03:28
6.4 km
875 m
★谷川岳[※ロープウェイ利用](天神平 IN/OUT)
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 (群馬, 新潟)
2025.12.13(土) 日帰り
写真はコチラ⇒https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-9060611.html いよいよ冬到来‼️ 山は季節の移ろいと共にそれぞれに新緑や紅葉などの美しさを魅せてくれるが、冬もまた素晴らしい世界を魅せてくれる^_^ 冬の山に登るには冬の装備が必要だったり、春~秋とはまた異なるリスクがあったり、楽しむためのハードルはより高くなるのだが、それでも冬山で味わえる感動は捨て難い^_^ 谷川岳ヨッホへ 始発電車を乗り継いで谷川岳ヨッホ(ロープウェイ)を目指す。外はまだ真っ暗。電車に乗っている間に徐々に空が白んでくると、あたりの山々にしっかりと雪が積もっているのがわかった。 浅間山はガトーショコラよりもちょっとシュガーパウダー多め^_^ 赤城さんは樹木が真っ白になっている。霧氷がついているのだろうか。 妙義山、榛名山は白くないな^_^ 電車は新前橋を過ぎて山間部に入っていく。山が近くなり、あたりに雪が多く見られるようになる。 時折見える遠くの山(谷川岳周辺の山?ちょっとよくわからない^_^)は真っ白だ。 水上駅で下車し、関越交通バスを待つ。 待っている間に装備を整え、いつでも山に飛び込める体制ができた。 登山開始 急遽新潟の友人が参加してくれた^_^ 楽しい山行になりそうだ^_^ ロープウェイに乗り、天神平まで運んでもらう。 ありがたい‼️こんなお手軽に高地冬山登山をさせてもらえるなんて^_^ 装備は、足元が冬靴+アイゼン。手にはポール+ピッケル。このスタイルは昨年の越後駒ヶ岳で見かけて「良いな」と思っていたので取り入れてみた。(良いね👍) 遅めのスタートだったので、トレースはしっかりある。 トレースは盗むもの^_^ ありがとうございまーす。 時折ズボリながらも軽快に進んでいく。 今シーズン初めての雪山なので、氷点下に身体が慣れてないし、レイヤリング、着衣調整など若干手探り感があったが序盤は風も全くなく、ただただ暑い‼️ 谷川岳山頂へ 熊穴沢避難小屋に到着。小屋の付近にはテントが何張か設営されている。雪山テント泊は、、、もういいかなあ^_^ 楽しさとしんどさのバランスを考えると気力が湧いてこない、、、^_^ やるとしても残雪期かな。 避難小屋から先はぐっと標高が上がる。それに連れて風も強くなり体感する寒さが厳しくなる。 写真を撮るためにグローブを外すのだが、数秒で指先の感覚がなくなる。タッチペン持ってきたらよかったな、、、 肩の小屋まで上がってくると谷川岳主脈が一際美しい。 谷川岳山頂からの景色 谷川岳主脈に囲まれた湯沢町方面は雲海が広がる。雲海を堰き止める万太郎山とそこに続く稜線は白く、山の輪郭がはっきりと見える。遠くに見える台形の山は苗場山か。 トマの耳に上がり、オキの耳を見る。 トマ?オキ?つい先日までその名前に特段の興味もなかったが、「手前(トマ)の耳」「奥(オキ)の耳」ということを知り、位置関係も含めてスッと理解ができた^_^ 言うまでもないが、耳については谷川岳が双耳峰であるからだ^_^ オキの耳に続く稜線には雪庇が少し出来上がっている。2月あたりまでくると巨大な雪庇が育っているんだろうな。 オキの耳の先には一ノ倉岳が続いている。冬に歩くのは難しいが谷川岳から一ノ倉岳へ続く「谷川岳馬蹄コース」もいつか歩いてみたい。 トマの耳からオキの耳を眺め、今度はオキの耳からトマの耳を眺める。東側に雪庇を伴い切れ落ちている姿はまさに畏怖。春~秋の谷川岳も素晴らしいのだろうが、冬の谷川岳もまた見過ごせない山だと思った。お手軽にロープウェイで上がりながらこの絶景を味わえるなんて、ほんと感謝だな。 岩や樹木に張り付く「エビの尻尾」、雪面のシュカブラ、自然の造形美もまた美しい。 下山 下りるのが勿体無い。と思いながらも寒さが厳しい。仕方なく下山開始。 下りは踏み跡がないフカフカの雪を踏みながら一気に下る。天神平ではわざとトレースを外れて下りラッセル^_^股下まで雪に埋まりながら前進。楽しい😀 年甲斐もなく雪と戯れてみる^_^ なんと楽しい山行なんだろう^_^ また来る。絶対に来る。ステキな山でした^_^ 写真はコチラ⇒https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-9060611.html