臼杵山(東京都)・市道山・刈寄山-2020-04-25

2020.04.25(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:55

距離

21.5km

のぼり

2176m

くだり

2173m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 55
休憩時間
1 時間 50
距離
21.5 km
のぼり / くだり
2176 / 2173 m
55
13
18
20
41
13
40
48
22
2
15
14
10
16
2
11
50

活動詳細

すべて見る

戸倉三山へ登ってまいりました。戸倉三山はあきる野市にある臼木山(標高842m)、市道山(同795m)、刈寄山(同687m)の総称です。三山の尾根伝いに戸倉城山と今熊山があり、あわせて登りました。 戸倉三山の尾根は、鎖場や大きな岩場はなく、道はよく整備されていて特に危険な箇所はありませんが、ほぼ全行程にわたって大小のこぶと鞍部を繰り返し繰り返し超えていくという体を鍛えるには絶好のルートとなっています。言い方を変えますと滅法疲れるということです。 分岐点には道標があり、それに従って進めば間違えることはありませんが、一部判断に迷う道標や道標のない巻き道の分岐点、踏み跡のある個所もありますので地図の確認は必要です。 三山には茶店や水場、トイレはありません。刈寄山山頂は多少広く、ベンチと東屋がありますが、臼杵山と市道山は山頂が狭いこともあり何もありません。なおトイレについては戸倉城山には山頂すぐ下にあり、ネット情報では今熊山にも山頂下分岐の近くにあるとのことです。 戸倉城山の登山道は現在、十里木、荷田子からは通行可能ですが、西戸倉からは2020年4月25日現在、通行止めです。東側の光厳寺から登ろうと計画しましたが、通行止めという情報と通行できたという情報があり、現地で判断することにしましたが、幸い通ることができました。 今回歩いたルートは一部コースタイムのデータがないため別ルートの話をしますが、元郷から三山を縦走して今熊山登山口に下山した場合、yamakeiのデータによりますとコースタイム7時間30分、距離約14.5㎞、累積標高差△1572m、▽1603mです。奥高尾を和田峠から出発し陣馬山~景信山~小仏城山~高尾山を経て高尾山口に下山した場合は、コースタイム5時間53分、距離約15.2㎞、累積標高差△874m、▽1382mです。距離に比して標高差が大きいのがおわかりいただけるかと思います。そんなわけでちょっくら戸倉のつもりがぐったり戸倉になりました(笑) 三山からの眺めは、植生で方向は制限されるもののそれなりに得られます。また戸倉城山からは眼下にあきる野市、遠くは都心のビルなど東方向の景色を楽しむことができます。登山道からは部分的に見晴らしのいい場所がありますが、総じて植林の中が多く眺めは良くありません。 現地へのアクセスについてですが、最寄のバス停はコースによって檜原街道上の十里木、荷田子、元郷のいずれかと、秋川街道上の今熊山登山口です。下山後のバス停はそれぞれ逆となります。戸倉城山もコースに入れるなら西戸倉のバス停もありますが、先ほど説明しましたように西戸倉からの登山道は現在通行止めとなっています。マイカー登山の場合は十里木、今熊神社、広徳寺の駐車場などが便利です。今回は周回コースに戸倉城山も入れようと広徳寺の駐車場を利用しました。 この日は晴天で行動中は暑くも寒くもなく、歩きやすい天候でした。山で出会ったのは市道山山頂で単独登山者3名、刈寄山で1家族と山頂で休憩中の方1名、今熊山下山中に登ってくる2組と下山者2名で、戸倉城山~臼杵山では誰にも会いませんでした。7時半に出発して16時までには下山するつもりでしたが、出だしから道を間違えたのに加え、アップダウンの繰り返しでペースが整わず、休憩するべきタイミングもずれてしまって体力を消耗し、30分予定より遅くなりました。 登山の目的は人それぞれですが、率直に申し上げてstoicに体を鍛えるという方を除いては戸倉三山縦走はお勧めしかねます。stoicでない方は縦走ではなく、例えば今熊山(~刈寄山)と金剛の滝や小峰公園などを組み合わせたり、戸倉城山(~臼杵山)と払沢の滝を組み合わせて歩かれたほうが見所があって楽しめるかと思います。 25枚目の写真の説明で誤りがありましたので訂正しました。(2020/4/28)

臼杵山・市道山・刈寄山 広徳寺です。写真の手前が駐車場です。なお、ここから荷田子峠までと市道山から先の写真は、地図上の位置と実際の撮影場所がずれているようです。ご承知おきください。
広徳寺です。写真の手前が駐車場です。なお、ここから荷田子峠までと市道山から先の写真は、地図上の位置と実際の撮影場所がずれているようです。ご承知おきください。
臼杵山・市道山・刈寄山 広徳寺の駐車場です。無料開放されています。見た感じでは30台は駐車できそうです。
広徳寺の駐車場です。無料開放されています。見た感じでは30台は駐車できそうです。
臼杵山・市道山・刈寄山 広徳寺の北側にあるトイレ
広徳寺の北側にあるトイレ
臼杵山・市道山・刈寄山 トイレ前の道路を西へ直進すると電気牧柵の注意があります。跨いで直進したら行き止まりでした。
トイレ前の道路を西へ直進すると電気牧柵の注意があります。跨いで直進したら行き止まりでした。
臼杵山・市道山・刈寄山 行き止まりから引き返し、地図を頼りに道らしきところを歩くと公有地なのか私有地なのかよくわからないところに来ました。ここから右手に向かって道を探ります。
行き止まりから引き返し、地図を頼りに道らしきところを歩くと公有地なのか私有地なのかよくわからないところに来ました。ここから右手に向かって道を探ります。
臼杵山・市道山・刈寄山 斜面を降りたところです。広徳寺から秋川に向かって道路を下り、分岐点を左に曲がった道路です。こんなことなら最初から舗装道路を歩くのでした。
斜面を降りたところです。広徳寺から秋川に向かって道路を下り、分岐点を左に曲がった道路です。こんなことなら最初から舗装道路を歩くのでした。
臼杵山・市道山・刈寄山 秋川沿いを歩く予定だった道が通行止めとなっており、崖上の迂回路を歩くことになりました。写真は迂回路を出たところで、左手が通行止の川沿いの道です。
秋川沿いを歩く予定だった道が通行止めとなっており、崖上の迂回路を歩くことになりました。写真は迂回路を出たところで、左手が通行止の川沿いの道です。
臼杵山・市道山・刈寄山 迂回路から川の遊歩道を歩いて道路に出たところです。ここから写真の手前側に進みます。
迂回路から川の遊歩道を歩いて道路に出たところです。ここから写真の手前側に進みます。
臼杵山・市道山・刈寄山 最初の三叉路は工事中で通行止めだったため、次の三叉路を曲がります。道標が設置されています。
最初の三叉路は工事中で通行止めだったため、次の三叉路を曲がります。道標が設置されています。
臼杵山・市道山・刈寄山 光厳寺下のトイレ
光厳寺下のトイレ
臼杵山・市道山・刈寄山 光厳寺です。「許すということ これが仏教の極意です」と書かれています。
光厳寺です。「許すということ これが仏教の極意です」と書かれています。
臼杵山・市道山・刈寄山 登山口です。戸倉城山へはここを右に進みます。「土砂災害のため通行止め」とあり、「通行止」と表示のあるトラロープが左の道につけられていますが、右の道は開いています。これを見て勝手ながら「仏教の極意」を得心いたしましてありがたく通らせていただきました(笑)なお山道に大木が倒れていましたが通行に支障はありませんでした。
登山口です。戸倉城山へはここを右に進みます。「土砂災害のため通行止め」とあり、「通行止」と表示のあるトラロープが左の道につけられていますが、右の道は開いています。これを見て勝手ながら「仏教の極意」を得心いたしましてありがたく通らせていただきました(笑)なお山道に大木が倒れていましたが通行に支障はありませんでした。
臼杵山・市道山・刈寄山 マムシグサ。初めて実物を見ました。と言っても今までは意識して見ていなかっただけかもしれません(笑
マムシグサ。初めて実物を見ました。と言っても今までは意識して見ていなかっただけかもしれません(笑
臼杵山・市道山・刈寄山 山頂下の岩場。写真には写ってませんが、左側に通路があります。
山頂下の岩場。写真には写ってませんが、左側に通路があります。
臼杵山・市道山・刈寄山 頂上から登山道を振り返ったところです。山頂には「仏教の極意」は顕れていないようです。
頂上から登山道を振り返ったところです。山頂には「仏教の極意」は顕れていないようです。
臼杵山・市道山・刈寄山 戸倉城山の山標です。
戸倉城山の山標です。
臼杵山・市道山・刈寄山 眼下にあきる野市街、写真ではわかりませんが遠くに都心のビル街が見えます。
眼下にあきる野市街、写真ではわかりませんが遠くに都心のビル街が見えます。
臼杵山・市道山・刈寄山 山頂下にトイレがあります。
山頂下にトイレがあります。
臼杵山・市道山・刈寄山 西戸倉方面への登山道です。現在通行止です。
西戸倉方面への登山道です。現在通行止です。
臼杵山・市道山・刈寄山 盆堀山です。表示がなければただの通過点です。
盆堀山です。表示がなければただの通過点です。
臼杵山・市道山・刈寄山 盆堀山から荷田子峠の間に展望の開けるところがあります。左に見えるのは浅間嶺、正面は三頭山のようです。
盆堀山から荷田子峠の間に展望の開けるところがあります。左に見えるのは浅間嶺、正面は三頭山のようです。
臼杵山・市道山・刈寄山 荷田子峠です。道標に距離が書かれています。
荷田子峠です。道標に距離が書かれています。
臼杵山・市道山・刈寄山 グミ御前です。通過した時は気づきませんでした。振り返って撮りました。
グミ御前です。通過した時は気づきませんでした。振り返って撮りました。
臼杵山・市道山・刈寄山 グミ尾根で展望が開けるところです。左は御前山、右は大岳山です。
グミ尾根で展望が開けるところです。左は御前山、右は大岳山です。
臼杵山・市道山・刈寄山 尾根の反対側に出ました。あきる野市街の奥、写真の中央やや上に白く写っているのが西武ドームです。
尾根の反対側に出ました。あきる野市街の奥、写真の中央やや上に白く写っているのが西武ドームです。
臼杵山・市道山・刈寄山 木が伐採されて眺めが良くなっています。山道は前方の植林の手前で左に向きを変えます。200mほどのわずかな間ですが、道がなだらかになっているところです。
木が伐採されて眺めが良くなっています。山道は前方の植林の手前で左に向きを変えます。200mほどのわずかな間ですが、道がなだらかになっているところです。
臼杵山・市道山・刈寄山 臼杵山です。三角点以外特に何もありません。
臼杵山です。三角点以外特に何もありません。
臼杵山・市道山・刈寄山 山頂からの景色です。
山頂からの景色です。
臼杵山・市道山・刈寄山 市道山手前、笹平から上がってくるヨメトリ坂です。木橋流失のため下れませんと書かれています。こうしてみるといたるところ道路が閉じられていますね。「ヨメトリません、開くまでは!」
市道山手前、笹平から上がってくるヨメトリ坂です。木橋流失のため下れませんと書かれています。こうしてみるといたるところ道路が閉じられていますね。「ヨメトリません、開くまでは!」
臼杵山・市道山・刈寄山 市道山山頂です。そこそこの展望です。
市道山山頂です。そこそこの展望です。
臼杵山・市道山・刈寄山 お茶を飲んで休憩していると目の前に停まりました。ベニシジミでしょうか?
お茶を飲んで休憩していると目の前に停まりました。ベニシジミでしょうか?
臼杵山・市道山・刈寄山 市道山から下りたところの和田峠への分岐点です。道標のとおり直進します。
市道山から下りたところの和田峠への分岐点です。道標のとおり直進します。
臼杵山・市道山・刈寄山 市道山から東に延びる峰見通りという尾根の・727です。等高線を読むと70m下ってから40mの登り返しです。見通しがいいので下る途中で撮りました。このようなこぶを繰り返し登っては下ります。
市道山から東に延びる峰見通りという尾根の・727です。等高線を読むと70m下ってから40mの登り返しです。見通しがいいので下る途中で撮りました。このようなこぶを繰り返し登っては下ります。
臼杵山・市道山・刈寄山 弾左衛門の峰です。道標の文字が読めません。後ろの山道は地図を見ると途中でなくなっています。
弾左衛門の峰です。道標の文字が読めません。後ろの山道は地図を見ると途中でなくなっています。
臼杵山・市道山・刈寄山 ちょっと判断に迷う道標です。左の登りには「刈寄山・今熊山」、右の下りには「鳥切場を経て刈寄山 森久保・関場バス停」とあります。鳥切場に何かあるかと思って右に進みました。左は尾根伝い、右は巻き道のようで、この先で合流します。目指した鳥切場は道標も見当たらず、結局どこだったのかわかりませんでした(笑)
ちょっと判断に迷う道標です。左の登りには「刈寄山・今熊山」、右の下りには「鳥切場を経て刈寄山 森久保・関場バス停」とあります。鳥切場に何かあるかと思って右に進みました。左は尾根伝い、右は巻き道のようで、この先で合流します。目指した鳥切場は道標も見当たらず、結局どこだったのかわかりませんでした(笑)
臼杵山・市道山・刈寄山 先ほどの分かれ道の合流地点です。左から出てきました。
先ほどの分かれ道の合流地点です。左から出てきました。
臼杵山・市道山・刈寄山 入山峠です。林道が交差しています。この階段を下りてきました。
入山峠です。林道が交差しています。この階段を下りてきました。
臼杵山・市道山・刈寄山 下りてきた階段は右手前の石垣のところです。正面の門扉の右を入っていきます。道標があるので迷う心配はありません。
下りてきた階段は右手前の石垣のところです。正面の門扉の右を入っていきます。道標があるので迷う心配はありません。
臼杵山・市道山・刈寄山 左は刈寄山、右は今熊山へ続く分岐点です。時間が押してきたため刈寄山に行くか止めるか1分ほど考えましたが、予定どおり行くことにしました。
左は刈寄山、右は今熊山へ続く分岐点です。時間が押してきたため刈寄山に行くか止めるか1分ほど考えましたが、予定どおり行くことにしました。
臼杵山・市道山・刈寄山 刈寄山山頂です。他の二山に比して広くなっています。
刈寄山山頂です。他の二山に比して広くなっています。
臼杵山・市道山・刈寄山 刈寄山山標です。
刈寄山山標です。
臼杵山・市道山・刈寄山 山頂のすぐ下にある東屋です。
山頂のすぐ下にある東屋です。
臼杵山・市道山・刈寄山 刈寄山から下りてきて開けたところです。先に刈寄山から下りてきた家族連れの方が目の前のこぶを登っているところです。写真中央のやや左下の登山道が低くなっているところが分岐点で、道標があります。写真の右(入山峠方向)から登ってきましたので今熊山との分岐も右に下りたところにあります。ところが写真にある道標には奥が今熊山と書かれています。ちょっと混乱しますが、どちらからでも行けるということです。疲れてきたので登るのはやめ、右へ下ることにしました。
刈寄山から下りてきて開けたところです。先に刈寄山から下りてきた家族連れの方が目の前のこぶを登っているところです。写真中央のやや左下の登山道が低くなっているところが分岐点で、道標があります。写真の右(入山峠方向)から登ってきましたので今熊山との分岐も右に下りたところにあります。ところが写真にある道標には奥が今熊山と書かれています。ちょっと混乱しますが、どちらからでも行けるということです。疲れてきたので登るのはやめ、右へ下ることにしました。
臼杵山・市道山・刈寄山 今熊山へ登る石段です。分岐点の道標には今熊山頂まで0.1kmと書かれています。
今熊山へ登る石段です。分岐点の道標には今熊山頂まで0.1kmと書かれています。
臼杵山・市道山・刈寄山 今熊山山頂です。ベンチが整備されています。
今熊山山頂です。ベンチが整備されています。
臼杵山・市道山・刈寄山 山頂の今熊神社です。石垣に沿って奥に進み、裏参道に出ます。
山頂の今熊神社です。石垣に沿って奥に進み、裏参道に出ます。
臼杵山・市道山・刈寄山 裏参道途中の金剛の滝への分岐点ですが、そちらは通行止です。またここにはベンチが設置されていて休めるようになっています。看板には「ここで休憩しましょう。昔はこの裏参道には主なカーブが12あり、12曲がりと称していました。いよいよ、これから登りです。」と書かれています。お言葉に従って最後の休憩をとることにしました。
裏参道途中の金剛の滝への分岐点ですが、そちらは通行止です。またここにはベンチが設置されていて休めるようになっています。看板には「ここで休憩しましょう。昔はこの裏参道には主なカーブが12あり、12曲がりと称していました。いよいよ、これから登りです。」と書かれています。お言葉に従って最後の休憩をとることにしました。
臼杵山・市道山・刈寄山 裏参道を下ると東京電力の変電所が見えてきます。道路に出たら左に進みます。右は今熊神社の表参道へ通じています。
裏参道を下ると東京電力の変電所が見えてきます。道路に出たら左に進みます。右は今熊神社の表参道へ通じています。
臼杵山・市道山・刈寄山 最後にまたやらかしました。道は手前の道標から左に延びていますが、うっかり鉄塔の右へと入り込んでしまいました。斜面を下ったところで踏み跡が途絶えたので地図を確認していたところ、途中で追い越した年配の方の熊避けの鈴の音が左後ろから聞こえてきて道を間違えたことに気づきました。戻って写真を見るまで右側に立入禁止と書かれた表示があるのに気が付きませんでした。どこのどなたか存じませんが、助かりました。ありがとうございました。
最後にまたやらかしました。道は手前の道標から左に延びていますが、うっかり鉄塔の右へと入り込んでしまいました。斜面を下ったところで踏み跡が途絶えたので地図を確認していたところ、途中で追い越した年配の方の熊避けの鈴の音が左後ろから聞こえてきて道を間違えたことに気づきました。戻って写真を見るまで右側に立入禁止と書かれた表示があるのに気が付きませんでした。どこのどなたか存じませんが、助かりました。ありがとうございました。
臼杵山・市道山・刈寄山 広徳寺に到着です。左の道から下りてきました。
広徳寺に到着です。左の道から下りてきました。

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