎ」が何度も頭をよぎります。「行けない」という諦めから「本当に行けないのか？」という疑問に変わり、色々調べて行くうちに「行けるかもしれない」という小さな希望を感じ始めました。山は登れる、という情報を得てテント装備で８月に挑みましたが、天気が悪くてあえなく撤退。 そして確信に変わります。 「挑戦できる」 その時の心臓の高鳴りと緊張は、今でも余韻として残っています。 トレーニングが十分でない、状況も十分でない、天気も晴れ渡るわけじゃない… でも、それでもやるんだ！ ということで、この４連休が今年最後のチャンスだ！と思い、行ってきました！状況や条件に合わせて最大限、安全に歩ける計画をし、思い描いた通りに山を楽しんで来ることができました。 今回は２泊とも茶臼小屋の冬期小屋にお世話になりました〜。８月に一度テン泊に行って思ったのですが、長くてきつい行程を短時間でやるにはテントは向いてないかなってことで、もともとテントは持っていきませんでした。なので、ザックは30ℓ、10キロくらいまで軽量化できました！ 小屋で１日停滞、というちょっと変わった計画でしたが、まあいい方に転んだんじゃないかな。「そんな無駄なことを…」と思う方もいらっしゃるかもですが、寝っ転がって山友さんとずーっとおしゃべりして気がつくと寝てた、という１日も楽しかったですよ😁 聖岳ももちろんいいのですが、上河内岳ってすごく立派な山容で、頂上の展望も最高だそうですよ。私たちは夜中に登頂したので、景色は見られなかったんですよね〜。茶臼小屋テン泊でゆっくり行ってみたいです。 このルート、核心部は南岳の登り返しですかね。聖で750m登って下って、また500くらいの登り返しは、心臓が破れるかと思った。 ちなみに今回、面白グッズとしてパルスオキシメーターを持って行きました。高山で酸素飽和度ってどうなるの？って思って所々で測ってみました。 やっぱり小屋で停滞している時はガッツリ下がってました。あと南岳への登り返しが終わったところで首を絞められてるレベルまで下がってました。やっぱりゆっくり歩いて、しっかり息を吸うのが吉、ですね。 宿願も果たして、これでやっと今年の夏が気持ち的に終われました〜😊次は紅葉！天気や世の中の状況と相談しながらこれからも楽しく山歩こうっと😊 以下自分メモ ３日目は 12:15 茶臼小屋到着 13:30 下山開始 あ、原因はわかりませんが、残念なことにログがとんでます。ショック〜😢