梅雨が明けない四連休の二日目、尾瀬方面の天気がまあまあ良さそう。 と言うわけで平ヶ岳に行ってきた。 前日の22時すぎに自宅を出発。また寝ずの山行だ。 関越を小出で降りてから登山口までが大変。1.5車線のクネクネ道が続く。携帯は繋がらず、車が故障したらアウトだ。深夜に走るにはリスクが高い。 AM3時前に登山口に着いたが駐車場は満車に近い。 少しうとうとしてから朝食と準備をして出発。天気は良好だ。午後から雨の予報なので、早めにやっつけよう。 林道風の道を暫く歩いてから急登になる。梅雨時期だから仕方ないが、道は良くない。途中、樹林帯が切れて展望がある所では、見渡す限り山で深山の趣が堪能できる。 平坦に近い所には木道が設置されているが、フラットで滑り止めが無いタイプは濡れていると確実に滑る。下りで斜め横に傾いているヤツはかなりヤバい。 池ノ岳の急登を登りきると池塘がある平原が拡がる。平ヶ岳山頂は直ぐそこだ。 展望が無い山頂を後にして玉子石に向かう。途中にある水場は涸れておらず利用可能であった。 この辺りでは、恐らくプリンスルートから来たと思われる登山者が合流する。装備や汚れ具合、醸し出す雰囲気から何となく分かるが、木道が一本道なので、譲り合いで時間が掛かる。 資料によると、玉子石は上下が一体で風化したものと書いてあったが、繋ぎ目を観察してみると、まさにそのようであった。 下山時はさすがに暑くなってきたが、続々と登ってくる登山者に道を譲り、時間が掛かった。まあ、良い休憩になるが。 下山後、明るくなった登山口を改めて見渡すと、かなりの台数の車がスペースを見付けて停まっていた。 あのクネクネ道を戻るのは嫌なので、逆方向の檜枝岐の温泉に向かう事にしたが、尾瀬の御池駐車場まで、こちらもかなりの狭いクネクネ道であった。 檜枝岐のガソリンスタンドで給油し、隣にある駒の湯へ。 駒の湯は内風呂と露天風呂が一つずつ、休憩所無し、と小振りで、水風呂も無いので長湯できるタイプでは無いが、汗を流せるだけでありがたい。まだ午前中のためか、空いていた。 明日の天気が良ければ、近くの道の駅で車中泊でもして会津駒ヶ岳か燧ヶ岳、尾瀬歩きなどをしたかったが、どうやら雨のようなので東北道に抜けて帰宅した。温泉後の脱力感と、度々襲ってくる睡魔との戦いが、今回最も辛いものとなった。 最後に、平ヶ岳は登山そのものよりもアクセスが大変であった。車で行かれる方はガソリン残量に注意されたい。
日の出前の朝焼け
ご来光だ
痩せ尾根もあるが、気を付ければ大丈夫
燧ヶ岳かな?
奥に平ヶ岳が見えた。
台倉山の山頂。三角点しか無い
濡れて滑りまくるフラットな木道
白沢清水の水場。水はあるが飲めるのか?
新潟方面の展望
平ヶ岳は雲が掛かっているようだ
池ノ岳を登りきると目の前に姫ノ池
左手に平ヶ岳のピーク
右手側の展望
平ヶ岳の山頂は少し奥にある
木に囲まれて展望は無い
玉子石に向かう途中の水場
冷たくて気持ち良い。持ち帰ってコーヒーをいれよう。
玉子石
反対側から見ると丸くない
上下の境目
玉子石の奥は行けないが、池塘が拡がり良い景観だ
玉子石と姫ノ池間にある池塘
鷹ノ巣登山口
登山口すぐ脇のバイオトイレと駐車場とバス停
たまたまバスが来た
檜枝岐の駒の湯
この活動日記で通ったコース
平ヶ岳(鷹ノ巣駐車場)
- 12:03
- 21.7 km
- 1925 m
- コース定数 48