『笠取山・燕山』 奇跡の山行

2024.04.25(木) 日帰り

活動データ

タイム

08:17

距離

13.1km

のぼり

1087m

くだり

1081m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 17
休憩時間
2 時間 22
距離
13.1 km
のぼり / くだり
1087 / 1081 m
1 34
31
1 39
36
27
18
9
1 5

活動詳細

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今週は奥秩父主脈に鎮座する「笠取山」へ。 タイトルの奇跡の山行ってまた大袈裟なタイトルだと思われるかもですが、正に奇跡としか言いようのない出会いに私自身も驚いた1日でした! 今回も青梅の自宅を朝5:50に出発。 7:15頃に笠取山の登山口のある作場平駐車場に到着していつもの様に朝食を終えて出発準備をしていると一台の車が入ってきました。 男女の登山者さんが出てきて私達とほぼ同時の出発で歩き始めることに。 歩くのが遅い私達からはあっという間に見えなくなるお2人。 しかし30分ほど歩いたところのヤブ沢と一休坂の分岐のベンチで休憩されていたのか追いつく。 そこで奇跡が起こる。 挨拶から始まり男性登山者Aさんから 「どちらから?」 なんて山ではよくある会話。 ちなみに山あるあるの「どちらから?」は「どちらの町から?」のパターンと「どちらの登山口から?」のパターンで噛み合わない時がある笑 話しを戻して 私「青梅からです。」 と言うとAさんも以前住んでいたそう。 私「へ〜!どの辺ですか?」 Aさん「N町」 なんと、今私達の住んでる町! 私「三丁目です〜」 なんと、同じ町内だそう。 Aさん「N歯科の辺」 N歯科は我が家の斜め前! この辺からなんとも言えないザワザワした心境に。 ご近所の知ってる方の名前を出すと全員知っている。 私と妻は顔を見合わせて驚く。 まさか… 我が家は賃貸の一軒家。 私「HさんとRさんの間の家です。」 やはり!Aさんの住んでいた家もそこ。 今私たち夫婦が住んでいる家にAさんも住んでいた… その場にいた一同が驚きの声を上げた。 すかさず私「Aさんですか?」 なんと私はご近所の方に聞いた以前今の家に住んでいた方の名前をなぜか覚えていた。(しかも前の住人のさらに前の住人の名前) 正にAさんその人だった。 同じ家に今住む住人と以前の住人でありつつ見ず知らずの人が、なんの関わり合いもなく同じ日に同じ山の同じ登山口から同時に出発して挨拶を交わしてその事を知る。 こんなドラマでも大分無理な設定だとツッコミたくなることが現実に起こったことに言いようのない興奮を覚える。 Aさんは今は山梨県に住んでおられて今日はそちらからということなので、私達とは反対から来られたそう。 その後も初対面では成立するはずのない話に盛り上がりました笑 そんな出会いに夫婦共々驚きつつ今回の山行は本当に楽しいものとなりました。 最近は大月市の秀麗富嶽十二景が多かったのでと、今回は赴きを変えて笠取山のある奥秩父山塊へ。 夫婦では奥秩父山塊は西沢渓谷を除き初めての山行です。 水干で有名な笠取山は傘の様な形の山、昔この辺で出会った人達が傘を取って挨拶をしたからこの名がついたとか。 明治11年に地元の猟師によって発見された水干があり東京都の水源林となっている。 その為東京都水道局によって整備されこの一体は非常に歩きやすく自然が素晴らしい山でした。 70%を占める天然林にはいっさい手をつけず伐採せず、残る人工林は奥地林とその他に分け、間伐と植林で理想的な混合林を作っているそうだ。 流れる沢の清涼感を感じつつミズナラの天然林を越えると笠取小屋へ。 綺麗に整備されたテント場やトイレもありました。 そこを越えると一気に視界は開けて笹の広がる高原へ。 周りの山々が見渡せる展望も見えてきました。 三つの大きな河川の分水嶺にも位置する丘を越えると見事な笠のカタチをした笠取山の急登が目の前に。 急登を登っていくと徐々に見えなかった遠くのアルプスや富士山の全景が見えてきます。 古い本で読むと眺望のなかった山頂も今は大絶景。 今日は昨日の雨もあって済んだ空気でクリアな富士山を撮る事が出来ました。 反対斜面に下山して水干へ。 普段は枯れていることが多い様だが今日はしっかり滴っている! この一滴があの多摩川になっていると聞くが、実際に見るとやはり感慨深い。 先ほどの出会いや絶景の富士、水干の一滴と言い今日はホントに運が良いねと妻と2人上機嫌。 歩きやすくまだまだ妻も元気だったので雁峠とその先の燕山へ足を伸ばしてみることに。 しかしこれが意外と大変でさっきまで上機嫌だった妻が本日も愚痴モードに… なんとか励まして燕山へ。 展望ないかと思いきやここからもなかなかの展望でした。 奥秩父主脈を少しながら縦走できた満足感。 珍しく妻がまた来たいと言った山となりました。

和名倉山・笠取山・東仙波 本日も車で朝食
本日も車で朝食
和名倉山・笠取山・東仙波 登山口
登山口
和名倉山・笠取山・東仙波 木道整備されてます
木道整備されてます
和名倉山・笠取山・東仙波 橋もたくさん掛かってます
橋もたくさん掛かってます
和名倉山・笠取山・東仙波 すぐに暑くなってきました
すぐに暑くなってきました
和名倉山・笠取山・東仙波 ミズナラの天然林
ミズナラの天然林
和名倉山・笠取山・東仙波 ここで富士山確認、まだ午前中の済んだ空
ここで富士山確認、まだ午前中の済んだ空
和名倉山・笠取山・東仙波 砂金かと思ったら後で調べると雲母だそう。
妻と一緒に大はしゃぎして今度スコップ持ってくる?とか言ってるアホな夫婦
砂金かと思ったら後で調べると雲母だそう。 妻と一緒に大はしゃぎして今度スコップ持ってくる?とか言ってるアホな夫婦
和名倉山・笠取山・東仙波 ここから見える大菩薩嶺はカタチが良い
ここから見える大菩薩嶺はカタチが良い
和名倉山・笠取山・東仙波 分水嶺へ
分水嶺へ
和名倉山・笠取山・東仙波 徐々に遠くの山が見えてきました
徐々に遠くの山が見えてきました
和名倉山・笠取山・東仙波 立ちはだかる急登
立ちはだかる急登
和名倉山・笠取山・東仙波 いざ!
いざ!
和名倉山・笠取山・東仙波 雁峠方面にも登山者さんが見えました
雁峠方面にも登山者さんが見えました
和名倉山・笠取山・東仙波 南アルプスクッキリ
南アルプスクッキリ
和名倉山・笠取山・東仙波 一休みして振り返る
一休みして振り返る
和名倉山・笠取山・東仙波 また急登を登る
また急登を登る
和名倉山・笠取山・東仙波 到着
到着
和名倉山・笠取山・東仙波 なぜか先週の牛奥ノ雁ヶ腹摺山よりも富士山が大きく感じる
なぜか先週の牛奥ノ雁ヶ腹摺山よりも富士山が大きく感じる
和名倉山・笠取山・東仙波 農鳥を教えていただきました。
農鳥を教えていただきました。
和名倉山・笠取山・東仙波 富士と大菩薩
富士と大菩薩
和名倉山・笠取山・東仙波 南アルプス方面
南アルプス方面
和名倉山・笠取山・東仙波 確かに鳩サブレ
確かに鳩サブレ
和名倉山・笠取山・東仙波 もう一つのピーク
もう一つのピーク
和名倉山・笠取山・東仙波 水干へ
水干へ
和名倉山・笠取山・東仙波 多摩川最初の一滴
多摩川最初の一滴
和名倉山・笠取山・東仙波 必死に水干で写真を撮ってる私を置いてサッサとランチの準備をする妻
必死に水干で写真を撮ってる私を置いてサッサとランチの準備をする妻
和名倉山・笠取山・東仙波 パンパンに
パンパンに
和名倉山・笠取山・東仙波 本日のランチ
本日のランチ
和名倉山・笠取山・東仙波 MYOGしたアストロフォイル内蔵バッグ。
ポカリはしっかり凍ってました。
MYOGしたアストロフォイル内蔵バッグ。 ポカリはしっかり凍ってました。
和名倉山・笠取山・東仙波 デザートは冷たいコーヒーゼリー
デザートは冷たいコーヒーゼリー
和名倉山・笠取山・東仙波 雁峠から燕山へ
雁峠から燕山へ
和名倉山・笠取山・東仙波 まだ元気そう
まだ元気そう
和名倉山・笠取山・東仙波 雲取山まで17キロ、歩いてみたい
雲取山まで17キロ、歩いてみたい
和名倉山・笠取山・東仙波 綺麗な笠のカタチ
綺麗な笠のカタチ
和名倉山・笠取山・東仙波 愚痴を言いつつなんとかたどり着いた
愚痴を言いつつなんとかたどり着いた
和名倉山・笠取山・東仙波 やっぱり来てよかった
やっぱり来てよかった
和名倉山・笠取山・東仙波 燕山からの富士
燕山からの富士
和名倉山・笠取山・東仙波 アルプス方面
アルプス方面
和名倉山・笠取山・東仙波 今週はショルダーに装着するペットボトルホルダーを製作してみました。
ザックのサイドにあるよりやはりラクに取れて小まめな水分補給ができます
今週はショルダーに装着するペットボトルホルダーを製作してみました。 ザックのサイドにあるよりやはりラクに取れて小まめな水分補給ができます
和名倉山・笠取山・東仙波 和奈倉山の上には積乱雲
和奈倉山の上には積乱雲
和名倉山・笠取山・東仙波 雁峠戻ってきました。ここも気持ちの良いところ
雁峠戻ってきました。ここも気持ちの良いところ
和名倉山・笠取山・東仙波 ヤブ沢から下る
ヤブ沢から下る
和名倉山・笠取山・東仙波 沢の作る自然美
沢の作る自然美
和名倉山・笠取山・東仙波 到着
到着

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