唐松～五竜縦走　ありがとう白馬村

　いつもと違う今年の夏。それでも今年も長野に来ました。コロナ禍の登山。今回の日記はメモも写真も多いのでスルーしてくださいね。ただ、今回の山は初めて北アルプスに行く人におススメのコースです。宜しければご覧ください。 　 　まずは今回の日程。 一日目　福岡より高速。安曇野ICで降りる。中房温泉駐車場、扇沢登山口を偵察して信濃大町へ。 二日目　扇沢より爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳縦走日帰りピストン。 三日目　中房温泉より燕岳日帰りビストン 四日目　浅間山周辺ドライブ。篭ノ登山、池之平周回 五日目　美ヶ原朝駆け+トレッキング 六日目　黒菱駐車場から唐松、不帰嶮　唐松岳頂上山荘の個室に宿泊 七日目　五竜岳へ縦走。遠見尾根からアルプス平に下山。 八日目　来た道を振り返り白馬村～大町～安曇野～安房トンネル経由～高山西ICから高速で帰福。 ※総歩行距離約85km。高低差約8000ｍでした。 　 　※今回の車での総走行距離は2620km。登山口まで何回も登り降りして燃費13.3km/ℓはグッド。 　昔から右へ倣えに抵抗してしまうな自分は、こんな時代だからこそ山に行きたかった。我がままと言われれればそうなのかもしれないけど・・・コロナ対策をしての登山なら福岡の街中で買い物をするより絶対に安全だと・・・。本当は家から一歩も出ないのが一番かもしれないけど・・・。長野県民の事を考えたら・・・。行く前は行くこと自体がストレスだった。でも今は行ってよかったと思っている。理屈はない。ただ、確かに北アルプスの風景に幸せを頂いた。 　そして今回は安全を考えて柏原新道、合戦尾根、八方尾根ととても整備されている登山道をいくことにした。でも最後の最後。岩場の九割九分が終わったところで転倒・出血。それでも不幸中の幸い。止血してくれた嫁にも、時間外に山菜蕎麦を出してくれた五竜山荘にも感謝。五年前にもアルプスに一週間いて、最後の最後小池新道から林道に出る五分前のところで転倒して頭を打った。いずれも大事には至らなかったが、細心の注意を払い、気を抜かずに山に行くことがこの時代だからこそ大切にしなければないないと思った。 　来年もまたこのような状態が続いているかもしれない。一日も早く、誰とでも気楽に山に行き、気楽に県境や国境を越え、気楽に話ができる日を来ることを願っている。