活動データ
タイム
11:15
距離
13.0km
のぼり
1262m
くだり
1278m
活動詳細
すべて見る栃木県から、R119、R120そしてR122を進み、群馬県みどり市の沢入で国道を右折し、午前4時40分折場登山口の駐車場に到着しました。既に3台が先着していましたが、まだ薄暗かったためか皆さん車中で待機していました。私たちは、東屋でおにぎりの朝食を済ませてから登山準備し、午前5時11分登山開始しました。小山市から来たという先輩男性と一緒でしたが、この方、もう何回も来ているというベテランさんで色々教えていただき勉強になりました。朝露に濡れるアカヤシオを堪能しつつ足を進め、弓の手コースの言われであろう場所に到着すると、太陽の上昇とともに徐々にガスが晴れてきました。目の前には、弓の手に伸びる稜線と、雲海に浮かぶ袈裟丸山の絶景が広がりました。今日は、これだけで十分と思える位、幻想的な世界でした。さらに足を進めると、右手の小高いピークに立ち寄ると、今度は南西の方角に雲海に浮かぶ赤城山、その左手に斜面を赤く染めるアカヤシオの群落が目に飛び込んで来ました。この感動は現場でしか味わうことが出来ないでしょう!画像、映像だけでは無理でしょう。その後、アカヤシオ満開のつつじ平を抜け、賽の河原、小丸山へと進みましたが、小丸山から見えた日光男体山、奥白根山、庚申山等の絶景にも感動しました。コーヒーを飲みながら、その絶景をしばらく楽しんでから山頂を目指しました。小丸避難小屋の手前になると、右手からガスが広がって来て視界が悪くなってきました。避難小屋の先は、白樺林が広がる平坦な道で気持ちよく足を進めることが出来ました。登りになると所々に白い残雪が認められ、時々顔に当たるそよ風に雪の冷たさが感じられました。前袈裟丸山の頂上手前では、先行した相模原市の女性とすれ違い、山頂到着すると太田市の女性と栃木市の男性がランチを楽しんでいました。この時、山頂はガスの中で視界がきかなかったのが残念でした。私たちは、ランチではなく酒盛りの準備をして缶ビールで乾杯して疲れを癒してから、コーンとモヤシがいっぱいのマルちゃん正麺で腹を満たしました。それから、リュックサックをデポして、後袈裟丸山方面の様子を見に行ったのです。途中、立ち入り禁止の看板がありましたが、自己責任でその先に進むと、八反張という危険個所に出ました。そこは、確かに風化はしていますが、行けそうなので注意しながら渡り、後袈裟丸山まで登りました。山頂には、埼玉県から来たという男女4人のベテランさんがいて、群界尾根登山口方面に降りていきました。私たちは、そこから前袈裟丸山に戻りリュックサックを回収してから、小丸山手前でショートカットすべく、右手の笹の中に進んだのです。しばらく進むとなんとアカヤシオの群落に出会いました。感動しながら、アカヤシオを追って下って行くと、沢の音が大きくなったので降りて行きました。GPSでその位置を確認すると、ルートからかなり外れていることが分かりました。このまま沢を下るか検討しましたが、正規ルートに戻ることとし、笹の中をコースに向けて登りました。ところが、この藪漕ぎが大変で、摂取したビールの分もあって汗びっしょりでした。しばらくしてコースに戻り、無事下山となりましたが、素晴らしい一日となりました。袈裟丸山ありがとう、来年また来るからね!
動画
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