10:09
23.1 km
1939 m
【百名山】平ヶ岳 2025/11/02 #98
平ヶ岳・台倉山・池ノ岳 (新潟, 群馬)
2025.11.02(日) 日帰り
予定も天気も二転三転した三連休。 たくさんのアドバイスとご心配とお誘いを頂き、改めて感謝します🙇 でも、やはり年内に平ヶ岳を終わらせて、百名山98座にしたいという執念と義務感に抗えず😓 有料天気予報のたった1個の晴れマークを信じて、道路の冬季封鎖2日前というタイミングで、ソロで百名山日帰り最難関に凸しました。 【宇都宮駅〜鷹の巣駐車場】 高崎回りは道が悪いので那須側から行ったほうがいいとアドバイスを受け、宇都宮終電からのカーシェアで3時間45分かけて駐車場へ。 確かにクネクネはしてるものの道幅広めで舗装は良く、途中道の駅も3箇所あって休憩場所にも困らず、4:45に問題なく到着。 クルマは5台。5時過ぎてから続々と登っていくものの、運転疲れとヘッデンスタートする気になれずにウダウダしていたら、いつの間にか6時に。慌ててスタート。 【登山口~下台倉山】 しばらくは穏やかな樹林帯を進むが、30分もすると稜線に出る。樹林帯では雨模様だったが、稜線では高曇りでところどころ青空も見え、紅葉がよく映える。いきなり切り立った馬の背だが、見かけほど怖くはない。 しばらくは気持ちのいい稜線歩きが続く。やがて険しい岩登りが始まるが頼りなげなロープには触れずに、三点支持で普通に登れる。急登だが高度感もなく、岩登りは楽しい。ただし下りは少しはロープを頼ってもよかったかもしれない。 【下台倉山~台倉山】 この長い登山道で、山頂直下と並ぶ絶景ポイント。稜線に出ると、周囲の山々が見渡せる。登りでは雲が多く燧ヶ岳などは雲に隠れていたが、下山時には遠くまで見渡せてずっと気分良く歩ける。ただしところどころ細いトラバースがあるので、絶景に見とれて足を取られないよう注意が必要。 【台倉山~台倉清水~池ノ岳】 とにかく長い樹林帯。ほぼほぼ水平移動。景観はないので退屈極まりなく、その上台倉清水を過ぎるとひたすら滑り台と化した木道が続く。登りで3回、下りで2回、木道の上で豪快に転倒した。なお、全ての水場は使用に耐えないと思われるため、水を担ぐ必要がある。 【池ノ岳~たまご石~山頂】 池ノ岳の手前から急登が始まり、登りきると池塘の先に平ヶ岳の山頂がようやく見える。 11時過ぎに到着し、池の前で少し休んだあとにまずはたまご石を目指す。 この季節、山頂付近は寒く、数日前の雪が木道の上にもところどころ残っているが、チェンスパは不要だった。 高曇りと青空と紅葉と薄雪のコントラストが素晴らしく、何度も来てよかったと実感する。 特にたまご石のあたりの景観は素晴らしく、写真も満足いくものになった。 その後、短絡路から山頂直下の急登を越えると、山名通りの平らな山頂に到着する。 三角点と山名標は風雪を避けるためか、あえて見通しの悪いところに設置されている。無人なので無理やり自撮り。 最高標高は広く、360度の景観が広がっていて素晴らしい。福島側の道は通行止めだが、恐らく雪山なら踏破可能と思われる。 確かに下山をためらうほどの素晴らしい山頂と池塘だが、この後の長い道のりを考えるとのんびりもしていられない。 【下山】 樹林帯の手前で雨に降られたものの、ほぼ終始高曇りでとてもいい気候だった。 駐車場への到着は16時過ぎており、この後は道の駅も全て閉店しており何も購入出来ず。登山バッジも買い損ねる。 風呂は駒の湯を考えていたが時間が怪しかったので、少し先の窓明の湯へ。泉質は悪くはないが、内湯のみで露天風呂もなく源泉が熱すぎて入れず、700円の価値があったかと言われると微妙。 その後、一般道を3時間かけて宇都宮に21時30分頃に到着。自由席の切符を買うのが精いっぱいで餃子もビールも何も買えずに新幹線の終電で帰京した。 残る百名山は、いよいよ2座。伯耆大山と、来年7月にラストと定めた白馬岳だ。 【踏んだピーク】 下台倉山・台倉山・池ノ岳・平ヶ岳