憧憬の主稜線 谷川岳

2020.02.07(金) 日帰り

今回の舞台は 白と青の谷川岳 憧れ続けた主稜線 何度か挑んでは 「出直しておいで」と 見ることは叶わなかった 憧れ続けた頂 何度か夢にもみた山は 「覚悟はいいか、おいで」と 微笑んでくれた 皆を魅了してやまない その白い山は、 今回、どんな絶景を みせてくれたのだろうか 前人既踏の山歩は続く ハイヤ~♪ハイヤ~♪

真っ暗な高速に車を走らせ
朝日が山々を淡く染めるころ
群馬県 赤城SAにたどり着いた。
はるか先にみえる双耳峰が
今日の目指す山頂だ。

真っ暗な高速に車を走らせ 朝日が山々を淡く染めるころ 群馬県 赤城SAにたどり着いた。 はるか先にみえる双耳峰が 今日の目指す山頂だ。

真っ暗な高速に車を走らせ 朝日が山々を淡く染めるころ 群馬県 赤城SAにたどり着いた。 はるか先にみえる双耳峰が 今日の目指す山頂だ。

谷川岳ロープウェイに到着
前日の積雪でロープウェイの開始が
30分ほど遅れるアナウンスが流れる
このレッドカーペットは
いつきてもドキドキする。

谷川岳ロープウェイに到着 前日の積雪でロープウェイの開始が 30分ほど遅れるアナウンスが流れる このレッドカーペットは いつきてもドキドキする。

谷川岳ロープウェイに到着 前日の積雪でロープウェイの開始が 30分ほど遅れるアナウンスが流れる このレッドカーペットは いつきてもドキドキする。

ロープウェイで上がった
天神平を10時に出発
見えている両耳へのピストンが
今日のルートだ。
いきなりの眺望に気分があがる。

ロープウェイで上がった 天神平を10時に出発 見えている両耳へのピストンが 今日のルートだ。 いきなりの眺望に気分があがる。

ロープウェイで上がった 天神平を10時に出発 見えている両耳へのピストンが 今日のルートだ。 いきなりの眺望に気分があがる。

序盤からいきなりの急登。
ボーダーがあげる雪煙をかぶりながら
ふかふかな新雪を登っていく。

序盤からいきなりの急登。 ボーダーがあげる雪煙をかぶりながら ふかふかな新雪を登っていく。

序盤からいきなりの急登。 ボーダーがあげる雪煙をかぶりながら ふかふかな新雪を登っていく。

青と白の世界がとても気持ちがいい

青と白の世界がとても気持ちがいい

青と白の世界がとても気持ちがいい

振り向けば、3日前に歩いた
剣ヶ峰山から武尊山の稜線が
くっきりと見える。

振り向けば、3日前に歩いた 剣ヶ峰山から武尊山の稜線が くっきりと見える。

振り向けば、3日前に歩いた 剣ヶ峰山から武尊山の稜線が くっきりと見える。

尾根にあがると、そこには
西黒尾根へ裾野を広げる
谷川岳が待ちかまえていた。

尾根にあがると、そこには 西黒尾根へ裾野を広げる 谷川岳が待ちかまえていた。

尾根にあがると、そこには 西黒尾根へ裾野を広げる 谷川岳が待ちかまえていた。

白毛門、朝日岳も雪深い

白毛門、朝日岳も雪深い

白毛門、朝日岳も雪深い

天神尾根を先行者が進んでいく
先頭はラッセルかもしれない

天神尾根を先行者が進んでいく 先頭はラッセルかもしれない

天神尾根を先行者が進んでいく 先頭はラッセルかもしれない

やはり暖冬なのか、
昨年より雪は確かに少ないようだ

やはり暖冬なのか、 昨年より雪は確かに少ないようだ

やはり暖冬なのか、 昨年より雪は確かに少ないようだ

それでも、このパウダースノーを求め
世界中から沢山のバックカントリーボーダーや登山者が今日もこの山に集う

それでも、このパウダースノーを求め 世界中から沢山のバックカントリーボーダーや登山者が今日もこの山に集う

それでも、このパウダースノーを求め 世界中から沢山のバックカントリーボーダーや登山者が今日もこの山に集う

ロープが出ていた難所を下り一息
気温は低いが強い日差しと照り返しで
暑いくらいだ。

ロープが出ていた難所を下り一息 気温は低いが強い日差しと照り返しで 暑いくらいだ。

ロープが出ていた難所を下り一息 気温は低いが強い日差しと照り返しで 暑いくらいだ。

歩きはじめて一時間。小ピークを
雪崩に気をつけながらトラバース。
すると、

歩きはじめて一時間。小ピークを 雪崩に気をつけながらトラバース。 すると、

歩きはじめて一時間。小ピークを 雪崩に気をつけながらトラバース。 すると、

再び視界がひらけた先に
爼倉山稜が堂々たる姿でそびえていた

再び視界がひらけた先に 爼倉山稜が堂々たる姿でそびえていた

再び視界がひらけた先に 爼倉山稜が堂々たる姿でそびえていた

定番の雪に埋もれる熊沢穴の避難小屋
例年より少ないとはいえ
やはり谷川岳の雪深さを感じることができる光景だ

定番の雪に埋もれる熊沢穴の避難小屋 例年より少ないとはいえ やはり谷川岳の雪深さを感じることができる光景だ

定番の雪に埋もれる熊沢穴の避難小屋 例年より少ないとはいえ やはり谷川岳の雪深さを感じることができる光景だ

先行者により踏みかためられて
歩きやすくなってきた白い道を
再び登りはじめる

先行者により踏みかためられて 歩きやすくなってきた白い道を 再び登りはじめる

先行者により踏みかためられて 歩きやすくなってきた白い道を 再び登りはじめる

空気も澄んで
遠くに富士山もみることができた

空気も澄んで 遠くに富士山もみることができた

空気も澄んで 遠くに富士山もみることができた

大分上がってきた天神尾根は

大分上がってきた天神尾根は

大分上がってきた天神尾根は

絶好の天候で平日でも渋滞中

絶好の天候で平日でも渋滞中

絶好の天候で平日でも渋滞中

オジカ沢の頭から爼倉山稜への稜線は
前回もみることはできた
やはり美しい

オジカ沢の頭から爼倉山稜への稜線は 前回もみることはできた やはり美しい

オジカ沢の頭から爼倉山稜への稜線は 前回もみることはできた やはり美しい

飛行機雲がのびる青空

飛行機雲がのびる青空

飛行機雲がのびる青空

冬の爼倉の岩壁は迫力がある

冬の爼倉の岩壁は迫力がある

冬の爼倉の岩壁は迫力がある

オジカ沢の頭はたおやか

オジカ沢の頭はたおやか

オジカ沢の頭はたおやか

とろりとした白肌を眺めながら
少し休憩

とろりとした白肌を眺めながら 少し休憩

とろりとした白肌を眺めながら 少し休憩

歩いてきた天神尾根には
まだまだ登ってくる後続者が列をなす。

歩いてきた天神尾根には まだまだ登ってくる後続者が列をなす。

歩いてきた天神尾根には まだまだ登ってくる後続者が列をなす。

新潟側に薄い雲はかかっているが
どうやら今日は
この青空を見続けられるようだ

新潟側に薄い雲はかかっているが どうやら今日は この青空を見続けられるようだ

新潟側に薄い雲はかかっているが どうやら今日は この青空を見続けられるようだ

標高があがるにつれ
これまでのモフモフとは違い
カチカチになってきた斜面を
気をつけて登っていく

標高があがるにつれ これまでのモフモフとは違い カチカチになってきた斜面を 気をつけて登っていく

標高があがるにつれ これまでのモフモフとは違い カチカチになってきた斜面を 気をつけて登っていく

登山をはじめた頃から憧れ続けた主稜線が
広々とした白い壁の向こうに待っている。

登山をはじめた頃から憧れ続けた主稜線が 広々とした白い壁の向こうに待っている。

登山をはじめた頃から憧れ続けた主稜線が 広々とした白い壁の向こうに待っている。

振り返りたい衝動に駆られなが
上がっていけば、道標モンスターが鎮座

振り返りたい衝動に駆られなが 上がっていけば、道標モンスターが鎮座

振り返りたい衝動に駆られなが 上がっていけば、道標モンスターが鎮座

濃紺の空を仰ぎ深呼吸
振り向けば、そこには

濃紺の空を仰ぎ深呼吸 振り向けば、そこには

濃紺の空を仰ぎ深呼吸 振り向けば、そこには

待ち焦がれた絶景が広がっていた

待ち焦がれた絶景が広がっていた

待ち焦がれた絶景が広がっていた

遠くまでのびる谷川連峰の主稜線に
どこまでも広がる青い空

遠くまでのびる谷川連峰の主稜線に どこまでも広がる青い空

遠くまでのびる谷川連峰の主稜線に どこまでも広がる青い空

幸せをかみしめ
今日の天候に感謝しながら
白く輝く山の波をしばし眺める

幸せをかみしめ 今日の天候に感謝しながら 白く輝く山の波をしばし眺める

幸せをかみしめ 今日の天候に感謝しながら 白く輝く山の波をしばし眺める

そして 登山開始から二時間半
ほぼコースタイム通りで
 谷川岳 トマの耳 登頂

そして 登山開始から二時間半 ほぼコースタイム通りで 谷川岳 トマの耳 登頂

そして 登山開始から二時間半 ほぼコースタイム通りで 谷川岳 トマの耳 登頂

天高く突き上げるオキノ耳

天高く突き上げるオキノ耳

天高く突き上げるオキノ耳

今回はガスに隠れることなく
その姿すべてをみせてくれた

今回はガスに隠れることなく その姿すべてをみせてくれた

今回はガスに隠れることなく その姿すべてをみせてくれた

見渡せば
夢にまでみた景観が今目の前に

見渡せば 夢にまでみた景観が今目の前に

見渡せば 夢にまでみた景観が今目の前に

吸い込まれていきそう

吸い込まれていきそう

吸い込まれていきそう

次なるピーク
オキノ耳に向かって
雪庇の橋を渡っていく

次なるピーク オキノ耳に向かって 雪庇の橋を渡っていく

次なるピーク オキノ耳に向かって 雪庇の橋を渡っていく

見上げてトマの耳

見上げてトマの耳

見上げてトマの耳

オキ側からのトマ
谷川岳を象徴する眺めのひとつだ

オキ側からのトマ 谷川岳を象徴する眺めのひとつだ

オキ側からのトマ 谷川岳を象徴する眺めのひとつだ

2000mに満たない
山からの眺めとは思えない景観を

2000mに満たない 山からの眺めとは思えない景観を

2000mに満たない 山からの眺めとは思えない景観を

はじめてこの目でみることが叶い
夢中でシャッターをきる。
雪庇に腰掛けている登山者が
いるように見えて少し怖い・・

はじめてこの目でみることが叶い 夢中でシャッターをきる。 雪庇に腰掛けている登山者が いるように見えて少し怖い・・

はじめてこの目でみることが叶い 夢中でシャッターをきる。 雪庇に腰掛けている登山者が いるように見えて少し怖い・・

トマからオキへの短い稜線の間には、

トマからオキへの短い稜線の間には、

トマからオキへの短い稜線の間には、

雪と風が生み出しだした作品が数多くある。

雪と風が生み出しだした作品が数多くある。

雪と風が生み出しだした作品が数多くある。

シュカブラ越しにトマノ耳
ゆっくりと弓状の白い稜線を歩いていけば

シュカブラ越しにトマノ耳 ゆっくりと弓状の白い稜線を歩いていけば

シュカブラ越しにトマノ耳 ゆっくりと弓状の白い稜線を歩いていけば

登りはじめから、約3時間で
谷川岳 オキノ耳 登頂
皆さんと順番で撮りあいっこ
ありがとうございました。

登りはじめから、約3時間で 谷川岳 オキノ耳 登頂 皆さんと順番で撮りあいっこ ありがとうございました。

登りはじめから、約3時間で 谷川岳 オキノ耳 登頂 皆さんと順番で撮りあいっこ ありがとうございました。

ちょっと奥の院まで
モナカ状の雪面を
慎重にトラバースして歩いていきます

ちょっと奥の院まで モナカ状の雪面を 慎重にトラバースして歩いていきます

ちょっと奥の院まで モナカ状の雪面を 慎重にトラバースして歩いていきます

立派なエビのしっぽが育成中の
奥の院に到着

立派なエビのしっぽが育成中の 奥の院に到着

立派なエビのしっぽが育成中の 奥の院に到着

雪がびっしり張り付いた
岩場を回り込んだその先には

雪がびっしり張り付いた 岩場を回り込んだその先には

雪がびっしり張り付いた 岩場を回り込んだその先には

一ノ倉岳、茂倉岳がどーん
晩夏に歩いたときはガスで見れなかった稜線。

一ノ倉岳、茂倉岳がどーん 晩夏に歩いたときはガスで見れなかった稜線。

一ノ倉岳、茂倉岳がどーん 晩夏に歩いたときはガスで見れなかった稜線。

奥の院からオキノ耳とトマノ耳
ここからだとと耳らしく見えますね

奥の院からオキノ耳とトマノ耳 ここからだとと耳らしく見えますね

奥の院からオキノ耳とトマノ耳 ここからだとと耳らしく見えますね

稜線と記念撮影しながら

稜線と記念撮影しながら

稜線と記念撮影しながら

静かな奥の院でまったりと休憩

静かな奥の院でまったりと休憩

静かな奥の院でまったりと休憩

一ノ倉岳に登山者の声が
どこから上がってきたのだろうか

一ノ倉岳に登山者の声が どこから上がってきたのだろうか

一ノ倉岳に登山者の声が どこから上がってきたのだろうか

そろそろロープウェイの時間も気になり始めたので戻ることにします。

そろそろロープウェイの時間も気になり始めたので戻ることにします。

そろそろロープウェイの時間も気になり始めたので戻ることにします。

午後の光で
山肌が艶やかになる時間

午後の光で 山肌が艶やかになる時間

午後の光で 山肌が艶やかになる時間

オジカ沢の頭

オジカ沢の頭

オジカ沢の頭

万太郎山かな

万太郎山かな

万太郎山かな

爼倉山稜へのびる稜線

爼倉山稜へのびる稜線

爼倉山稜へのびる稜線

オキノ耳まで戻ってきました。
非対称山稜がよくわかる

オキノ耳まで戻ってきました。 非対称山稜がよくわかる

オキノ耳まで戻ってきました。 非対称山稜がよくわかる

トマから西黒尾根

トマから西黒尾根

トマから西黒尾根

やっぱりいいな主稜線の眺め

やっぱりいいな主稜線の眺め

やっぱりいいな主稜線の眺め

振り返りオキノ耳

振り返りオキノ耳

振り返りオキノ耳

せりだした雪庇を横目に

せりだした雪庇を横目に

せりだした雪庇を横目に

登り返して

登り返して

登り返して

トマノ耳まで戻りオキノ耳を眺める。
よくみるとボーダーのドロップあとが見えますね。ここから滑るなんて驚き

トマノ耳まで戻りオキノ耳を眺める。 よくみるとボーダーのドロップあとが見えますね。ここから滑るなんて驚き

トマノ耳まで戻りオキノ耳を眺める。 よくみるとボーダーのドロップあとが見えますね。ここから滑るなんて驚き

オキノ耳と一ノ倉岳、茂倉岳
トマには外国人のバックカントリー団体さんが
登頂してドロップの準備中。
その脇を下山開始

オキノ耳と一ノ倉岳、茂倉岳 トマには外国人のバックカントリー団体さんが 登頂してドロップの準備中。 その脇を下山開始

オキノ耳と一ノ倉岳、茂倉岳 トマには外国人のバックカントリー団体さんが 登頂してドロップの準備中。 その脇を下山開始

この眺めをひとつひとつ
かみしめるように

この眺めをひとつひとつ かみしめるように

この眺めをひとつひとつ かみしめるように

ゆっくり、ゆっくりと降りていく

ゆっくり、ゆっくりと降りていく

ゆっくり、ゆっくりと降りていく

おりたくないなぁ

おりたくないなぁ

おりたくないなぁ

肩ノ小屋まで下りて
眼前に迫る主稜線と再び対峙

肩ノ小屋まで下りて 眼前に迫る主稜線と再び対峙

肩ノ小屋まで下りて 眼前に迫る主稜線と再び対峙

いつかは歩いてみたい道

いつかは歩いてみたい道

いつかは歩いてみたい道

肩ノ小屋は生クリームで包まれたお菓子の家みたい

肩ノ小屋は生クリームで包まれたお菓子の家みたい

肩ノ小屋は生クリームで包まれたお菓子の家みたい

とっても名残惜しい山頂部から下山開始。
ザクザク下りていくと

とっても名残惜しい山頂部から下山開始。 ザクザク下りていくと

とっても名残惜しい山頂部から下山開始。 ザクザク下りていくと

さっきまで谷川岳トップにいた
外国人バックカントリーの方々が
次々に滑り下りてくる

さっきまで谷川岳トップにいた 外国人バックカントリーの方々が 次々に滑り下りてくる

さっきまで谷川岳トップにいた 外国人バックカントリーの方々が 次々に滑り下りてくる

次はどこにする?

次はどこにする?

次はどこにする?

爼倉山稜、奥には苗場山かな

爼倉山稜、奥には苗場山かな

爼倉山稜、奥には苗場山かな

強者どもの夢のあと

強者どもの夢のあと

強者どもの夢のあと

惹き付けられる山姿

惹き付けられる山姿

惹き付けられる山姿

ボーダーに踏みあとが消され
ズボッと、たまに踏み抜き。
それはそれで楽しんで下る

ボーダーに踏みあとが消され ズボッと、たまに踏み抜き。 それはそれで楽しんで下る

ボーダーに踏みあとが消され ズボッと、たまに踏み抜き。 それはそれで楽しんで下る

雪の尾根の一本道

雪の尾根の一本道

雪の尾根の一本道

何度も山頂を振り返る

何度も山頂を振り返る

何度も山頂を振り返る

武尊山に向かって歩く

武尊山に向かって歩く

武尊山に向かって歩く

もうすぐで終わり、
寂しいので雪と戯れてみる。

もうすぐで終わり、 寂しいので雪と戯れてみる。

もうすぐで終わり、 寂しいので雪と戯れてみる。

朝日岳、白毛門が大きく見えてきた。

朝日岳、白毛門が大きく見えてきた。

朝日岳、白毛門が大きく見えてきた。

天神平ロープウェイ駅前の
雪深い斜面を埋もれながら下っていく。

天神平ロープウェイ駅前の 雪深い斜面を埋もれながら下っていく。

天神平ロープウェイ駅前の 雪深い斜面を埋もれながら下っていく。

下山開始から1時間半
両耳を見上げて、今日の山歩きはおしまいです。
何度目かにして、はじめて姿をみせてくれた
美しい主稜線。しばらく余韻に浸っています

下山開始から1時間半 両耳を見上げて、今日の山歩きはおしまいです。 何度目かにして、はじめて姿をみせてくれた 美しい主稜線。しばらく余韻に浸っています

下山開始から1時間半 両耳を見上げて、今日の山歩きはおしまいです。 何度目かにして、はじめて姿をみせてくれた 美しい主稜線。しばらく余韻に浸っています

真っ暗な高速に車を走らせ 朝日が山々を淡く染めるころ 群馬県 赤城SAにたどり着いた。 はるか先にみえる双耳峰が 今日の目指す山頂だ。

谷川岳ロープウェイに到着 前日の積雪でロープウェイの開始が 30分ほど遅れるアナウンスが流れる このレッドカーペットは いつきてもドキドキする。

ロープウェイで上がった 天神平を10時に出発 見えている両耳へのピストンが 今日のルートだ。 いきなりの眺望に気分があがる。

序盤からいきなりの急登。 ボーダーがあげる雪煙をかぶりながら ふかふかな新雪を登っていく。

青と白の世界がとても気持ちがいい

振り向けば、3日前に歩いた 剣ヶ峰山から武尊山の稜線が くっきりと見える。

尾根にあがると、そこには 西黒尾根へ裾野を広げる 谷川岳が待ちかまえていた。

白毛門、朝日岳も雪深い

天神尾根を先行者が進んでいく 先頭はラッセルかもしれない

やはり暖冬なのか、 昨年より雪は確かに少ないようだ

それでも、このパウダースノーを求め 世界中から沢山のバックカントリーボーダーや登山者が今日もこの山に集う

ロープが出ていた難所を下り一息 気温は低いが強い日差しと照り返しで 暑いくらいだ。

歩きはじめて一時間。小ピークを 雪崩に気をつけながらトラバース。 すると、

再び視界がひらけた先に 爼倉山稜が堂々たる姿でそびえていた

定番の雪に埋もれる熊沢穴の避難小屋 例年より少ないとはいえ やはり谷川岳の雪深さを感じることができる光景だ

先行者により踏みかためられて 歩きやすくなってきた白い道を 再び登りはじめる

空気も澄んで 遠くに富士山もみることができた

大分上がってきた天神尾根は

絶好の天候で平日でも渋滞中

オジカ沢の頭から爼倉山稜への稜線は 前回もみることはできた やはり美しい

飛行機雲がのびる青空

冬の爼倉の岩壁は迫力がある

オジカ沢の頭はたおやか

とろりとした白肌を眺めながら 少し休憩

歩いてきた天神尾根には まだまだ登ってくる後続者が列をなす。

新潟側に薄い雲はかかっているが どうやら今日は この青空を見続けられるようだ

標高があがるにつれ これまでのモフモフとは違い カチカチになってきた斜面を 気をつけて登っていく

登山をはじめた頃から憧れ続けた主稜線が 広々とした白い壁の向こうに待っている。

振り返りたい衝動に駆られなが 上がっていけば、道標モンスターが鎮座

濃紺の空を仰ぎ深呼吸 振り向けば、そこには

待ち焦がれた絶景が広がっていた

遠くまでのびる谷川連峰の主稜線に どこまでも広がる青い空

幸せをかみしめ 今日の天候に感謝しながら 白く輝く山の波をしばし眺める

そして 登山開始から二時間半 ほぼコースタイム通りで 谷川岳 トマの耳 登頂

天高く突き上げるオキノ耳

今回はガスに隠れることなく その姿すべてをみせてくれた

見渡せば 夢にまでみた景観が今目の前に

吸い込まれていきそう

次なるピーク オキノ耳に向かって 雪庇の橋を渡っていく

見上げてトマの耳

オキ側からのトマ 谷川岳を象徴する眺めのひとつだ

2000mに満たない 山からの眺めとは思えない景観を

はじめてこの目でみることが叶い 夢中でシャッターをきる。 雪庇に腰掛けている登山者が いるように見えて少し怖い・・

トマからオキへの短い稜線の間には、

雪と風が生み出しだした作品が数多くある。

シュカブラ越しにトマノ耳 ゆっくりと弓状の白い稜線を歩いていけば

登りはじめから、約3時間で 谷川岳 オキノ耳 登頂 皆さんと順番で撮りあいっこ ありがとうございました。

ちょっと奥の院まで モナカ状の雪面を 慎重にトラバースして歩いていきます

立派なエビのしっぽが育成中の 奥の院に到着

雪がびっしり張り付いた 岩場を回り込んだその先には

一ノ倉岳、茂倉岳がどーん 晩夏に歩いたときはガスで見れなかった稜線。

奥の院からオキノ耳とトマノ耳 ここからだとと耳らしく見えますね

稜線と記念撮影しながら

静かな奥の院でまったりと休憩

一ノ倉岳に登山者の声が どこから上がってきたのだろうか

そろそろロープウェイの時間も気になり始めたので戻ることにします。

午後の光で 山肌が艶やかになる時間

オジカ沢の頭

万太郎山かな

爼倉山稜へのびる稜線

オキノ耳まで戻ってきました。 非対称山稜がよくわかる

トマから西黒尾根

やっぱりいいな主稜線の眺め

振り返りオキノ耳

せりだした雪庇を横目に

登り返して

トマノ耳まで戻りオキノ耳を眺める。 よくみるとボーダーのドロップあとが見えますね。ここから滑るなんて驚き

オキノ耳と一ノ倉岳、茂倉岳 トマには外国人のバックカントリー団体さんが 登頂してドロップの準備中。 その脇を下山開始

この眺めをひとつひとつ かみしめるように

ゆっくり、ゆっくりと降りていく

おりたくないなぁ

肩ノ小屋まで下りて 眼前に迫る主稜線と再び対峙

いつかは歩いてみたい道

肩ノ小屋は生クリームで包まれたお菓子の家みたい

とっても名残惜しい山頂部から下山開始。 ザクザク下りていくと

さっきまで谷川岳トップにいた 外国人バックカントリーの方々が 次々に滑り下りてくる

次はどこにする?

爼倉山稜、奥には苗場山かな

強者どもの夢のあと

惹き付けられる山姿

ボーダーに踏みあとが消され ズボッと、たまに踏み抜き。 それはそれで楽しんで下る

雪の尾根の一本道

何度も山頂を振り返る

武尊山に向かって歩く

もうすぐで終わり、 寂しいので雪と戯れてみる。

朝日岳、白毛門が大きく見えてきた。

天神平ロープウェイ駅前の 雪深い斜面を埋もれながら下っていく。

下山開始から1時間半 両耳を見上げて、今日の山歩きはおしまいです。 何度目かにして、はじめて姿をみせてくれた 美しい主稜線。しばらく余韻に浸っています

この活動日記で通ったコース

天神平駅発着|天神尾根・谷川岳往復コース

  • 04:53
  • 6.4 km
  • 888 m
  • コース定数 20

土合駅から少し歩いて谷川岳ロープウェイを利用して天神平へ。そこから谷川岳の頂上オキの耳まで往復するコース。